Tripoの使い方【2026】画像から3Dモデル生成|料金・無料枠・商用利用

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Tripoの使い方【2026】画像から3Dモデル生成|料金・無料枠・商用利用

「写真やイラストから3Dモデルを作りたい」。そんなときの選択肢になるのが、画像1枚から3Dモデルを生成するAIサービスのTripoです。この記事では、Tripoの使い方を登録から書き出しまでの手順で解説します。

ゲーム素材や3Dプリント、VRChat、同人の立体物づくりに役立つ一方、料金や商用利用のルールは誤解されがちです。料金と規約は2026年10月6日に公式サイトで確認しました。

この記事の結論
  • Tripoの使い方は「画像を入れる→生成→仕上げ→書き出し」が基本の流れ
  • 無料は月200クレジット(約13モデル)。公開扱いで非商用、書き出しはH2.5で15回まで
  • 商用利用・非公開・最新モデルの書き出しはPro(月3,200円)から
  • 版権キャラの3D化は有料でも高リスク。自作の絵や写真で作る
  • ローカルで動くTripoSRは別物。VRAM約6GBのGPUが目安
目次

Tripoとは?使い方の全体像と無料・有料の結論

Tripoで作った3Dモデルの用途(ゲーム素材・3Dプリント・VR)のイメージ図

Tripoとは、VASTが開発した、画像やテキストから3Dモデルを作るAIサービスです。ブラウザで動き、生成はTripo側のサーバーで行われるため、高性能なGPUがなくても始められます。

結論から言うと、試すだけなら無料、作品を販売・配布するならPro以上です。無料プランの3Dモデルは公開扱いで、商用利用はできません。

Tripo Studio・API・DCC Bridge・TripoSRの違い

名前どんなものか料金の扱い
Tripo Studioブラウザで動く本体Free〜Teamのプラン
Tripo API開発者向け別課金(1クレジット=0.01ドル)
DCC BridgeBlender等へ直接送るPro以上
TripoSR/TripoSG自分のPCで動くオープンモデル無料(GPUは自前)

AIと外部ツールの連携に興味があれば、MCPの仕組みと必要なPCスペックも参考になります。

Tripoはどこの国の会社?安全性の見方

規約上の契約相手はHolymolly Ltdで、準拠法は香港法、紛争は香港国際仲裁センターの仲裁です(規約11条)。9月21日のプレスリリースでは、2023年にAIとCGの研究者が創業したとされています。

公式サイトにはISO/IEC 27001:2022の認証表示があります。ただし無料プランでは、アップロードした画像の権利までTripo側が持つため、公開したくない写真は入れないのが基本です。

Tripoの使い方6STEP|画像1枚から3Dモデルを書き出すまで

Tripoの使い方で失敗しにくい元画像の撮り方(無地背景・正面・複数方向)のイメージ図

Tripoの使い方は、公式ヘルプのクイックスタート(5手順)に「モデル選び」を加えた6つの手順です。ボタン名は公式ヘルプの表記です。

Tripoの使い方の流れ(6STEP)STEP1登録・ログインSTEP2画像をアップロードSTEP3モデルを選ぶSTEP4Generateで生成STEP5分割・テクスチャ・リグSTEP6形式を選んで書き出し

Tripoの使い方の手順

STEP
Tripo Studioに登録・ログインする

studio.tripo3d.aiでアカウントを作ります。画面とヘルプには日本語表示があります。

STEP
「Image-to-3D」で画像をアップロードする

写真やイラストからなら「Image-to-3D」、文章からなら「Text-to-3D」を選びます。

STEP
モデルを選ぶ

高精細ならHD Model(H3.1)、ゲーム向けの軽いメッシュならSmart Mesh(P2.0/P1.0)です。ただし無料プランで書き出せるのはH2.5のモデルだけで、H3.1やP2.0などで作ったモデルは書き出せません。P2.0の生成も、無料では単一画像で2回までです。

