パソコン選びでよく目にする「Ryzen(ライゼン)」の文字。CPUのRyzenとは、AMD(エーエムディー)という半導体メーカーが開発しているCPUブランドのことで、Intel(インテル)の「Core」シリーズと並ぶ、世界二大CPUのひとつです。
Intelとの違いをひとことで言うと、「別の会社が作っているライバルブランドのCPU」で、同じ価格帯なら性能バランス(コスパ)に強みがあるのがRyzenです。「名前は見たことあるけど、Intelと何が違うのか分からない」「型番の数字やアルファベットが複雑で、どれを選べばいいのか迷う」という方も多いですよね。
この記事では、Ryzenの基本とIntelとの違い、型番の読み方、用途別の失敗しない選び方、そしてRyzenを搭載したおすすめのゲーミングPCまで、初心者の方にも分かるようにやさしく解説していきます。
Ryzenとは、AMDが開発するCPUブランドのことです。迷ったらRyzen 5か7を、グラボ・メモリ16GB・SSDとセットで選べば失敗しません。
- RyzenはIntelのCoreと並ぶ世界二大CPUのひとつ。同時作業とコスパに強い
- 型番は「シリーズの数字(3<5<7<9)+末尾の文字」で読める。F=グラボ必須、X3D=ゲーム特化
- フルHDでゲームを快適に遊ぶならRyzen 5 7500F+RTX 5060搭載の20万円台前半モデルが定番
- RyzenとはどんなCPUなのか(Intelとの違い)
- 型番の数字と末尾のアルファベットの読み方
- 用途別・失敗しないRyzen搭載PCの選び方
- Ryzenを搭載したおすすめPC5機種(用途・価格帯別)
RyzenとはAMDが開発するCPUブランド

Ryzen(ライゼン)とは、半導体メーカーのAMDが開発・販売しているCPUのブランド名です。初代モデルの登場以来、「高性能なのに価格が手頃」という評判で人気を集め、今ではゲーミングPCから普段使いのノートパソコンまで、幅広い製品に採用されています。
CPUはパソコンの「頭脳」にあたるパーツで、処理の速さや快適さを大きく左右します。CPUの役割そのものから知りたい方は、CPUとは?パソコンの頭脳の記事もあわせてどうぞ。
Ryzenの大きな特徴は、マルチコア設計(=処理を担当する「コア」をたくさん積んで、同時に多くの作業をこなせるようにした設計)です。ゲームをしながら録画や配信をする、動画を書き出しながらネットを見る、といった「ながら作業」に強いのが持ち味です。
ひと昔前まで、CPUといえばIntelがほぼ独走状態でした。しかしRyzenの登場で状況は大きく変わり、現在ではBTOパソコンやゲーミングPCの世界で、Ryzenは定番の選択肢になっています。実際、大手BTOメーカーのラインナップを見ると、IntelモデルとRyzenモデルが当たり前のように並んでいますよ。

