イラスト向けパソコンの選び方|必要スペックとおすすめモデルを分かりやすく解説

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「デジタルイラストを始めたいけれど、どんなパソコンを選べばいいのか分からない…」そんな悩みをお持ちの方は多いですよね。イラスト向けパソコンの選び方は、実は「何を描くか」でほとんど決まります

結論からお伝えすると、ペイントソフトで2Dイラストを描くのが中心なら、高価なグラフィックボード(グラボ=映像処理専用の部品)は必要ありません。CPUとメモリを重視して選べば、快適なお絵かき環境が手に入ります。一方で、AIイラスト生成や3D素材の活用まで楽しみたいなら、グラボ搭載モデルが候補になります。

この記事では、イラスト制作に必要なスペックの目安から、液タブ・ペンタブを接続するときの注意点、ドスパラで購入できるイラスト向けのおすすめモデルまで、パソコン初心者の方にも分かりやすく解説します。

この記事で分かること
  • イラスト制作に必要なスペックの目安(CPU・メモリ・ストレージ・GPU)
  • グラボが「必要な人」と「不要な人」の見分け方
  • 液タブ・ペンタブ接続やディスプレイ選びのポイント
  • ドスパラで買えるイラスト向けおすすめモデル3選
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目次

結論:イラスト向けパソコンはCPUとメモリを重視すればOK

ペンタブレットでイラストを描くデスク環境のイメージ

イラスト向けパソコンとは、ペイントソフトでの描画や、レイヤー(=絵を重ねて描くための透明なシート)をたくさん使った編集作業を、ストレスなくこなせる性能を持ったパソコンのことです。

「クリエイター向けPC」と聞くと、高性能なグラボが必須だと思われがちです。しかし、2Dのペイントソフトはパソコンにかける負荷が比較的軽い部類のソフトで、最新ゲームや動画編集ほどの馬力は求められません。描き心地を大きく左右するのは、線を引いたときの反応速度に関わる「CPU」と、レイヤーを重ねても動作を安定させる「メモリ」の2つです。

えっ、イラスト用のパソコンってグラボがなくても大丈夫なんだね〜

はい、2Dペイント中心なら大丈夫です。CPUに内蔵されたGPUで問題なく描けるので、限られた予算はグラボよりもCPU・メモリ・ストレージに回したほうが描き心地は良くなります。ただし、次のような使い方をしたい場合は話が変わります

  • AIイラスト生成(画像生成AI)を使いたい
  • 3D背景や3Dデッサン人形を動かしながら描きたい
  • イラストとあわせて動画編集や3DCGにも挑戦したい

これらの作業はGPUの性能が処理速度に直結するため、グラボ搭載モデルを選びましょう。つまり「2Dだけなら内蔵GPUで十分、AIや3Dも使うならグラボ搭載」——これがイラスト向けパソコン選びの大原則です。

イラスト制作に必要なパソコンのスペック目安

それでは、パーツごとに必要なスペックを見ていきましょう。まずは全体像を表で整理します。

パーツ2Dイラスト中心AIイラスト・3Dも使う
CPUCore i5・Ryzen 5クラス以上Core i7・Ryzen 7クラス以上
メモリ16GB16GB〜32GB
GPU内蔵GPUでOKGeForce RTXなどのグラボ推奨(VRAM8GB→16GBで生成が快適)
ストレージSSD 500GB以上SSD 1TB以上が安心
2Dペイント中心の人
AIイラスト・3Dも使う人
  • 内蔵GPUで十分(グラボ不要)
  • CPUはCore i5・Ryzen 5クラス以上
  • メモリ16GB・SSD 500GB以上
  • 予算はCPU・メモリに集中
  • グラボ搭載モデルを選ぶ
  • CPUはCore i7・Ryzen 7クラス以上
  • メモリ16〜32GB・SSD 1TB以上
  • VRAM容量が生成スピードを左右

