Radeon RX 9050搭載のGALLERIAが、いよいよ完成品のパソコンとして買えるようになりました。ドスパラを運営するサードウェーブが2026年7月31日、AMDの新しいエントリー向けGPUを積んだゲーミングデスクトップを2機種、全国のドスパラ店舗と公式通販で発売しています。
グラフィックスカード単体のニュースは先に流れていましたが、本当に知りたいのは「で、どのPCをいくらで買えるのか」という部分ですよね。しかも今回は、同じケースでGeForce RTX 5060を積んだGALLERIAも並んで売られています。
この記事では、発売された2機種の中身を整理したうえで、同じシリーズのRTX 5060搭載モデルと真横に並べて比べます。価格・構成・出荷目安は、いずれも2026年8月3日にドスパラ公式の商品ページで確認した内容です。
フルHDで遊ぶ前提なら、まず同じ筐体のRTX 5060版と価格・納期を見比べてから決めるのが安全です。
- RX 9050搭載GALLERIAは2機種。XGR5M-95-GDが219,980円、XGR7M-95-GDが214,980円(いずれも税込)
- 同じケース・同じCPUのRTX 5060版は標準構成で5,000〜10,000円安く、出荷目安も「翌日出荷」(RX 9050版は「5週間以内で出荷」)
- それでもRadeonで揃えたい人、DDR5のメモリ2枚構成が標準の機種が欲しい人にはXGR5M-95-GDが候補になる
Radeon RX 9050搭載GALLERIAとは?発売された2機種と結論
Radeon RX 9050搭載GALLERIAとは、ドスパラが2026年7月31日に発売した、フルHDでのゲームプレイを想定したミニタワー型のゲーミングデスクトップPC2機種のことです。サードウェーブの発表によると、販売場所は全国のドスパラ各店舗とドスパラ公式通販になります。
ケースは「ガレリア専用 GEm-Gケース」と呼ばれるマイクロATX向けの筐体です。PC Watchの2026年7月31日付の報道では、本体サイズは220(幅)×442(奥行き)×443(高さ)mm、重量は約13kgとされています。いわゆるフルタワーではないので、机の下や横に置きやすいサイズ感です。
まずは2機種の要点だけ、先に並べておきます。ストレージはどちらも500GBのGen4 SSD、電源は650W(80PLUS BRONZE)、OSはWindows 11 Home 64ビットで共通です。
| モデル | CPU | GPU | メモリ | 価格 | 出荷目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| GALLERIA XGR5M-95-GD | Ryzen 5 7500F | Radeon RX 9050 8GB | 16GB DDR5-4800(8GB×2) | 219,980円(税込) | 5週間以内で出荷 |
| GALLERIA XGR7M-95-GD | Ryzen 7 5700X | Radeon RX 9050 8GB | 16GB DDR4-3200(16GB×1) | 214,980円(税込) | 5週間以内で出荷 |
結論から書いてしまうと、早く手元に届いてほしい人・少しでも安く済ませたい人は、同じシリーズのRTX 5060版のほうが条件がよくなります。逆に、Radeonの構成でまとめたい人や、DDR5でメモリ2枚構成が標準の機種を選びたい人には、XGR5M-95-GDが素直な選択肢になります。
Radeon RX 9050はどんなGPU?RDNA 4のエントリー枠