RyzenとIntelは、別の会社が展開するCPUブランドです。グレード名が似ていても、同じシリーズではありません。
RyzenとIntelの違いをやさしく比較


RyzenとIntel(Core)の違いとは、開発しているメーカーが違うということです。性能の傾向としては、Ryzenは多くのコアを活かした同時作業とコスパに、IntelのCoreは1つの処理を速くこなすことと採用実績の多さに、それぞれ強みがあります。
結論から言うと、RyzenとIntelは「どちらかが一方的に優れている」という関係ではありません。それぞれに得意分野があり、世代やモデルによって優劣が入れ替わってきた、良きライバル同士です。
まずは両者の違いを、ざっくり表で整理してみましょう。
| 項目 | Ryzen(AMD) | Core(Intel) |
|---|---|---|
| 開発メーカー | AMD | Intel |
| シリーズの分け方 | Ryzen 3 / 5 / 7 / 9 | Core i3 / i5 / i7 / i9 など |
| 得意な傾向 | コア数を活かした同時作業、価格と性能のバランス | 1つの処理を速くこなすのが得意なモデルが多い |
| こんな人と相性が良い | コスパ重視でゲームや創作も楽しみたい人 | 採用パソコンの多さ・実績を重視する人 |
シリーズ名の数字は、どちらも「3→5→7→9」の順にグレードが上がる仕組みです。Ryzen 5はCore i5、Ryzen 7はCore i7とおおよそ対応するとイメージすると分かりやすいですよ(近年のIntelには「Core Ultra」という新しい名前のシリーズもあります)。
Intelの現行モデルは「Core Ultra 200Sシリーズ」という名称で、Core Ultra 5・7・9というグレード分けです(2026年7月時点)。処理が得意なコアと省電力なコアを組み合わせた設計や、AI処理を担当するNPU(=AI処理専用の演算チップ)を内蔵している点が特徴です。
RyzenとIntelどちらを選ぶか迷ったときの詳しい比較は、IntelとAMD Ryzenどっち?CPU性能比較で初心者が見るべきポイントでも解説しています。
そして、Ryzenが人気を集めてきた最大の理由が、同じ予算でもワンランク上の構成を狙いやすいコストパフォーマンスです。BTOのゲーミングPCでは、同じグラフィックボードを積んだモデル同士を比べると、Ryzen搭載機のほうが少し手頃な価格になっているケースもよく見かけます。
ただし、ソフトやゲームとの相性、世代ごとの性能差もあるため、「Ryzenだから必ずお得」と決めつけるのは禁物です。大切なのは、次の章で解説する「型番の読み方」を知って、自分の用途に合ったグレードを見極めることですよ。
Ryzenの型番の見方【数字と末尾の文字が分かれば怖くない】
Ryzenの型番とは、「シリーズの数字」「製品番号(世代)」「末尾のアルファベット」の3つの要素で、性能のグレードと特徴を表す名前のルールのことです。
Ryzenの型番は一見複雑に見えますが、読み方のルールはたった3つです。実際に販売されているCPU「Ryzen 7 7700」を例に分解してみましょう。
- Ryzen:ブランド名(AMDのCPUであることを表す)
- 7:シリーズ(グレード)。3<5<7<9の順に高性能
- 7700:製品番号。先頭の数字が世代の目安で、大きいほど新しい傾向
シリーズの数字は「グレード」を表す
Ryzen 3はエントリー(ネットや事務作業向け)、Ryzen 5はミドルクラス(日常使い+ゲーム入門)、Ryzen 7は上位(本格的なゲームや動画編集)、Ryzen 9は最上位(配信やクリエイティブ作業をがっつり)という位置づけです。
迷ったらRyzen 5か7を選べば大きな失敗はありません。さらに上には、プロのクリエイター向けに「Threadripper(スレッドリッパー)」という特別なシリーズも用意されています。
数字が大きいほどグレードが上がるイメージを、目安としてグラフにするとこんな感じです。
