VRChatをノートパソコンで遊べるかは、VRヘッドセットを使うかどうかで、必要なスペックが変わります。公式ヘルプは、VRヘッドセットがなくても、最近のWindowsパソコンで問題なく遊べると案内しています。
この記事では、VRChatの必要スペックをSteamと公式ヘルプで確認し、Metaの接続要件も見ます。そのうえで、ドスパラのノートパソコン3機種を、価格・GPU・端子・電源で比べます。
VRChatの動作や、fps(1秒間に表示するコマ数)の実測値は載せていません。公式の情報と価格は10月28日に確認しました。
- VRChatをノートパソコンで遊ぶ条件は、公式の必要スペックで見る
- ヘッドセットなしの通常画面でも、VRChatは遊べる
- Meta Questを有線でつなぐなら、Metaの推奨はメモリ16GBとUSB-C
- 仕様表では、GPUの名前・メモリ・USB-C系の端子・電源を見る
- VRChatの対応機種表は、公式に見当たらない
VRChatはノートパソコンで遊べる?先に結論

結論は、条件に合うノートパソコンなら、VRChatを遊べる可能性があるということです。Steamの必要スペックに、ノートパソコンを除く記載はありません。
ただし、必要スペックに並ぶGPUは、GeForce GTX 970などデスクトップ用の名前です。ノートパソコン用のGPUとの対応表は、確認した範囲で公式に見当たりません。
VRヘッドセットをつなぐ場合は、VRChatの要件に加えて、ヘッドセット側の要件も確かめます。この記事では、公式で確認できたMeta Questの要件を説明します。
デスクトップ中心の必要スペックは、VRChatの推奨スペックの記事で説明しています。この記事は、ノートパソコンで遊べるかの見分け方に絞ります。
VRChatの必要スペックを公式で確認|最低要件
VRChatの必要スペックは、Steamのストアページと、VRChat公式ヘルプのSystem Requirementsに載っています。Steam版は基本プレイ無料で、Windows向けです。
| 項目 | 最低要件 |
|---|---|
| OS | Windows 10/11(64ビット) |
| CPU | Intel i5-4590/AMD FX 8350の同等以上 |
| メモリ | 4GB |
| GPU | GeForce GTX 970/Radeon R9 290の同等以上 |
| DirectX | バージョン11 |
| 回線 | ブロードバンド(ヘルプは25Mbps以上が望ましいと記載) |
| ストレージ | Steamの表記は1GB。ヘルプは21.5GB(アプリ本体が約1.5GB、残りはキャッシュ) |
出典:Steamのストアページ、VRChat公式ヘルプ(10月28日確認)。表記は要約しています。ヘルプのSystem Requirementsは、更新が2年前と表示されています。
ヘルプは、安定して遊ぶために、この仕様に沿うことを勧めています。また、この要件に届かない環境は、VRChatのサポートから直接の支援を受けられない、とも書かれています。
SteamにもヘルプにもVRChatの推奨スペックの欄は見当たらず、公式の数字は最低要件だけです。GPUの欄に並ぶのはデスクトップ用の名前なので、ノートパソコンは読み替えが必要です。
VRChatのデスクトップモードとVR接続の違い
VRChatは、VRヘッドセットなしのデスクトップモードと、ヘッドセットを使うVRモードの、どちらでも遊べます。
公式ヘルプのGetting Startedでは、VRヘッドセットがなくても、最近のWindowsパソコンで問題なく遊べると案内されています。マウス、キーボード、ゲームパッドで遊ぶ人も多い、と書かれています。
| 項目 | 通常画面 | VR接続(Meta Quest) |
|---|---|---|
| 必要になるもの | VRChatの最低要件 | VRChatの最低要件とMetaの接続要件 |
| つなぎ方 | マウス・キーボード・ゲームパッド | 有線はUSBケーブル、無線はWi-Fi |
| 公式の推奨 | VRChatには見当たらない | Metaが有線Linkの推奨スペックを公開 |
VRヘッドセットは、SteamVRを通す方法もあります。VRChatの公式ヘルプは、最近のVRヘッドセットのほとんどはSteamVRで動き、SteamVRで動けばVRChatでも動く、と案内しています。
直接対応するヘッドセットは、HTC Vive、Vive Pro、Oculus Rift CV1、Rift S、Oculus Quest 2、Quest Link、Valve Index、WMR系です。Quest 1は、2023年6月30日にサポートが終わっています。
VR接続の要件は、一次情報を確認できたVRChat公式とMeta公式の範囲だけを載せています。そのほかのヘッドセットは、各メーカーの公式で確かめてください。
ノートパソコンの仕様表で見る場所|GPU・メモリ・端子・電源