CPU|線の描き心地に直結する「頭脳」

CPUはパソコンの「頭脳」にあたる部品で、ブラシで線を引いたときの反応速度や、変形・フィルター処理の速さに直結します。性能が足りないと「線がワンテンポ遅れて付いてくる」ような感覚になり、描いていてストレスがたまります。

目安としては、Intel Core i5・AMD Ryzen 5クラス以上を選べば安心です。高解像度のイラストを描いたり、複雑なブラシや加工を多用したりするなら、Core i7・Ryzen 7クラス以上を選ぶと余裕が生まれます。CPUの役割や選び方の基本はCPUとは?の解説記事で詳しく説明しています。

メモリ|レイヤーを重ねるなら16GBが安心ライン

メモリは作業中のデータを一時的に広げておく「机の広さ」のような部品です。イラスト制作では、レイヤーの数やキャンバスの解像度が増えるほどメモリを消費します。

8GBでも小さめのイラストなら描けますが、レイヤーが増えたり、資料用のブラウザとペイントソフトを同時に開いたりすると不足しがちです。快適に描くなら16GBを基準にしましょう。印刷用の高解像度イラストを描く方は32GBあるとさらに安心です。メモリの仕組みはパソコンのメモリとは?の記事で丁寧に解説しています。

ストレージ|高速なSSDで500GB〜1TBが目安

ストレージは作品やソフトを保存する場所で、読み書きの速いSSD搭載が大前提です。ペイントソフト本体に加えて、ブラシ素材・3D素材・作品ファイルは意外と容量を使うため、500GB以上、できれば1TBあると長く安心して使えます。

特に「Gen4 SSD」のような高速タイプなら、パソコンの起動やソフトの立ち上げ、大きなファイルの保存までキビキビ動きます。なお、作品データは消えると取り返しがつかないので、外付けSSDやクラウドへのバックアップも習慣にしておきたいですね。

GPU(グラボ)|2Dペイントだけなら内蔵GPUで十分

GPUは映像処理が専門の部品で、「CPU内蔵タイプ」と「独立したグラフィックボード」の2種類があります。2Dペイントが中心なら内蔵GPUで十分です。最近の内蔵GPUは性能が大きく向上しており、通常のお絵かきで困る場面はほとんどありません。

一方、AIイラスト生成では、グラボに搭載されたVRAM(=GPU専用のメモリ)の容量と処理性能が生成スピードを大きく左右します。3Dソフトを使った作画補助も同じく、GPU性能が快適さに直結する作業です。グラボの役割や内蔵GPUとの違いはグラボ(GPU)とは?の解説記事で詳しく紹介しています。

本記事でおすすめする3機種は、内蔵GPU→VRAM8GB→VRAM16GBの3段階で用意しています。大きめのモデルや高解像度で生成したい方は、後述するVRAM16GB搭載機が快適です。

液タブ・ペンタブとディスプレイ環境のポイント

液タブとディスプレイをつないだ制作環境のイメージ

イラスト向けパソコン選びでは、本体スペックと同じくらい「描く環境」が大切です。ペンタブレットや液晶タブレット、ディスプレイとの相性を購入前に確認しておきましょう。

液タブを使うなら映像出力端子をチェック

ペンタブレットには、手元の板の上で描く「板タブ」と、画面に直接描き込める「液タブ」があります。板タブはUSB接続が中心なのでほとんどのパソコンで使えますが、液タブは映像を映す必要があるため、HDMI・DisplayPort・USB-C(映像出力対応)などの端子が必要です。

デスクトップパソコンなら映像出力端子が複数用意されているのが一般的で、内蔵GPU構成でもメインモニターと液タブの2画面接続は問題なくこなせます。ノートパソコンは端子の種類と数が限られるため、「使いたい液タブの接続方式に対応しているか」を購入前に必ず確認してください。