製品番号の先頭の数字は世代の目安になっていて、たとえば「7700」なら7000番台の世代、というように読み取れます。同じシリーズなら、番号が大きいほど新しく高性能な傾向と覚えておけば十分ですよ。
世代の違い【最新はZen5世代のRyzen 9000シリーズ】
Ryzenは数年おきに新しい「世代」が登場し、内部の設計(アーキテクチャ)が刷新されます。2026年7月時点の最新世代は、「Zen5」を採用したRyzen 9000シリーズ(Ryzen 5 9600X〜Ryzen 9 9950Xなど)です。
AMDの発表によると、Zen5は前世代の「Zen4」(Ryzen 7000シリーズ)と比べてIPC(=クロックあたりの処理性能)が平均約16%向上したとされています。この記事の例に出した「Ryzen 7 7700」はZen4世代ですが、型落ちではなく今も新品で売れ続けている人気モデルです。
BTOパソコンでは、コスパ重視のモデルにRyzen 7000シリーズ、最上位モデルに最新のRyzen 9000シリーズを採用するケースがよく見られます。2つの世代の違いを表で整理すると、以下のようになります。
| 世代 | 代表的なモデル | アーキテクチャ | コア/スレッドの例 |
|---|---|---|---|
| Ryzen 7000シリーズ | Ryzen 5 7500F・Ryzen 7 7700 | Zen4 | 6コア12スレッド〜8コア16スレッド |
| Ryzen 9000シリーズ | Ryzen 5 9600X〜Ryzen 9 9950X | Zen5(IPC約16%向上) | 6コア12スレッド〜16コア32スレッド |
出典: AMD公式サイト(デスクトップ向けRyzenプロセッサ)(2026年7月17日取得)
実際の性能差は、世界的に使われるベンチマーク「PassMark」のスコアで見ると分かりやすいですよ。マルチスレッドスコアはRyzen 5 7500Fが26,544、Ryzen 7 7700が34,330(2026年7月17日取得)。この記事に登場する主なCPUを表で比べてみましょう。
| CPU | シリーズ/世代 | マルチスレッド | シングルスレッド |
|---|---|---|---|
| Ryzen 5 5500GT | Ryzen 5(5000番台) | 18,994 | 3,060 |
| Ryzen 5 7500F | Ryzen 5(7000番台・Zen4) | 26,544 | 3,826 |
| Ryzen 7 7700 | Ryzen 7(7000番台・Zen4) | 34,330 | 4,050 |
| Ryzen 9 9900X3D | Ryzen 9(9000番台・Zen5) | 56,144 | 4,638 |
出典: PassMark CPU Benchmarks(cpubenchmark.net)(2026年7月17日取得)。スコアは集計状況により変動します。
シリーズの数字と世代が上がるほど、スコアもきれいに伸びていますよね。同じRyzen 5でも、世代が新しいほうが大きく高性能。型番を読むときは「シリーズの数字」と「世代」をセットで見るのがコツです。
型番の基本的な読み方はCPU全般に共通する部分も多いので、CPUの型番の読み方を解説もあわせてどうぞ。
末尾のアルファベットは「特徴」を表す
型番の末尾に付くアルファベットには、それぞれ意味があります。代表的なものを表にまとめました。
| 末尾の文字 | 意味 |
|---|---|
| 無印(例:7700) | 標準モデル。バランス型で扱いやすい |
| X | 動作クロックを高めた高性能版 |
| X3D | 大容量キャッシュを搭載したゲーム向けの特別版 |
| F | 内蔵グラフィックス非搭載。グラボが必須 |
| G | 内蔵グラフィックスを強化したモデル |
特に覚えておきたいのが「F」です。末尾にFが付くモデルは映像を出力する機能(内蔵グラフィックス)を省いているため、グラフィックボードのないパソコンでは画面が映りません。その分価格が抑えられているので、グラボを必ず搭載するゲーミングPCとは相性抜群なんですよ。



