ドスパラのカスタマイズが半額になる「カスタマイズ半額祭」が、2026年9月25日まで開催されています。
ただ、名前だけを見ると「PC本体が半額になるの?」と誤解しやすい施策でもあります。半額になるのは本体価格ではありません。
安くなるのは、購入時に選ぶメモリやストレージなどのカスタマイズ料金のほうです。今回いちばん差が大きいのはメモリ16GB→32GBで、最大28,050円ぶんが浮きます。
この記事では2026年9月15日にドスパラ公式で確認した内容をもとに、半額になる5項目と金額、そして自分が買うPCが対象かどうかの確かめ方まで整理します。
- ドスパラのカスタマイズが半額になる「カスタマイズ半額祭」は9月25日まで
- 安くなるのは本体価格ではなく、購入時に選ぶカスタマイズの料金
- 対象はメモリ・SSD追加・HDD追加・水冷CPUクーラー・グリスの5項目
- メモリ16GB→32GBは元の構成しだいで20,500〜28,050円お得になる
- 対象の項目はモデルごとに違うので、商品ページでの確認が必須
ドスパラのカスタマイズ半額祭とは?9月25日まで指定パーツが半額になる
ドスパラのカスタマイズ半額祭とは、対象の新品PCを買うときに選べる指定カスタマイズの料金が、半額になる施策です。
ドスパラ公式のプレスリリースによると、期間は2026年8月28日(金)11:00から9月25日(金)10:59まで(2026年9月15日確認)。
ここで見落としやすいのが、買う場所によって締切が違う点です。店舗は9月24日(木)閉店までで、通販より1日早く終わります。
| 買う場所 | カスタマイズ半額の締切 |
|---|---|
| 通販(ドスパラ公式サイト) | 2026年9月25日(金)10:59 |
| 店舗 | 2026年9月24日(木)閉店まで |
しかも公式のプレスリリースには「※早期終了の場合があります。」と添えられています。期間いっぱい残る保証はない、と考えておくのが安全です。
そしてもう一点。PC本体の値引きセールではありません。カスタマイズを何も選ばずに買うと、半額の恩恵はまったく受けられません。

「セール=本体が安くなる」と思って探すと、価格表示が変わっていなくて戸惑います。値引きは注文画面のカスタマイズ欄で起きます。
カスタマイズ半額の対象と金額一覧|メモリ32GB化は最大28,050円お得


カスタマイズ半額の対象になっているのは、ドスパラ公式の特設ページによると次の5項目です(2026年9月15日確認)。
- メモリ … 16GB → 32GB
- SSD … 追加SSD(M.2) 無し → 500GB SSD
- HDD … 追加ストレージ無し → 2TB HDD
- CPUクーラー … 空冷式ファン → 水冷式CPUファン
- グリス … ノーマルグリス → ナノダイヤモンドグリス(OC7)
金額の出どころは、ドスパラ公式のプレスリリースに載っている一覧です。以下はその原文表記のまま並べています(2026年9月15日確認)。
メモリ16GB→32GBは、元の構成でカスタマイズ半額後の金額が変わる
ここがいちばん誤解されやすいところです。同じ「16GB→32GB」でも、元の構成が何かで半額後の金額は5通りに分かれます。
| 元のメモリ構成 | 通常 | カスタマイズ半額 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 16GB×1 スタート | 56,100円(税込) | 28,050円(税込) | 28,050円(税込) |
| AMD 8GB×2 スタート | 56,000円(税込) | 28,000円(税込) | 28,000円(税込) |
| DDR4 8GB×2 スタート | 53,000円(税込) | 26,500円(税込) | 26,500円(税込) |
| DDR4 16GB×1 スタート | 49,900円(税込) | 24,950円(税込) | 24,950円(税込) |
| Intel 8GB×2 スタート | 41,000円(税込) | 20,500円(税込) | 20,500円(税込) |
つまり浮く金額は20,500円〜28,050円の幅があります。「32GBにすれば一律28,050円お得」ではない、という点だけ押さえてください。
よくある疑問:自分が見ている機種は、どのパターンに当てはまるの?