パソコン側と液タブ側で端子が合わないと、変換アダプターが必要になります。買ってから慌てないよう、事前チェックが大切ですね。

色にこだわるならIPSパネルと色域を確認

ディスプレイは、視野角が広く色の変化が少ない「IPS方式」のパネルがイラスト向きです。また、sRGBカバー率(=表現できる色の範囲の広さを示す数値)が100%に近いほど、鮮やかな色を正確に確認しながら描けます。

SNSやWebでの公開が中心ならsRGB基準のディスプレイで十分です。印刷を前提にした本格的な作品づくりをするなら、より広い色域に対応したモデルを検討すると良いでしょう。

ノートとデスクトップはどっちを選ぶ?

自宅の決まった場所で液タブとあわせてじっくり描くなら、同じ予算でも性能が高く、画面や端子を増やしやすいデスクトップがおすすめです。リビングや外出先など場所を選ばず描きたいならノートを選びましょう。両者の違いはノートとデスクトップどっちがいい?の記事で詳しく比較しています。

イラスト向けおすすめパソコン3選【ドスパラ】

ここからは、BTOパソコン大手のドスパラで購入できる、イラスト制作にぴったりのモデルを3つ紹介します。内蔵GPU・VRAM8GB・VRAM16GBの3段階で揃えたので、用途に合わせて選び分けてください。価格は変動する場合があります。

モデル名CPU/GPUメモリ/SSD価格(税込)向いている人
【2Dペイント中心】GALLERIA XSC7A-IG-CBCore Ultra 7 265 / 内蔵グラフィックス16GB/1TB264,980円(税込)2Dペイントに集中したい人
【AIイラスト入門・3Dも】GALLERIA XCC5A-R56-CBCore Ultra 5 225F / RTX 5060(8GB)32GB/1TB324,980円(税込)画像生成AI入門・3D補助も
【本格AI生成・高解像度3DCG】GALLERIA XSC7A-R56T16G-CBCore Ultra 7 265F / RTX 5060 Ti(16GB)32GB/1TB389,980円(税込)高解像度AI生成・3DCGも快適に

価格は変動する場合があります。最新の情報は公式サイトでご確認ください。

【2Dペイント中心】GALLERIA XSC7A-IG-CB(イラスト向けモデル)

GALLERIA XSC7A-IG-CB(イラスト向けモデル)
  • CPU:Core Ultra 7 265
  • GPU:インテル グラフィックス(内蔵GPU)
  • メモリ:16GB DDR5
  • ストレージ:1TB Gen4 SSD
  • 価格264,980円(税込)

2Dイラスト中心なら、この「イラスト向けモデル」で決まり!メモリ16GBと1TBの大容量SSDで、作品も素材もたっぷり保存できるよ!

GALLERIA XSC7A-IG-CBは、ドスパラが公式に「イラスト向けモデル」として販売しているデスクトップパソコンです。あえてグラボを搭載しない内蔵GPU構成にして、その分のコストをCPU・メモリ・大容量SSDに振り分けた、2Dペイントにとても合理的な一台です。

CPUには高性能なCore Ultra 7 265を採用。線の描画やフィルター処理はもちろん、ペイントソフトと資料用ブラウザを同時に開くような使い方でも余裕があります。ストレージは高速なGen4 SSDが1TBと大容量なので、作品データやブラシ・素材集が増えても当分困りません。

【AIイラスト入門・3Dも】GALLERIA XCC5A-R56-CB

GALLERIA XCC5A-R56-CB
  • CPU:Core Ultra 5 225F
  • GPU:GeForce RTX 5060(VRAM 8GB)
  • メモリ:32GB DDR5
  • ストレージ:1TB Gen4 SSD
  • 価格324,980円(税込)

画像生成AIをこれから試したいなら、まずはこのクラス!3Dを使った作画補助もこなせるよ!