ノートパソコンの商品ページで、VRChatの要件と照らし合わせる時は、次の4か所を見ます。
①GPU:Laptop GPUの名前とVRAMを見る
ドスパラのノートパソコンは、GPUが「GeForce RTX 5060 8GB Laptop GPU」のように書かれます。Laptop GPUは、ノートパソコン用のGPUという意味です。
名前が似ていても、デスクトップ用とノートパソコン用のGPUは別の部品です。名前の数字だけでは、同じ性能とは決められません。
VRAM(ビデオメモリ)の容量も見ます。ドスパラの3機種は、RTX 5060が8GB、RTX 5070 Tiが12GB、RTX 5080が16GBです。
②メモリ:Metaの推奨は16GB
VRChatの最低要件のメモリは4GBです。Meta Horizon Linkの最小要件は8GB以上、推奨は16GBのDDR4 RAMと書かれています。
ドスパラの3機種のメモリは、16GBが1機種、32GBが2機種です。3機種はDDR5で、Metaの推奨のDDR4とは規格が違いますが、DDR5の扱いはMetaのページに記載がありません。
③端子:USB-C系のポートを数える
Metaの推奨は、USB-Cポートが1つです。ノートパソコンの仕様表では、USB3.2 Gen2 (Type-C)やThunderbolt 4の表記を探します。
ケーブルは、Metaのページに「データ転送と給電に対応する高品質のUSBケーブル」が必要と書かれています。「長さが3メートル以上あるUSBケーブルをおすすめします」とも案内され、純正のケーブルは別売りです。
④電源:ACアダプターと電源プラン
ドスパラの商品ページには、ACアダプターのワット数が載っています。3機種は、210W・240W・330Wです。
VRChatの公式ヘルプは、性能が出ない時の対処で、電源プランが省電力だと、使える資源が大きく減って性能が落ちることがある、と案内しています。バッテリーの駆動時間も、動画再生時の値でゲームの値ではありません。
VRヘッドセットをつなぐ前の注意|有線と無線

ここでは、VRChat公式とMeta公式で確認できた、Meta Questヘッドセットの場合を説明します。
有線のMeta Horizon Link:要件と対応GPU
Metaの要件ページによると、最小要件はIntel i5-4590/AMD Ryzen 5 1500X以上、8GB以上のメモリ、Windows 10/11、USBポート1つです。
推奨は、Intel i7/AMD Ryzen 7、Nvidia RTX 20シリーズ/AMD Radeon RX 6000シリーズ、16GBのDDR4 RAM、USB-Cポート1つです。
GPUは、Metaの対応表で、NVIDIAのRTX 20シリーズ(2050以外)から50シリーズまでが「サポートあり」の列に載っています。ドスパラの3機種のGPUは、どれもRTX 50シリーズです。
「NVIDIA 3050 (ノートパソコン)および3050ti GPUをLinkに使用することは推奨されていません。」という注記が、対応表にあります。
推奨の欄にも、「NVIDIA GeForce RTX 2050はサポートされていません。」と注記されています。RTX 20シリーズでも、2050は対象外です。
無線:Steam Link・Air Link・Virtual Desktop
VRChat公式ヘルプは、Meta Questに無線でつなぐ方法を3つ案内しています。無料のSteam Link(公式のおすすめ)、無料のMeta Quest Air Link、有料アプリのVirtual Desktopです。
準備として、パソコンがVRChatの最低要件に届いていることが挙げられています。そのうえで、パソコンとヘッドセットを同じネットワークにつなぎ、5GHzのWi-Fiで、Wi-Fi 6か6Eのルーターが望ましいとされています。
ドスパラの3機種の無線LANは、Wi-Fi 6Eが1機種、Wi-Fi 7が2機種です。ルーターもWi-Fi 6以上が望ましいと書かれているので、パソコンだけでなく自宅のルーターも確かめましょう。

まずは通常画面で試して、VRに進む時に要件を確かめるのが安全です。VRChat自体は基本プレイ無料なので、手持ちのパソコンで試す方法もあります。
ほかのVRゲームも含め、Meta Quest 3をつなぐ構成は、VRゲームに必要なスペックの記事で説明しています。
VRChat向けのノートパソコン|ドスパラのGALLERIA 3機種
選んだ基準は、VRAMが8GB・12GB・16GBと違う3機種です。GPUはRTX 5060・5070 Ti・5080で、価格とTime Spyも段階的に上がります。この3機種で、VRChatの動作を確かめたわけではありません。
リンク先の商品名には、『Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、PC Game Pass同梱版』という表記がつきます。数字は、ドスパラの商品ページに載る仕様です。
価格と在庫は10月28日に確認した値で、毎日変わることがあります。商品ページには、10月30日(金)17:00までの送料無料の表示が10月28日時点でありました。買う時期に迷う人は、ドスパラのセール時期の記事も参考にしてください。
【VRAM 8GB・最も安い】GALLERIA NPC7L-R56-G5