STEP
「Generate」で生成する

公式ヘルプによると10秒〜2分ほどで終わります。形が崩れたら画像を変えて再試行します。

STEP
分割・テクスチャ・リグで仕上げる

「Segment」でパーツ分割、「Retopo」でリトポロジー(=面の並びの整え直し)、「Texture」で色付けをします。「Animate」では骨を入れるリギングができます。自動リギングの対象はT-poseの人型と立ち姿の四足動物で、座り姿勢などは骨が正しく入らない場合があります(公式ヘルプ)。

STEP
形式を選んで書き出す

GLB・FBX・OBJなどの形式で書き出し(エクスポート)をします。無料プランはH2.5モデルの15回までです。

Tripoで失敗しにくい元画像のコツ

  • 背景は無地(白か薄いグレー)、写すのは被写体1つだけ
  • 画像は1024×1024px以上が目安(512px未満だと形がぼやける)。被写体は画面の70〜85%の大きさに写す。ガラスや鏡面の金属など、透ける・映り込む物は避ける
  • 正面か斜め前から撮り、強い影を避ける
  • キャラクターはT-pose(腕を横に広げた姿勢)で用意する
  • 裏側が崩れるなら、正面・背面などの画像を足すマルチビュー入力を使う(2〜4枚。Freeでは使えずPro以上)

元画像を自分で描く人は、イラスト制作に向くパソコンの選び方も参考にしてください。自作の絵なら権利の面でも安心です。

写真なら、正面・横・背面の3枚を最初に撮っておくと、撮り直しの手間を減らせます。

H3.1とP2.0の違い|高精細か、ゲーム向け四角ポリゴンか

Tripoの高精細モデルと四角ポリゴンの軽量モデルの違いのイメージ図

Tripoのモデルは主に2系統です。細部まで作り込むHD Modelの最新版H3.1と、四角ポリゴンを直接作るSmart Meshの最新版P2.0です(2026年10月6日時点)。

比較H3.1(HD Model)P2.0(Smart Mesh)
特徴高精細・PBR対応整った四角ポリゴン
面数最大200万ポリゴン三角500〜5万面/四角500〜2.5万面
消費クレジットHD生成15スマートメッシュ35+P2.0の65
入力画像1枚・テキスト・複数視点(複数視点はPro以上)画像1枚・テキスト・最大4視点(複数視点はPro以上)
向く用途3Dプリント・映像ゲーム・VRChat・リギング

P2.0は9月21日に正式版、無料でも2回試せる

P2.0は8月のプレビューを経て、9月21日に正式版が発表されました。面数違いを1回で最大4つ作れます。公式ブログによると、単一画像の生成は全ユーザーが2回まで無料です。

迷ったら「飾るならH3.1、動かすならP2.0」

公式ヘルプでは、3DプリントはHD Modelでテクスチャをオフに、ゲームキャラはT-poseの画像からSmart Mesh(5万面)で作る流れです。飾る・印刷するならH3.1、ゲームで動かすならP2.0と覚えると迷いません。

Tripoの料金と無料枠|月に何体作れるかを計算

Tripoの4プランの料金表(2026年10月6日確認)

プラン料金月間クレジット主な条件
Free月0円200(約13モデル)公開・非商用/エクスポート15回(H2.5のみ)
Pro月3,200円(年38,400円)3,000(約200モデル)非公開・商用可/DCC Bridge
Max月14,400円(年172,800円)25,000(約1,660モデル)同時実行100件/8Kテクスチャ
Team3席で月52,800円(1席あたり17,600円)90,000(3席分・約6,000モデル)共有ワークスペース

出典はTripo公式の料金ページです。年払いの割引はTeamだけでした(1席あたり月8,800円相当)。「新規ユーザー初月50%オフ」の表示もありましたが、申込画面で確認してください。

余った月間クレジットは翌月に繰り越せません。追加は1,000クレジット1,500円です。追加購入分に有効期限はなく解約後も残り、月間分は有料プランなら毎月の請求日、Freeなら毎月1日にリセットされます(公式ヘルプ)。