Fモデルは単体では画面を映せない点に注意です。ただ、グラボ搭載のBTOパソコンで選ぶ分には何も問題ありませんよ。
X3Dは「ゲームに強い」特別なモデル
型番の末尾に「X3D」と付くモデルは、3D V-Cache(=処理に使うキャッシュメモリを立体的に積み重ねて大容量化する技術)を搭載した、ワンランク上の特別なCPUです。
キャッシュが大きいほどゲーム中に必要なデータをすぐ取り出せるため、フレームレートが伸びやすくなります。処理が重いゲームほど効果を感じやすく、動画編集など創作用途に強いモデルとしても展開されています。
フレームレートが勝敗を左右するFPSゲームを本格的に楽しみたい方は、FPSゲームおすすめ10選と推奨スペックの記事も参考になりますよ。
上位モデル同士の「Ryzen 7 9800X3D」と「Ryzen 9 9950X3D」はどちらを選ぶか迷う方も多いはず。用途別の違いはRyzen 7 9800X3D VS Ryzen 9 9950X3D|用途別にどっちを選ぶ?で詳しく比較しています。
失敗しないRyzen搭載PCの選び方3ステップ


よくある疑問:シリーズも末尾の文字も分かったけど、結局どうやって選べばいいの?
選び方はシンプルで、「用途→グラボ→メモリとストレージ」の順に決めていくのがおすすめです。順番に見ていきましょう。
- ネット・動画視聴・事務作業:Ryzen 3〜5で十分
- ゲームを快適に楽しみたい:Ryzen 5〜7が定番
- ゲーム+配信・動画編集:Ryzen 7〜9が安心
選ぶときは、用途ギリギリではなく「少し余裕のあるグレード」を選ぶのがおすすめです。パソコンは数年単位で使うものなので、一段上を選んでおくと将来ソフトやゲームが重くなっても対応でき、後悔が少なくなりますよ。
ゲームの快適さを大きく左右するのは、実はCPUよりもグラフィックボード(GPU)です。CPUがミドルクラスのRyzen 5でも、性能の良いグラボと組み合わせれば人気ゲームは十分快適に動きます。グラボの役割についてはグラボ(GPU)とは?の記事で詳しく解説しています。
「CPUとグラボの組み合わせで、いくらぐらいの予算を見ておけばいいの?」という方は、ゲーミングPCの予算相場はいくら?の記事が参考になりますよ。
CPUとゲームの相性をベンチマークで具体的に比べたい方は、CPUゲーム性能比較【2026年7月版】の比較表も参考になります。
どんなに良いCPUを選んでも、メモリが足りなかったりストレージが遅かったりすると、性能を活かしきれません。目安として、メモリは16GB、ストレージは高速なSSD(できればGen4対応のNVMe SSD)を搭載したモデルを選びましょう。
Ryzenの力を引き出すには、周りのパーツとのバランスが大切です。今からあえてHDDだけのパソコンを選ぶのはおすすめしません。起動やゲームのロード時間が大きく変わってしまいます。
Ryzen搭載のおすすめPC5選【用途・価格帯で選べる】
よくある疑問:Ryzenのグレードは分かったけど、結局どのパソコンを買えばいいの?候補が多くて迷う…
ここからは、Ryzenを搭載したおすすめのパソコンを用途・価格帯別に5機種ご紹介します。多くは大手BTOメーカー・ドスパラの人気ブランド「GALLERIA(ガレリア)」のモデルです。GALLERIAがどんなブランドか気になる方は、GALLERIA(ガレリア)とは?の記事もあわせてどうぞ。
価格は変動する場合があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
| モデル名 | Ryzen | GPU | メモリ/SSD | 価格(税込) | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| 【価格重視】THIRDWAVE AM-R5GIGA-01B | Ryzen 5 5500GT | 内蔵Radeon | 16GB/500GB | 99,980円(税込) | 事務・ネット・軽い作業 |
| 【コスパゲーミング】GALLERIA XGR5M-R56-GD | Ryzen 5 7500F | RTX 5060 | 16GB/500GB | 224,980円(税込) | フルHDで人気ゲームを快適に |
| 【高設定・長く使う】GALLERIA XPR7A-R57-GD | Ryzen 7 7700 | RTX 5070 | 16GB/1TB | 324,980円(税込) | WQHD高設定・将来も安心 |
| 【持ち運び】GALLERIA NDR9L-R56-C6 | Ryzen AI 9 HX 470 | RTX 5060(Laptop) | 32GB/1TB | 359,980円(税込) | 外出先でも高性能に |
| 【クリエイティブ】GALLERIA XMR9A-R57-GD | Ryzen 9 9900X3D | RTX 5070 | 32GB/2TB | 509,980円(税込) | 動画編集・配信・高負荷作業 |
※掲載モデルの在庫・価格は2026年7月17日にドスパラ公式で確認しています。
【価格重視】THIRDWAVE AM-R5GIGA-01B


- CPU:Ryzen 5 5500GT
- GPU:Radeon Graphics(CPU内蔵)
- メモリ:16GB DDR4
- ストレージ:500GB NVMe SSD
- 価格:99,980円(税込)
グラフィックボードを搭載しない分、価格を大きく抑えたモデルです。Ryzen 5 5500GTの内蔵グラフィックスだけでも、ネット閲覧や動画視聴、Officeでの事務作業、簡単な操作のゲームなら快適にこなせます。
本格的な3Dゲームを高画質で遊ぶには力不足ですが、「まずは1台、普段使いのパソコンが欲しい」という方には十分な性能です。ゲームは後からグラボ搭載モデルに買い替える、という選び方もしやすい価格ですよ。
【コスパゲーミング】GALLERIA XGR5M-R56-GD