- CPU:Core i7-14650HX
- GPU:GeForce RTX 5060 8GB Laptop GPU
- メモリ:16GB(DDR5・8GB×2)
- SSD:500GB
- 画面:15.3インチ WUXGA(1920×1200)・165Hz
- 重さ:約1.9kg
VRChatのノートパソコンで、最初に見る1機種です。Time Spyは11,910と、3機種の中で最も低い数字になります。
Type-C端子は2つで、無線LANはWi-Fi 6Eです。ACアダプターは210Wで、3機種の中で最も小さい値です。
249,980円(税込)



まず価格を抑えたい人向けの1機種です。メモリは16GBで、Metaの推奨と同じ容量です。
\価格・在庫は公式ページで確認/
【VRAM 12GB】GALLERIA ZL9C-R57T-6A


- CPU:Core Ultra 9 275HX
- GPU:GeForce RTX 5070 Ti 12GB Laptop GPU
- メモリ:32GB(DDR5)
- SSD:1TB(Gen4・DRAMキャッシュ)
- 画面:16インチ WQXGA(2560×1600)・300Hz
- 重さ:約2.4kg
Time Spyは16,135で、最も安い1機種より4,225高くなります。価格の差は200,000円です。
Type-C系の端子は2つ(USB3.2 Gen2が1つ、Thunderbolt 4が1つ)で、無線LANはWi-Fi 7です。ACアダプターは240Wです。
449,980円(税込)



メモリ32GBとWi-Fi 7を備えた1機種です。価格差ほどTime Spyは伸びていないので、容量や画面を重くみる人向けです。
\価格・在庫は公式ページで確認/
【VRAM 16GB・Time Spyが最も高い】GALLERIA NMC9L-R58-H6


- CPU:Core Ultra 9 290HX Plus
- GPU:GeForce RTX 5080 16GB Laptop GPU
- メモリ:32GB(DDR5・16GB×2)
- SSD:1TB(Gen5)
- 画面:16インチ WQXGA(2560×1600)・300Hz
- 重さ:約2.5kg
Time Spyは19,336と、3機種の中で最も高い数字です。VRAMは16GBで、価格は中間の1機種より115,000円高くなります。
Type-C系の端子は2つ(Thunderbolt 4が1つ、USB3.2 Gen2が1つ)で、無線LANはWi-Fi 7です。ACアダプターは330Wで、3機種の中で最も大きい値です。
564,980円(税込)