判断材料は商品ページの標準構成です。16GBが1枚なのか8GBが2枚なのか、そしてDDR4かDDR5かで行が決まります。
DDR4とDDR5はメモリの世代の違いです。表に両方が並ぶのは、対象モデルの世代が混ざっているためだと考えると分かりやすいはずです。
SSD・HDD・水冷CPUクーラー・グリスが半額になる中身
メモリ以外の項目は金額がシンプルです。プレスリリースに載っている3項目を並べます。
| カスタマイズ内容 | 通常 | 半額 | 差額 |
|---|---|---|---|
| SSD 500GB 追加 | 22,900円(税込) | 11,450円(税込) | 11,450円(税込) |
| HDD 2TB 追加 | 19,000円(税込) | 9,500円(税込) | 9,500円(税込) |
| ナノダイヤモンドグリスへ変更 | 2,000円(税込) | 1,000円(税込) | 1,000円(税込) |
「SSD 500GB 追加」は、Windowsが入る起動用のドライブとは別に、保存用をもう1本増やすカスタマイズです。今あるドライブが大きくなるわけではありません。
ナノダイヤモンドグリス(=CPUと冷却器の間に塗る熱伝導材の上位品)は、冷却の余裕づくりに関わる部分です。ただし体感が変わる場面は限られます。
そして水冷式CPUファンへの変更は、2026年9月11日に半額対象へ追加された項目だと報じられています。ドスパラ公式の特設ページでも、現在は半額の対象に含まれています(2026年9月15日確認)。
この1項目だけはプレスリリース公開時点の金額一覧に載っていないため、実際の金額は商品ページの注文画面で確かめてください。
実額の一例を挙げます。GALLERIA XPR7A-R57-GD(299,980円)の注文画面では、水冷式への変更が+11,450円(税込)と表示されていました(2026年9月16日確認)。
選択肢の名前は「(水冷式) MSI MAG CORELIQUID E360 (360mm/ARGBライティング対応) + 水冷ヘッドGALLERIAロゴ」です。同じE360でも、ロゴの有無で別の選択肢に分かれています。
ただしこれはあくまで一例です。選べる水冷の種類も金額も機種によって違うので、狙っているモデルの注文画面で必ず確かめてください。



空冷と水冷は冷やし方の違いです。発熱の大きいCPUほど水冷の余裕が生きますが、どちらでも動くことに変わりはありません。
どんなPCと組み合わせるとカスタマイズ半額の差額が大きいか
同じ半額でも、選ぶPCの標準構成しだいで浮く金額は変わります。狙い目になりやすい組み合わせを整理しておきます。
| PCの標準構成・使い方 | 相性のよい半額カスタマイズ | 浮く金額 |
|---|---|---|
| メモリ16GB×1(DDR5) | メモリ32GB化 | 28,050円(税込) |
| メモリ8GB×2(Intel) | メモリ32GB化 | 20,500円(税込) |
| ストレージが500GB SSD 1本だけ | SSD 500GB追加 | 11,450円(税込) |
| 録画・写真・素材をためたい | HDD 2TB追加 | 9,500円(税込) |
| 発熱の大きい上位CPU搭載 | 水冷式CPUファンへ変更 | 商品ページで要確認 |
たとえばメモリ16GB×1でストレージが500GB SSD 1本という構成なら、32GB化とSSD追加の両方が候補になります。
この2つを一緒に選ぶと、単純計算で39,500円ぶんが浮く計算です(28,050円+11,450円)。20万円前後のPCなら、価格の2割弱にあたる金額になります。
実際、プレスリリースに対象例として挙がっているGALLERIA XGR5M-R56-GDの標準構成も、メモリ16GB DDR5と500GB SSDでした(2026年9月15日確認)。
逆に、はじめから32GBメモリや大容量SSDを積んでいる上位モデルは選べる項目が少なく、差額も出にくくなります。標準構成が控えめなモデルほど、カスタマイズ半額との相性はよくなります。
今回のカスタマイズ半額でメモリが本命になる理由|DDR5高騰の現状
同じ半額でも、今年はメモリの価値が例年と違います。理由はメモリそのものの相場が跳ね上がっているからです。
財経新聞が2026年8月19日に報じた記事によると、DDR5メモリの価格は直近1年で約4.5〜5.9倍に上昇したとされています。
