「Claude Coworkって結局なに?無料で使える?うちのWindows PCでも動く?」——チャットと統合されて画面が変わり、迷いやすくなっています。2026年10月25日時点の情報で、順に答えます。
結論から言うと、Claude Coworkは有料プラン向け、無料プランは確認日時点で対象外です。Windowsのデスクトップアプリで動かすには、仮想マシン プラットフォームと管理者権限が要ります。
- Claude Coworkは、作業を任せて完成物を受け取る機能。2026年9月16日にチャットと統合
- 無料プランは確認日(10月25日)時点で対象外。Pro・Max・Team・Enterpriseが対象
- 画面に「Chat」「Cowork」が別々に出るなら、まだ統合後の画面ではない
- Windowsのデスクトップアプリは、仮想マシン プラットフォームと管理者権限が必要
- 会社のClaudeは10月23日に統合が一般提供。既存組織は11月16日に自動でオン
Claude Coworkとは?チャットと統合されて何が変わったか
Claude Coworkとは、複数の手順が必要な作業をClaudeに任せ、文書・表・スライドなどの完成物を受け取る機能です。Claude Codeと同じエージェント(=自分で手順を考えて作業を進めるAI)の仕組みで、ターミナルは不要です。

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チャットやClaude Codeとの違い
チャットは質問に答えてもらう使い方、Coworkは作業そのものを任せる使い方です。Claude Codeはターミナルで動かす開発者向けで、Coworkは同じ仕組みを画面で使えるようにしたものです。
統合までの流れ(7月→9月→10月)
| 日付 | できごと |
|---|---|
| 2026年7月7日 | Web・モバイルへ拡大(ベータ版) |
| 2026年9月16日 | チャットと統合を発表。ProとMaxから順次、TeamとFreeは続いて提供とされ、日付は未記載 |
| 2026年10月23日 | Claude Enterpriseで統合を一般提供 |
統合しても、これまでのタスク・プロジェクト・コネクタ・スキルは引き継がれ、モデルの選択も変わりません。
出典:Anthropic(7月)、Anthropic(9月)、Claudeヘルプ、AI Watch
対象プランと料金|無料で使える?自分の画面は統合済み?
プラン別の提供状況と料金(2026年10月25日確認)
| プラン | 料金(米ドル・税別) | Coworkの提供状況 |
|---|---|---|
| Free | $0 | 記載なし(確認日時点で対象外) |
| Pro | 月払い$20/年払い$17(月あたり) | 順次展開中 |
| Max | $100/月から(Proの5倍または20倍の使用量) | 順次展開中 |
| Team(標準席) | 月払い$25/年払い$20(1席・月あたり) | ベータ版 |
| Enterprise | $20/席・月〜(年払い・20席から)+API料金での使用量 | 10月23日に一般提供 |
料金ページでも、タスクを任せてスケジュールする機能はPro以上に並び、Freeには並んでいません。無料で使えるAIは無料の生成AIの選び方も参考になります。

料金や提供状況は変わりやすいので、契約前に料金ページで最新を確認してくださいね。
自分の画面が統合済みか見分ける方法
Claudeのヘルプによると、メッセージ欄に「Chat」と「Cowork」が別々に出ている場合は、まだ統合後の画面ではありません。
統合後は、モードを選ばず会話を始めると、Claudeが必要なツールを選びます。旧画面では、先に「Cowork」を選んで依頼します。
会社のClaude(Enterprise)では管理者が決める
- 10月23日に統合が一般提供。既存の組織は既定でオフ、変更しなければ11月16日に自動でオン
- Efficient modeでSonnetとHaikuに限定でき、支出上限は組織・グループ・メンバーの3段階
- ゼロデータ保持・HIPAA-ready構成・顧客管理の暗号鍵(CMEK)の組織は、現時点では対象外
できることと最初の頼み方|デスクトップアプリが要る機能の違い
会話の中で頼めば、Claudeが調べて、読んで、作るところまで進めます。ただし、使える機能は画面ごとに違います。


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会話のままできること(Web・モバイルでも)
- Web検索、ファイルの読み取り、コード実行、グラフ作成
- 文書・スプレッドシート・プレゼンなどの完成ファイル作成(Claude Docs・Slides・Designはベータ版・有料プラン。PowerPointやPDFで書き出し可)
- コネクタでつないだ外部サービスとの連携(背景はMCPの解説)
- 定時に実行するスケジュール作業(7月のブログでは、端末がオンラインでなくても実行と説明)
デスクトップアプリが必要なこと
PC上のフォルダへのアクセス、組み込みブラウザ、computer useは、Claudeのデスクトップアプリ(Claude Desktop)を開いている必要があります。
computer useは、Claudeが画面を見てPCを操作する機能です(ベータ版でPro・Maxのみ)。
最初に任せてみる依頼の例(編集部の例)
- 今日の会議メモを、決定事項とToDoに分けて1枚の資料にして
- この3つのサービスを、料金と機能で比べる表にして
- このフォルダの写真を、用途別に分ける案を出して。まだ移動はしないで
始め方4ステップ
統合後の画面なら会話を始めます。旧画面なら先に「Cowork」を選びます。
目的と完成の形(形式・分量・期限)を書き、使うフォルダを指定します。
確認を求められたら内容を読んで許可します。迷ったら止めます。
数字や固有名詞は、自分の目で確認してから使います。
WindowsのPCで使うには?クラウドとローカルの違いと必要な設定
Claudeヘルプをもとに編集部が作成した図
実行場所は2種類|クラウドセッションとローカルセッション
既定はクラウドセッションです。Anthropicが用意するサンドボックス(=外から切り離した作業用の安全な場所)で動き、セッションごとに作られ、終わると破棄されます。
もう1つのローカルセッションは、既存のデスクトップ導入分が対象です(Pro・Maxは2026年10月6日より前に始めたタスクのみ)。
ローカルセッションは動作が自分のPC上で、コード実行は仮想マシン(=PCの中に作る隔離された小さなPC)の中です。WindowsではHyper-Vが使われます。
クラウドセッションの考え方は、Claude Codeのクラウドセッションの解説でも確認できます。