- CPU:Ryzen 5 7500F
- GPU:GeForce RTX 5060
- メモリ:16GB DDR5
- ストレージ:500GB Gen4 SSD
- 価格:224,980円(税込)



価格とゲーム性能のバランスがよく、初めてのゲーミングPCとして検討しやすい構成です。
ミドルクラスの定番「Ryzen 5 7500F」と、グラボ「GeForce RTX 5060」を組み合わせたモデルです。末尾「F」の内蔵グラフィックスなしモデルを採用することで価格を抑えつつ、ゲームに必要な性能はしっかり確保。この記事で解説した「Fモデル+グラボ」という、Ryzenの賢い組み合わせ方のお手本のような構成です。
メモリ16GB・Gen4 SSDと基本もきちんと押さえているので、「まずは人気ゲームを快適に遊びたい」という最初の一台として安心しておすすめできます。
フルHDで人気ゲームを快適に遊ぶ構成の目安が、まさにこのRyzen 5 7500F+RTX 5060で224,980円(税込・2026年7月17日時点)です。RTX 5060がグラボ全体でどの位置の性能かは、グラボ性能比較【GPUティア表】で確認できますよ。
\初めての一台に一番人気のコスパモデル/
【高設定・長く使う】GALLERIA XPR7A-R57-GD


- CPU:Ryzen 7 7700
- GPU:GeForce RTX 5070 12GB
- メモリ:16GB DDR5
- ストレージ:1TB Gen4 SSD
- 価格:324,980円(税込)
上位グラボ「GeForce RTX 5070」を組み合わせた、ワンランク上の設定で長く遊びたい方向けのモデルです。フルHDはもちろん、WQHD(2560×1440)の高画質設定でも快適に動作する性能を備えています。
CPUはこの記事で解説した「Ryzen 7」グレードなので、ゲームに加えて配信や重めの作業を少し加える程度なら余裕を持ってこなせます。ストレージも1TBとたっぷりで安心です。
\グラボ性能で妥協したくない人に/
【持ち運び】GALLERIA NDR9L-R56-C6


- CPU:Ryzen AI 9 HX 470(12コア24スレッド)
- GPU:GeForce RTX 5060(Laptop GPU)
- メモリ:32GB DDR5
- ストレージ:1TB Gen4 SSD
- 価格:359,980円(税込)
外出先や別の部屋でも本格的な性能を使いたい方向けのノートパソコンです。最新の「Ryzen AI 9 HX 470」は12コア24スレッドとデスクトップ級のCPU性能を持ちながら、16インチ・約2.2kgのボディにまとまっています。
単体GPUの「GeForce RTX 5060」を搭載しているので、ゲームはもちろん外出先での動画編集にも対応できます。ノートPCは冷却面でデスクトップよりやや不利になりやすい点は覚えておくとよいでしょう。
【クリエイティブ】GALLERIA XMR9A-R57-GD


- CPU:Ryzen 9 9900X3D(12コア24スレッド)
- GPU:GeForce RTX 5070 12GB
- メモリ:32GB DDR5
- ストレージ:2TB Gen4 SSD
- 価格:509,980円(税込)