具体例として挙げられているのが、DDR5-4800の32GBが90ドルから425ドル(372%上昇)、DDR5-5600の64GBが191ドルから1,118ドル(485%上昇)という数字です。
背景にあるのは、AIアクセラレーター向けのHBM(=AI用途で使われる高速なメモリ)の需要急増だと報じられています。生産能力がそちらへ振り向けられた結果というわけです。
ただしこれはドル建ての海外市場価格で、ドスパラのカスタマイズ料金と直接ひもづく数字ではありません。あくまで「メモリ全体が高い局面にある」という背景として読んでください。
それでも言えることははっきりしています。値上がりしている部材ほど、半額で浮く金額は大きくなります。
PCそのものの買い時に迷っている方は、2026年後半、ゲーミングPCは今買うべきか待つべきか?もあわせてどうぞ。
自分が買うPCがカスタマイズ半額の対象か確かめる手順
ドスパラ公式の特設ページには「対象PCごとに指定カスタマイズ内容が異なります。各商品ページをご確認ください。」と明記されています(2026年9月15日確認)。
つまり「5項目すべてがどの機種でも半額」ではありません。確認は次の順番で進めるのが確実です。
ドスパラ公式のカスタマイズ半額祭ページを開き、掲載されている対象モデルの一覧から候補を絞ります。
標準構成のメモリが16GB×1なのか8GB×2なのか、DDR4かDDR5かをここで確認します。半額後の金額が変わる分かれ目です。
注文画面のカスタマイズ欄を開き、狙っている項目に半額の表示が出ているかを見ます。出ていなければ、そのモデルではその項目は対象外です。
最後にカートまで進み、合計金額が想定どおりかを確認します。半額は自動では付かないので、選び忘れがないかもここで見ます。
なお公式のプレスリリースには、対象例としてGALLERIA XGR5M-R56-GD (WL) Ryzen 5 7500F搭載とTHIRDWAVE AD-R7X96G-08W(08B) Ryzen7 9700X搭載の2機種が挙げられています。
前者はRyzen 5 7500FとGeForce RTX 5060 8GB、メモリ16GB DDR5、500GB SSDという構成で、価格は209,980円(税込・2026年9月15日確認)でした。価格や在庫は変動します。
ただしこの商品ページ上でカスタマイズ半額の明示的な表示は確認できませんでした。対象かどうかは、必ず当日の注文画面で自分の目で確かめてください。
同じ半額祭でも、対象になる項目は機種ごとに違う
公式の対象商品一覧は、いくつかのカテゴリに分かれています。カテゴリごとに凡例の項目数が違い、水冷が最初から入っていないカテゴリもありました(2026年9月16日確認)。
| 対象商品一覧のカテゴリ | 凡例に並ぶ半額の項目 |
|---|---|
| おすすめモデル | メモリ/SSD/HDD/水冷/グリス |
| ゲーミングPC | メモリ/SSD/HDD/水冷/グリス |
| ゲーミングスターターセット | メモリ/SSD/HDD/水冷/グリス |
| コスパ重視!対象グラボ搭載PC | メモリ/SSD/HDD/グリス |
| クリエイターPC | メモリ/SSD/HDD/グリス |
さらに、同じカテゴリの中でもカードに付くラベルは1台ずつ違います。「おすすめモデル」に並ぶ4台のうち、5項目そろっていたのは1台だけでした。
残りの3台は、SSDが付かない、水冷が付かない、その両方が付かない、という内訳です。同じ一覧に並んでいても条件は同じではありません。
そのため確認は2段構えになります。まず一覧のカードに付いているラベルを見て、そのうえで商品ページの注文画面で《カスタマイズ半額祭対象!》の表示を探してください。
\対象の項目はモデルごとに違う/
カスタマイズ半額祭で後悔しないための4つの注意点
金額が大きいぶん、判断を誤ったときの後悔も大きくなります。注文前に次の4点を確認しておくと安心です。
- 本体値引きではない … 何もカスタマイズしなければ割引はゼロ
- 自動適用ではない … 購入画面で自分で項目を選ぶ必要がある
- 締切が2つある … 通販は9月25日10:59、店舗は9月24日閉店まで
- 早期終了がありうる … 公式が「早期終了の場合があります」と明記
注文時にカスタマイズで盛るか、後から自分で増設するか