GALLERIA XCC5A-R56-CBは、GeForce RTX 5060(VRAM 8GB)を搭載したデスクトップパソコンです。画像生成AIの入門から、3Dデッサン人形や3D背景を使った作画補助まで幅広くこなせます。

メモリは32GB、ストレージは高速なGen4 SSD 1TBと余裕のある構成です。これからAIイラストを始めたい方の最初の一台にちょうど良いバランスと言えます。

\画像生成AIをはじめて試すならここから/

【本格AI生成・高解像度3DCG】GALLERIA XSC7A-R56T16G-CB

GALLERIA XSC7A-R56T16G-CB
  • CPU:Core Ultra 7 265F
  • GPU:GeForce RTX 5060 Ti(VRAM 16GB)
  • メモリ:32GB DDR5
  • ストレージ:1TB Gen4 SSD
  • 価格389,980円(税込)

GALLERIA XSC7A-R56T16G-CBは、GeForce RTX 5060 Ti(VRAM 16GB)を搭載した上位モデルです。大容量VRAMが、大きめのモデルや高解像度の画像生成AIを動かすときの生成スピードを左右します。

3DCGソフトを使った作画補助でも余裕のある性能です。メモリ32GB・Gen4 SSD 1TBと、他の作業と並行しても処理が安定しやすい構成にまとまっています。

\VRAM16GBで高解像度・大きめモデルも余裕/

まとめ|「何を描くか」を決めればパソコン選びは失敗しない

最後に、イラスト向けパソコン選びの要点を振り返りましょう。

  • 2Dペイント中心ならグラボは不要。CPUとメモリを重視する
  • メモリは16GBが快適ラインの基準。高解像度なら32GBも検討
  • ストレージは高速なSSDで500GB〜1TBが目安
  • 液タブを使うなら映像出力端子を購入前にチェック
  • AIイラスト生成や3Dも使うなら、VRAM8GB〜16GBのグラボ搭載モデルを選ぶ

イラスト向けパソコンは、「何を描くか」を最初に決めると必要なスペックが自然と絞り込めます

2DペイントならGALLERIA XSC7A-IG-CB、AIイラスト入門ならGALLERIA XCC5A-R56-CB、本格的なAI生成や3DCGまで見据えるならGALLERIA XSC7A-R56T16G-CBが候補です。予算と用途に合わせて選べば失敗しません

ドスパラのパソコンはカスタマイズでメモリやストレージを増やすこともできます。まずは公式サイトで気になるモデルをチェックして、あなたの創作がはかどる一台を見つけてくださいね。

イラストを描くだけなら、グラボは本当にいらないの?

2Dペイントソフト中心なら内蔵GPUで十分です。描き心地を左右するのは主にCPUとメモリで、最近の内蔵GPUは性能もしっかり向上しています。ただし、AIイラスト生成・3D制作・動画編集も行いたい場合は、グラボ搭載モデルを選びましょう。

メモリは8GBでは足りませんか?

小さめのキャンバスに少ないレイヤーで描く程度なら動きますが、レイヤーが増えたり、資料用のブラウザを同時に開いたりすると不足しがちです。快適さを重視するなら16GBを基準にし、印刷向けの高解像度イラストを描くなら32GBも検討してください。

液タブを接続するには何を確認すればいいですか?

パソコン側の映像出力端子(HDMI・DisplayPort・USB-Cなど)と、使いたい液タブの接続方式が合っているかを確認してください。端子が合わない場合は変換アダプターで対応できることもありますが、購入前に両方の仕様をチェックしておくのが確実です。

AIイラスト生成にはどれくらいの性能が必要?

画像生成AIは、グラボのVRAM容量と処理性能が生成速度を左右します。本記事のGALLERIA XCC5A-R56-CB(RTX 5060・VRAM8GB)は入門に、より高解像度・大きめのモデルまで扱いたいならGALLERIA XSC7A-R56T16G-CB(RTX 5060 Ti・VRAM16GB)がおすすめです。

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この記事を書いた人

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