Radeon RX 9050は、AMDのRDNA 4アーキテクチャを採用したエントリー向けのGPUです。PC Watchは「メインストリーム向けの新型GPU」「フルHD環境でのゲームプレイに好適」と紹介しており、上位のRX 9060シリーズの下に位置づけられます。
AMDの発表をもとに各メディアが伝えている主なスペックは、次のとおりです。
- 演算ユニット:16CU(1024ストリームプロセッサ相当)
- レイアクセラレータ:16基/AIアクセラレータ:32基
- クロック:ゲームクロック1,920MHz/最大ブーストクロック2,600MHz
- VRAM:8GB GDDR6・18Gbps・128bit・帯域288GB/s
- 消費電力:TBP 92W
数字だけでは分かりにくいので補足します。VRAMはゲームの画面を描くデータを一時的に置く作業台のようなもので、128bit・288GB/sはその作業台へデータを出し入れする通り道の広さと速さを表します。フルHDなら無理のない構成ですが、4Kや重いMOD環境まで見据える枠ではありません。
TBP(=グラフィックスカード全体でどれだけ電力を使うかの目安)は92Wと控えめです。消費電力が小さいほど発熱も抑えやすく、電源容量にも余裕が生まれます。2機種が650W電源でまとまっているのも、この性格に合っています。
速さの目安としては、AUTOMATONの2026年7月31日付の記事で、AMDの説明としてフルHD・中設定の『サイバーパンク2077』で96fps、『Forza Horizon 6』で131fps、『VALORANT』は高設定で593fpsという数字が紹介されています。いずれもメーカー側が示した参考値で、実機での検証値ではありません。
第3世代のレイトレーシングアクセラレータと第2世代のAIアクセラレータを備え、アップスケーリング(=低い解像度で描いた映像を引き伸ばして高解像度に見せる技術)とフレーム生成にも対応します。
単体のグラフィックスカードとしても2026年7月31日に国内発売され、AKIBA PC Hotline!の記事では最安が税込54,800円のASRock製モデルと報じられています(2026年8月3日確認)。GPUそのものの詳細はRadeon RX 9050とは?7月31日発売エントリーGPUの性能と価格にまとめました。
2機種の違いはCPUとメモリ|XGR5M-95-GDとXGR7M-95-GDを比較
GPUが同じなので、2機種の差はほぼCPUとメモリの世代に集約されます。XGR5M-95-GDは6コア12スレッドのRyzen 5 7500FにDDR5-4800、XGR7M-95-GDは8コア16スレッドのRyzen 7 5700XにDDR4-3200という組み合わせです。
コア数だけ見るとRyzen 7 5700Xのほうが多いのですが、こちらは一世代前のプラットフォーム(AMD B550チップセットのマイクロATXマザーボード)で組まれています。新しい土台で長く使いたいならXGR5M-95-GD、コア数と価格の安さを取るならXGR7M-95-GD、という整理がいちばん実態に近いはずです。
よくある疑問:同じ16GBなのに、メモリの書き方が違うのはなぜ?
ここは見落としやすいところです。2026年8月3日時点の商品ページを確認すると、XGR5M-95-GDは16GB(8GB×2枚)、XGR7M-95-GDは16GB(16GB×1枚)が標準構成になっていました。合計容量は同じでも、メモリは2枚差しのほうがデータの通り道が広がり、動作が安定しやすくなります。
この2枚差しの仕組みがデュアルチャネル(=2枚のメモリを同時に使って帯域を稼ぐ構成)です。仕組みと効果はデュアルチャネルとは?メモリは2枚差しがいい理由を解説で解説しています。XGR7M-95-GDでも購入画面のカスタマイズで8GB×2の構成を選べます。2026年8月3日時点では5,000円の追加で変更できました。
【DDR5と2枚差しが標準】GALLERIA XGR5M-95-GD

- CPU:AMD Ryzen 5 7500F(3.7GHz-5.0GHz/6コア12スレッド)
- GPU:AMD Radeon RX 9050 8GB GDDR6
- メモリ:16GB(8GB×2)DDR5-4800
- ストレージ:500GB SSD(M.2 NVMe Gen4)
- 価格:219,980円(税込)
DDR5世代のプラットフォームで、フルHDのゲームを長く楽しみたい人向けの構成です。標準でメモリが2枚差しなので、購入後に構成を見直す手間が少なくて済みます。

2機種のうち、あとから手を入れずにそのまま使いたいならこちらです。DDR5の2枚差しが最初から入っているぶん、届いてすぐ本来の構成で遊べます。
219,980円(税込)。出荷目安は「5週間以内で出荷」と表示されています。
※価格・在庫・出荷目安は変動します。最新はドスパラ公式の商品ページでご確認ください。
\DDR5・8GB×2が標準構成/
【コア数と価格で選ぶ】GALLERIA XGR7M-95-GD


- CPU:AMD Ryzen 7 5700X(3.4GHz-4.6GHz/8コア16スレッド)
- GPU:AMD Radeon RX 9050 8GB GDDR6
- メモリ:16GB(16GB×1)DDR4-3200
- ストレージ:500GB SSD(M.2 NVMe Gen4)
- 価格:214,980円(税込)
RX 9050搭載の2機種では安いほうで、8コア16スレッドのCPUを積んでいます。ゲームと同時にブラウザやチャットアプリを多く開く使い方でも、コア数に余裕があるぶん落ち着いて動きます。