この1台は、ゲームに加えて配信や動画編集も行いたい方に向く、余裕のある構成です。
CPUは最新世代「Ryzen 9 9900X3D」を搭載。12コア24スレッドの高い並列処理性能に加え、X3D譲りの大容量キャッシュでゲーム性能も犠牲にしていません。
メモリ32GB・ストレージ2TBと、動画編集や配信、複数アプリを同時に動かす高負荷な作業でも余裕を持って使えます。長時間の作業や大きな動画データを扱う方に向いています。
ゲームや動画編集だけでなく、イラスト制作用のパソコン選びが気になる方は、お絵かき用パソコンの選び方もあわせて参考にしてみてください。
\CPU・GPUどちらも妥協しない最上位モデル/
まとめ:Ryzenの型番が読めればパソコン選びはもう怖くない
最後に、この記事のポイントをおさらいしましょう。
- RyzenはAMDが開発するCPUブランドで、IntelのCoreと並ぶ二大CPUのひとつ
- Intelとの違いは開発メーカーと得意分野の傾向。Ryzenは同時作業とコスパに強み
- 型番は「シリーズの数字(3・5・7・9)」と「末尾のアルファベット」で読み解ける
- 選び方は用途→グラボ→メモリ・ストレージの順。迷ったらRyzen 5〜7が定番
- ゲーム用途ならグラボとのバランスが最重要。Fモデル+グラボはコスパ良好
- おすすめPCは価格重視〜クリエイティブ向けまで5機種。予算と用途に合わせて選べば失敗しない
Ryzenの名前の意味と型番の読み方さえ分かれば、パソコン選びはぐっと簡単になります。「Ryzen 5か7を、グラボ・メモリ16GB・SSDとセットで選ぶ」——これだけ覚えておけば大丈夫。あなたにぴったりの一台を、ぜひ見つけてくださいね。
また、CPU以外のメモリ・ストレージ・グラボまで含めた選び方の全体像は、初めてのパソコンの選び方完全ガイドでまとめています。基礎から順番に確認したい方はこちらもどうぞ。
CPUのRyzenに関するよくある質問
- RyzenとIntelはどっちを選べばいいですか?
-
どちらも優れたCPUなので、用途と予算に合うほうを選べばOKです。同じ価格帯で比べてコスパを重視したい方や、ゲームと配信・動画編集を両立したい方にはRyzenが人気です。一方で、世代やモデルによって優劣は入れ替わるため、「必ずどちらかが上」と決めつけず、搭載パソコンの構成全体で比べるのがおすすめです。
- Ryzenの型番は数字が大きいほど高性能ですか?
-
同じ世代・同じシリーズ内であれば、おおむねその理解で問題ありません。ただし世代が違う場合は単純に数字だけで比べられないこともあります。まずは「シリーズの数字(3・5・7・9)」でグレードを、次に製品番号で世代を確認するのが確実です。
- 末尾に「F」が付くRyzenは避けたほうがいいですか?
-
いいえ、グラフィックボードを搭載するパソコンなら避ける必要はまったくありません。Fモデルは内蔵グラフィックスを省いたぶん価格が手頃なので、むしろゲーミングPCではコスパの良い選択肢です。グラボを積まない構成で使うと画面が映らない点にだけ注意してください。
- RyzenはゲームだとIntelより不利になりませんか?
-
そんなことはありません。Ryzenは多くのBTOゲーミングPCに採用されており、ゲーム用途でも広く使われています。そもそもゲームの快適さはCPUよりグラフィックボードの影響が大きいため、CPUのブランド差よりも「グラボとのバランス」を重視するほうが失敗しませんよ。
- ノートパソコンのRyzenとデスクトップのRyzenは同じものですか?
-
ブランドは同じですが、中身は別物です。ノートパソコン向けのRyzenはバッテリー駆動を考えて省電力寄りに設計されているため、型番が似ていてもデスクトップ向けとは性能の傾向が異なります。ノートで選ぶ場合も「シリーズの数字でグレードを見る」という読み方は同じように使えますよ。
- X3Dって何ですか?普通のRyzenと何が違うんですか?
-
X3Dは、大容量キャッシュ「3D V-Cache」を搭載した特別なモデルです。通常モデルよりキャッシュ容量が大きいのが特徴で、詳しい仕組みはこの記事の「型番の見方」でも解説しています。
ゲーム中に必要なデータをすぐ取り出せるため、フレームレートが伸びやすくなります。価格は高めですが、本格的にゲームを楽しみたい方や、ゲームと動画編集・配信を両立したい方に選ばれています。
- 予算別に、結局どのRyzenモデルを選べばいいですか?
-
目安として、事務作業やネット中心なら10万円前後のRyzen 5モデル、人気ゲームをフルHDで快適に遊びたいなら20万円台のRyzen 5+グラボ搭載モデルが候補です。
高画質設定や配信も見据えるなら30万円台のRyzen 7モデル、動画編集や高負荷な作業までこなしたいなら50万円前後のRyzen 9モデルが目安。この記事のおすすめPCも参考にしてみてください。