メモリやストレージは、後から自分で足すこともできます。判断が割れるのはここです。
| 比べる軸 | 注文時にカスタマイズ | 後から自分で増設 |
|---|---|---|
| 費用 | 半額の期間は下がる | 部材の相場しだい |
| 手間 | 組み込み済みで届く | 開封と作業が必要 |
| 保証 | そのまま適用 | 扱いを事前に要確認 |
ふだんは「後から自分で買ったほうが安い」と言われやすい部分です。ところが今は、メモリの相場が上がっているうえに半額も適用されます。
そのため32GBが必要だと分かっている人ほど、注文時のカスタマイズが有利になりやすい局面です。
逆に、手持ちのパーツを流用したい人や、自分で開けて作業するのが苦にならない人は後付けでも構いません。費用と保証の考え方はBTOのメモリ・SSDは自分で増設した方が安い?で詳しく比べています。
半額でも、必要のないカスタマイズは選ばない
半額と聞くと全部盛りたくなりますが、使わない容量にお金を払うのはもったいない話です。用途で線を引きましょう。
| カスタマイズ | 向いている人 |
|---|---|
| メモリ32GB | 動画編集・配信・重いゲームと配信の同時進行をする人 |
| メモリ16GBのまま | ゲームと日常作業が中心で、当面その使い方が続く人 |
| SSD 500GB追加 | 大きめのゲームを何本も入れたままにしておきたい人 |
| HDD 2TB追加 | 録画・写真・素材など、速度より容量が欲しい人 |
32GBが要るかどうかで迷ったら、パソコンのメモリは16GBで足りる?で用途別の目安を確認してみてください。
また、セールと関係なく「どこを変えるべきか」を整理したい方にはドスパラのカスタマイズはどこを変えるべき?が向いています。この記事は今回の半額、そちらは常設の選び方という住み分けです。



半額でも、使わない容量は使わないままです。値引き額ではなく、1年後に足りているかで選ぶと後悔しにくくなります。
ヘッダーの「水冷に無料アップグレード中」は今の企画ではない
ドスパラのページ上部には「水冷CPUファンに無料でアップグレード中!(※対象モデルのみ)」というリンクが出ています。水冷を狙っている人ほど目に入る表示です。
ただしリンク先の特設ページには、「無料アップグレードキャンペーンは、諸般の事情により3月27日(金)をもって早期終了いたしました」と表示されていました(2026年9月16日確認)。
実際、商品ページのCPUファン欄も0円にはなりません。先ほどのGALLERIA XPR7A-R57-GDでは、水冷式の選択肢は+11,450円と+17,000円という有料の表示でした。
つまりいま水冷を安く付ける手段は、この半額祭の対象モデルを選ぶことです。0円表示を探しても見つからないので、先に知っておくと時間を使わずに済みます。
ドスパラのカスタマイズ半額についてよくある質問
- カスタマイズ半額祭はいつまでですか?
-
通販は2026年9月25日(金)10:59まで、店舗は9月24日(木)閉店までです(2026年9月15日にドスパラ公式で確認)。公式は早期終了の可能性にも触れています。
- クーポンと併用できますか?
-
併用の可否について、ドスパラ公式に明確な記載を確認できませんでした。注文画面まで進んで合計金額でご確認ください。
- すべてのPCがカスタマイズ半額の対象ですか?
-
いいえ。公式の特設ページに「対象PCごとに指定カスタマイズ内容が異なります」と書かれています。5項目すべてが半額になるとは限りません。
- 半額の対象が増えることはありますか?
-
今回は2026年9月11日に水冷式CPUファンへの変更が追加されたと報じられています。増えた実績はありますが、今後さらに増えるかどうかは公表されていません。
まとめ|ドスパラのカスタマイズ半額は9月25日が締切
最後に、判断に必要な点だけをもう一度まとめます。
- 締切は通販が9月25日10:59、店舗は前日の閉店まで
- メモリ32GB化の差額は元の構成で20,500〜28,050円と変わる
- 水冷式CPUファンは9月11日に追加された新しい対象
- 半額の表示は商品ページのカスタマイズ画面で必ず実確認する
- 使わない容量は、半額でも選ばないほうが結果的に得
メモリの相場が高いままの今、32GBを狙っている人にとっては動きやすい期間です。必要な項目だけを選んで、締切までに落ち着いて決めてください。