メモリが標準で1枚差しなので、注文画面で8GB×2の構成に変えられるか先に見ておくと、あとで迷わずに済みます。
214,980円(税込)。出荷目安は「5週間以内で出荷」と表示されています。
※価格・在庫・出荷目安は変動します。最新はドスパラ公式の商品ページでご確認ください。
同じ価格帯のRTX 5060搭載GALLERIAと比べるとどうか
GALLERIAには同じケース・同じCPUで、GPUをGeForce RTX 5060に置き換えたモデルが以前から用意されています。2026年8月3日に4モデルの商品ページを見比べた結果が次の表です。
ストレージはいずれも500GBのGen4 SSD、電源は650W(80PLUS BRONZE)で共通でした。
| モデル | GPU | CPU・メモリ | 価格 | 出荷目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| XGR5M-95-GD | Radeon RX 9050 8GB | Ryzen 5 7500F/16GB DDR5(8GB×2) | 219,980円(税込) | 5週間以内で出荷 | Radeon構成+DDR5 2枚差しで揃えたい |
| XGR7M-95-GD | Radeon RX 9050 8GB | Ryzen 7 5700X/16GB DDR4(16GB×1) | 214,980円(税込) | 5週間以内で出荷 | RX 9050機の中で価格を優先したい |
| XGR5M-R56-GD | GeForce RTX 5060 8GB | Ryzen 5 7500F/16GB DDR5 | 214,980円(税込) | 翌日出荷 | DDR5世代で納期も価格も取りたい |
| XGR7M-R56-GD | GeForce RTX 5060 8GB | Ryzen 7 5700X/16GB DDR4(16GB×1) | 204,980円(税込) | 翌日出荷 | 4機種でいちばん安く早く買いたい |
同じCPU同士で並べると、RTX 5060版のほうが5,000〜10,000円安く、しかも出荷目安が「翌日出荷」でした。すぐに使いたい人にとっては、この納期差が価格差以上に大きいはずです。
ただしRyzen 5 7500Fの2台は、標準のメモリ構成が違います。XGR5M-95-GDは8GB×2の2枚差しが標準で、XGR5M-R56-GDは16GB×1が標準です。2026年8月3日時点では、XGR5M-R56-GDを同じ8GB×2に変更すると15,000円の追加になるため、2枚差しを前提にすると価格の上下は入れ替わります。
XGR7M-R56-GDの商品ページには、当日中に注文を確定すれば最短で2026年8月5日(水)に東京都千代田区へ届く、という表示も出ていました。
とはいえ「RX 9050を選ぶ意味がない」という話ではありません。GPUのメーカーを揃えたい、Radeonのソフトウェアを使い慣れている、消費電力の小さい構成にしたい——そうした理由で選ぶ人には十分な選択肢です。
性能そのものの優劣は、今回メーカー公表の仕様と価格しか確認できていないため、数値での比較は控えます。
なお、エントリー向けGPUを積んだデスクトップが20万円台前半という水準は、最近のパーツ価格の動きとも無関係ではありません。背景はPCパーツ値上がりはいつまで?で整理しています。
【納期と価格を優先するなら】GALLERIA XGR7M-R56-GD


- CPU:AMD Ryzen 7 5700X(3.4GHz-4.6GHz/8コア16スレッド)
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 5060 8GB GDDR7
- メモリ:16GB(16GB×1)DDR4-3200
- ストレージ:500GB SSD(M.2 NVMe Gen4)
- 価格:204,980円(税込)
今回比べた4機種でいちばん安く、出荷も早いモデルです。ケースもCPUもXGR7M-95-GDと同じで、違いはGPUがGeForce RTX 5060になっている点。予算の上限が決まっている人が選びやすい構成です。



「今すぐ遊びたい」が最優先ならこの1台です。同じCPU・同じケースのRX 9050版より1万円安く、届くのも早い点が分かりやすい強みになります。
204,980円(税込)。出荷目安は「翌日出荷」と表示されています。
※価格・在庫・出荷目安は変動します。最新はドスパラ公式の商品ページでご確認ください。
\翌日出荷・最短8月5日(水)お届け/
買う前に確認したい3つのポイント