3機種でTime Spy・価格・重さが最も大きい1機種です。VRAM 16GBを求める人向けで、持ち運ぶ頻度も考えて選びましょう。
\価格・在庫は公式ページで確認/
VRChat向けノートパソコン3機種のスペック比較
| 項目 | NPC7L-R56-G5 | ZL9C-R57T-6A | NMC9L-R58-H6 |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 249,980円 | 449,980円 | 564,980円 |
| GPU | RTX 5060 8GB | RTX 5070 Ti 12GB | RTX 5080 16GB |
| CPU | Core i7-14650HX | Core Ultra 9 275HX | Core Ultra 9 290HX Plus |
| メモリ/SSD | 16GB/500GB | 32GB/1TB | 32GB/1TB |
| Time Spy | 11,910 | 16,135 | 19,336 |
| 画面 | 15.3インチ・165Hz | 16インチ・300Hz | 16インチ・300Hz |
| Type-C系端子 | Type-C ×2 | Type-C ×2(うちThunderbolt 4が1) | Type-C ×2(うちThunderbolt 4が1) |
| 有線/無線LAN | 1Gb/Wi-Fi 6E | 2.5Gb/Wi-Fi 7 | 2.5Gb/Wi-Fi 7 |
| ACアダプター | 210W | 240W | 330W |
| 重さ | 約1.9kg | 約2.4kg | 約2.5kg |
出典:ドスパラの各商品ページ(10月28日確認)。Time Spyは基本構成時のスコアです。
Metaの推奨のCPUは、Intel i7/AMD Ryzen 7です。3機種のCPUは、Core i7が1機種、Core Ultra 9が2機種です。
\迷ったらこのPC/
VRChat向けのノートパソコンとデスクトップの比較|同じくらいの価格ならどちら?
ドスパラで、最も安いノートパソコンと、近い価格のデスクトップを比べました。
| 項目 | NPC7L-R56-G5 | AD-R7A56C-01B |
|---|---|---|
| 種類 | ノートパソコン | デスクトップ |
| 価格(税込) | 249,980円 | 254,980円 |
| GPU | RTX 5060 8GB Laptop GPU | RTX 5060 Ti 16GB |
| CPU | Core i7-14650HX | Ryzen 7 7700 |
| メモリ/SSD | 16GB/500GB | 16GB/500GB |
| Time Spy | 11,910 | 14,975 |
| 画面・キーボード | 画面・日本語キーボード内蔵 | キーボード無し・画面の記載なし |
| Type-C端子 | 2つ | 記載なし |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E | 子機なし(カスタマイズで選択可) |
| 重さ | 約1.9kg | 約10kg |
出典:ドスパラの各商品ページ(10月28日確認)。Time Spyは基本構成時のスコアです。
ほぼ同じ価格で、デスクトップのTime Spyは14,975、ノートパソコンは11,910です。ただしデスクトップの商品ページには「キーボード無し」と書かれ、画面の記載もありません。
GPU名の「RTX 5060」と「RTX 5060 Ti」は別の部品で、ノートパソコン用とデスクトップ用でも別です。名前だけで比べず、Time Spyのような同じ物差しで見ます。
持ち運ばず、画面とキーボードがすでにあるなら、デスクトップも選択肢です。置き場所を取りたくない人や、持ち運びたい人は、ノートパソコンが向いています。
デスクトップのVRChat向けの構成はVRChatの推奨スペックの記事に、ノートパソコンとデスクトップの選び方はデスクトップとノートの違いの記事にまとめています。
VRChatのノートパソコンに関するよくある質問
- VRChatはノートパソコンで遊べますか?
-
Steamの必要スペックに、ノートパソコンを除く記載はありません。VRChatの公式ヘルプも、VRヘッドセットがなくても、最近のWindowsパソコンで問題なく遊べると案内しています。
ただし、公式はノートパソコンの対応機種を示していません。この記事の表で、GPUの名前・メモリ・端子・電源を確かめてください。
- 専用のGPUがないノートパソコンでも、VRChatは遊べますか?
-
VRChatの最低要件に並ぶGPUは、GeForce GTX 970とRadeon R9 290の同等以上で、どちらも専用のGPUです。
CPUに内蔵されたGPUだけのノートパソコンについて、公式の記載は見つかりませんでした。VRChatは基本プレイ無料なので、手持ちのパソコンで試すか、メーカーの情報で確かめてください。
- VRヘッドセットがなくても、VRChatは遊べますか?
-
VRChatは、デスクトップモードでも、VRヘッドセットを使っても遊べます。公式ヘルプは、VRヘッドセットがなくても遊べると案内しています。
マウス、キーボード、ゲームパッドで遊ぶ人も多い、と書かれています。
- ノートパソコンのバッテリーだけで、VRChatを遊べますか?
-
ドスパラの商品ページに載る駆動時間は、動画再生時の値です。NPC7L-R56-G5が3.3時間、ZL9C-R57T-6Aが5.4時間、NMC9L-R58-H6が4.5時間です。
ゲームでの駆動時間ではないので、ACアダプターをつないで遊ぶ前提で考えましょう。VRChatの公式ヘルプも、省電力の電源プランだと性能が大きく落ちることがある、と案内しています。
まとめ:VRChatのノートパソコンは仕様表の4か所で選ぶ
VRChatのノートパソコンを買う前は、次の順に確かめるのが近道です。
- 手持ちのパソコンがあれば、無料のVRChatでまず試す
- VRヘッドセットを使うなら、機種ごとの接続要件を公式で確かめる
- 仕様表で、GPU・メモリ・Type-C系の端子・ACアダプターを見る
- Meta Questなら、3メートル以上のケーブルか、5GHzのWi-Fiを用意する
- 買う直前に、公式と商品ページで最新の情報を見る(10月28日時点)
公式の情報や商品ページは、更新で変わる可能性があります。買う前に、Steamのストアページとドスパラの商品ページで、最新を確かめてください。
確認日:2026年10月28日(Steamストア・VRChat公式ヘルプ・Metaのヘルプ・ドスパラの各商品ページ)
参考にした情報:Steamストア(VRChat)、VRChat公式ヘルプ(System Requirements)、Metaの要件ページ。ほかのゲームの必要スペックは、ゲームの推奨スペック一覧にまとめています。
- 予算を抑えるなら:GALLERIA NPC7L-R56-G5(RTX 5060・最も安い1機種)
- メモリ32GBとWi-Fi 7なら:GALLERIA ZL9C-R57T-6A(RTX 5070 Ti)
- VRAM 16GBなら:GALLERIA NMC9L-R58-H6(RTX 5080・Time Spyが最も高い)
\10月28日時点で在庫あり/
関連記事


