「閉じても続く」と「アプリが必要」は別の話です。機能ごとに分けて覚えましょう。
Windowsで必要なもの|仮想マシン プラットフォームと管理者権限
ClaudeのWindows向け導入ヘルプでは、デスクトップアプリでCoworkを使うには仮想マシン プラットフォームが必要とされています。全機能を個人でインストールするには、管理者権限も必要です。
クラウドセッションだけの場合も必要かは、ヘルプに書かれていません。動かないときは、次の順で確認します。
動かない時の確認手順
要件はWindows 10以上です。
「Windowsの機能の有効化または無効化」でチェックが入っているか確認します。
管理者権限で有効にし、シャットダウンではなく「再起動」を選びます。高速スタートアップで、仮想化が動かないことがあるためです。
併用時は、管理者のコマンドプロンプトでbcdeditを実行し、hypervisorlaunchtypeがAutoか確認します。
Help > Troubleshooting > Show Logs の supported-features-info.json を見ます。
管理者のPowerShellで有効にする1行は次のとおりです。自動では再起動しません。
Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName VirtualMachinePlatform -All -NoRestart
メモリ・空き容量・GPUは?Windows Homeは?
WindowsとmacOS向けの、メモリ・空き容量・GPUの数値は、確認できたヘルプに載っていません。数値があるのはLinux版だけなので、当てはめないでください。
Windows Homeで動くかは、公式がエディションを指定しておらず、報告も割れています。
例として、2026年4月のnote記事には使えなかった報告が、GitHubのIssueにはHome 25H2でも約1.8GBの仮想マシンが動くというコメントがあります。
出典:アーキテクチャ解説、Windows導入ヘルプ、インストール要件
安全に使うコツ|承認モード・フォルダの渡し方・使用量の注意
Coworkは自分で動くぶん、使い方を間違えるとファイルを壊すおそれがあります。ヘルプも固有のリスクを明記しています。


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承認モードの種類と確認のしかた
統合後の画面ではAutoとManualを選べ、既定はPro・Max・TeamがAuto、EnterpriseがManualです(旧画面のヘルプにはSkipもあります)。
9月のブログは、既定ではClaudeが行動の前に確認する、と説明しています。ヘルプの既定(Pro・Max・TeamはAuto)とは表現が違うため、自分の画面の設定を最初に確認してください。
ヘルプによると、ファイルの完全削除の前には明示的な許可が、既定で求められます。
フォルダは専用に用意して渡す
作業用の専用フォルダにコピーだけを入れて渡すのが安全です(編集部の目安)。元データは手元に残るので、ミスがあっても戻せます。
読み込んだWebページやファイルに紛れた命令にだまされるプロンプトインジェクションのリスクもあります。仕組みはプロンプトインジェクションの解説で確認できます。
クラウドセッションは既定で自分のネットワークの中に届かず、Enterpriseでは外部との通信も既定でオフです。
使用量の消費と制限事項
長い作業は使用量を多く消費します。使用状況は Settings > Usage で確認でき、上限は5時間ごとの枠と週ごとの上限で決まります。
主な制限は、GitHub連携が未対応、会話の分岐ができない、シークレットチャットは従来の体験のまま、の3つです。
この記事のまとめ
- Freeは確認日時点で対象外。有料プランの料金と使用量の上限を確認
- 旧画面は「Cowork」を選んで依頼。フォルダやブラウザはデスクトップアプリが必要
- Windowsで動かないときは、仮想マシン プラットフォーム→再起動→ログの順に確認
- 最初は専用フォルダと承認モードで、小さな作業から任せる
提供状況や料金は変わるため、最新は公式で確認を。確認日は2026年10月25日です。
よくある質問
- Claude Coworkは無料で使えますか?
-
確認日(2026年10月25日)時点では、無料プランは対象外です。Pro・Max・Team・Enterpriseの有料プラン向けで、Free向けの具体的な日付は公式に示されていません。
- Windows Homeでも使えますか?
-
公式ヘルプはエディションを指定しておらず、断定できません。まず仮想マシン プラットフォームを有効にできるか確認してください。
- PCを閉じても作業は続きますか?
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クラウドセッションは、PCを閉じても続くと説明されています。ただしフォルダや組み込みブラウザを使う作業は、デスクトップアプリを開いている必要があります。
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