新製品はどうしても情報が追いつかない部分が出てきます。注文ボタンを押す前に、次の3点だけは自分の目で確かめておくと安心です。
1つ目は納期です。RX 9050搭載の2機種は、2026年8月3日時点で「5週間以内で出荷」と表示されていました。出荷までの目安なので、手元に届くのはさらに後になります。使いたい日が決まっているなら、まずここを見てください。
2つ目はメモリの枚数です。XGR7M-95-GDのように、標準構成が16GB×1枚のモデルがあります。注文画面のカスタマイズで2枚差しに変更できるかどうか、その差額がいくらかを確認しておくと後悔しにくくなります。
3つ目はVRAMの表記です。AUTOMATONの2026年7月31日付の記事によると、Radeon RX 9050にはOEMパートナー向けの4GBモデルも存在し、こちらはメモリバス幅と帯域幅が半分になっているとされています。
RX 9050搭載と書かれていても、VRAMが8GBか4GBかで中身は別物になります。商品ページのGPU欄に「8GB」と書かれているかを必ず確認してください。
今回紹介した2機種は、いずれも商品ページのGPU欄が「Radeon RX 9050 8GB GDDR6」表記であることを確認済みです。
また、ドスパラでは「真夏のポイント還元祭」が開催中で、通販は2026年8月14日(金)10:59まで、エントリー期限は同日23:59とされています。対象パソコンの購入とエントリーで最大100,000円分のドスパラポイントが付与される内容です。
ただし中古・アウトレットは対象外で、会員登録とエントリーが必要です。内容や期間は予告なく変更される場合があるため、条件は必ず公式ページで確認してください。
まとめ|フルHD・20万円台前半でGALLERIAを選ぶなら
Radeon RX 9050搭載GALLERIAは、フルHDで遊ぶ人に向けた現実的な1台です。ただし同じシリーズにRTX 5060版が並んでいる以上、価格と納期を並べて確認してから決めるのがいちばん失敗しにくい進め方になります。
目的別に、もう一度だけ整理しておきます。
- 予算と納期を優先するなら:GALLERIA XGR7M-R56-GD(204,980円・翌日出荷)
- DDR5世代で新しめの土台が欲しいなら:GALLERIA XGR5M-95-GD(219,980円・メモリ2枚差しが標準)
- Radeon構成で価格を抑えたいなら:GALLERIA XGR7M-95-GD(214,980円・8コア16スレッド)
GALLERIAシリーズ全体の型番の読み方や、価格帯ごとの考え方はガレリアPCの選び方にまとめています。価格・在庫・出荷目安は日々動くので、最後は必ず公式の商品ページで最新の表示を確認してから注文してください。
\構成のカスタマイズも注文画面で確認/
よくある質問
- Radeon RX 9050はフルHDならどのくらい快適に遊べますか?
-
AMDやドスパラはフルHD環境でのゲームプレイに好適なGPUとして位置づけています。AMDの公表値としては、フルHD・中設定で『サイバーパンク2077』96fps、『Forza Horizon 6』131fpsという数字が伝えられています。実機での検証値ではないので目安として見たうえで、遊びたいタイトルの推奨環境とあわせて確認してください。
- RX 9050とRTX 5060はどちらが上ですか?
-
今回確認できたのは価格・構成・出荷目安までで、同条件で比べた性能データは扱っていません。一般にRTX 5060のほうが上位クラスに位置づけられますが、数値での断定は避けます。
- メモリ16GBで足りますか?
-
フルHDでゲームを遊ぶ用途なら、2026年8月時点では16GBが標準的なラインです。配信や動画編集を並行するなら、注文画面で増設の選択肢と差額を確認しておくと安心です。
- 「5週間以内で出荷」は本当に5週間かかりますか?
-
5週間はあくまで出荷までの上限の目安で、それより早く出荷される場合もあります。ただし確約ではないため、使いたい日が決まっているなら「翌日出荷」表示のモデルのほうが確実です。
- Radeon RX 9050の4GB版は購入できますか?
-
AUTOMATONの2026年7月31日付の記事によると、4GB版はOEMパートナー向けで一般向けの単体販売はされていないとのことです。メモリ帯域が8GB版の半分になるため、完成品PCではGPU欄の容量表記を確認してください。
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