クレジット消費と「月に作れる数」の計算例

料金ページの消費表では、HD生成15、テクスチャ生成10、自動リギング20、スマートメッシュ35(P2.0は+65)クレジットです。

Tripoでの作り方1体の消費FreeProMax
HD生成のみ1513体200体1,666体
HD生成+テクスチャ258体120体1,000体
+自動リギング454体66体555体
P2.0(目安)約100無料2回30体250体
Tripoで月に作れる数の目安(HD生成+テクスチャ)Free8体Pro120体Max1,000体

再試行や失敗を考えない単純計算の目安です。P2.0の約100も35と65を足した数で、公式が示した1回の総消費ではありません。テクスチャ付きで月9〜120体ほどならPro、それ以上はMaxか追加クレジットが現実的です。

テクスチャやリグを足すと作れる数は一気に減ります。無料枠では、まずHD生成だけで形を確かめましょう。

用途別プラン診断と古い情報の訂正

Tripoの用途合うプラン
お試し・練習Free
ゲーム素材・VRChat用小物・同人頒布Pro
毎日の量産・8KテクスチャMax
スタジオ・複数人の制作Team
ネットで見かける古い情報2026年10月6日の公式情報
Basic・ProfessionalプランFree・Pro・Max・Team
無料は月300(600)クレジットFreeは月200クレジット
無料でも商用利用できる無料は非商用(料金表・規約5.2.1)

公式トップのFAQには商用可と読める表記もありますが、規約と料金表に合わせ、無料プランは非商用として扱ってください。

解約・返金・支払い方法

  • 解約:クレジット残高→「メンバーシップ」→「マイプラン」→「…」から
  • 返金:誤って購入した場合に申請できる
  • 支払い:Visa・Mastercard・American Expressのカード、PayPal、Alipay(使える方法は地域により異なり、決済画面に表示)

規約では料金は原則返金不可です。誤購入の返金は24時間以内かつクレジット未使用が条件(サービスが公式の規約・ポリシーどおりでない場合も申請できます)なので、無料で試してから申し込むと安心です。

無料で書き出せない理由と、Tripoの商用利用ルール

無料プランで書き出せない・制限される理由

原因の多くは料金表の「エクスポート15(H2.5のみ)」です。無料ではH2.5モデルの15回までで、最新のH3.1などで作った3Dモデルは書き出せません。

ほかにも編集履歴は1日、保存は10件、同時実行は1件までです。書き出せないときは次を確かめてください。

  • 作ったモデルがH2.5か
  • 書き出しが15回に達していないか
  • ログイン中のアカウントがFreeのままではないか
  • 生成が完了(緑のチェック)しているか
  • 広告ブロッカーやVPNの拡張機能が邪魔していないか(一時的に無効にして試す)

Tripoの商用利用と権利(規約5.2.1・5.2.2・10.5)

項目Tripoの無料プランTripoの有料プラン
入力画像と生成物の権利Tripo側(5.2.1)概ね利用者(5.2.2)
商用利用不可可
公開範囲公開モデル非公開にできる
AIの学習明示的な制限なし学習に利用しない

有料でも、サービス提供に必要な範囲の利用許諾はTripoに残ります。規約10.5では、公開エリアに出した作品は退会後も残る可能性があるとされています。

公式ヘルプでは、有料なら商用ゲームやアセット販売、受託制作、3Dプリント品の販売も「可」です。Tripoの出力で競合する3D生成サービスを作ることと、書面の許可なくTripoの3D生成サービスを通じて第三者に再配布・提供することは「不可」です。

版権キャラ・ファンアートは有料でも高リスク

入力する画像の権利は別問題です。公式ヘルプもファンアートや既存IPのキャラクターは高リスクとし、権利者の許可なく商用利用しないよう求めています。

VRChat用小物の販売や同人頒布も同じ考え方です。自分で描いた絵や撮った写真なら安全側に寄せられます。

書き出し形式と仕上げ|Blender・3Dプリント・ローカル実行のPC

Tripoから書き出した3DモデルをBlenderで整えて3Dプリントするイメージ図

書き出し形式と用途の表

形式主な用途
GLBWeb・AR/VR・ゲームエンジン(テクスチャ込み)
FBXゲーム・3Dアニメの業界標準
OBJ汎用・基本的な3Dプリント
USDVFX・アニメーション
STL/3MF3Dプリント(3MFはスライス対応の新形式)

Pro以上ならDCC Bridgeで、BlenderやUnity、Unrealなどへ直接送れます。対応はBlender 4.1以降、Unity 2021.3 LTS以降、Unreal Engine 5.4以降で、ブラウザはChrome・Edge 116以降かOpera 102以降です。

手動で書き出す場合、リギング済みのキャラクターは骨と四角ポリゴンを保てるFBXにします(GLBは四角形が三角形になる場合あり)。Unityには.fbxとテクスチャのフォルダーをまとめてAssetsへ入れ、大きさが合わなければScale Factorで調整します。

Blenderでの仕上げと3Dプリント

3Dプリント用はテクスチャオフで作り、STLか3MF(多色・複数素材も可)で書き出します。STLには色も単位も入らないため、Blenderで寸法を決め、3D Print Toolboxで穴や交差を確認します。ツノや指が細すぎれば厚くし、スライサー(=印刷データを作るソフト)で寸法と肉厚を見ます。

生成された形が、そのまま狙った寸法や肉厚で印刷できるとは限りません。小さな試作から始めると材料のむだを減らせます。

TripoSR・TripoSGをローカルで動かすならVRAMは6〜8GB以上

Tripo StudioはブラウザなのでPCへの負荷は軽めですが、オープンモデルは自分のPCのGPUで動かします。

公式GitHubによると、TripoSR(MITライセンス)は画像1枚で約6GB、TripoSG(同じくMITライセンス)はCUDA対応GPUで8GB以上のVRAMが必要です。どちらもPythonとPyTorch(GPUで動かすならCUDA版)を自分で入れ、コマンドで動かす形式です。

ローカル実行が初めてならComfyUIの解説で流れをつかみ、VRAMの目安は画像生成AIに必要なPCスペックで確認してください。VRAM 8GB以上のNVIDIA製GPU(CUDA対応)なら両方の目安を満たせます。

\AI時代の相棒探し/

Tripoの使い方のまとめ

Tripoの使い方と料金、権利の要点を振り返ります。

この記事のまとめ
  • 元画像は無地の背景・被写体1つ・正面。キャラはT-poseで
  • 飾る・印刷するならH3.1、ゲームで動かすならP2.0
  • HD生成+テクスチャなら、Proで月約120体が計算上の目安
  • 無料の作品は入力画像も含め権利がTripo側。販売はPro以上で
  • 汎用はGLB・FBX、3DプリントはSTLか3MFで書き出す

まずは無料で自作の絵や写真を1枚試し、用途に合うと分かってからProを検討しましょう。料金は変わりやすいので、申し込む前に公式の料金ページで確認を。

Tripoの使い方でよくある質問

Tripoは日本語で使える?

日本語の画面とヘルプがあります。文章から作る場合の日本語の通じ方は試して確かめ、迷ったら画像から作るのが確実です。

Tripoで作った3DモデルはBlenderで開ける?

GLBかFBXで書き出し、Blenderの「File → Import → glTF 2.0/FBX」で読み込めます。テクスチャが表示されないときは、テクスチャを埋め込むGLBで書き出すのが公式の対処法です。Pro以上ならDCC Bridge(Blender 4.1以降)で直接送れます。

TripoSRとTripo Studioの違いは?

TripoSRは2024年公開のオープンモデル(MITライセンス、VRAM約6GB)で、Python環境を整えて自分のPCで動かし、画像1枚から3Dメッシュを作ります。H3.1・P2.0やパーツ分割・AIテクスチャ生成・自動リギングはTripo Studio(ブラウザ)の機能で、料金も別です。

無料プランで作った3Dモデルは販売できる?

できません。無料は非商用で、権利もTripo側にあります(規約5.2.1)。販売するならPro以上で作り直してください。

Tripoで作った3Dモデルの著作権は誰のもの?

有料プランなら入力画像と生成物の権利は概ね利用者にあり、無料プランはTripo側が権利を持ちます(規約5.2.1・5.2.2)。版権キャラを元にした場合は、元の権利者の許可が別に必要です。

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この記事を書いた人

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