Windows 11 24H2のサポート終了が、2026年10月13日に迫っています。ニュースで見かけて「自分のパソコンは大丈夫なのだろうか」と気になった方も多いはずです。
先に安心できることをお伝えすると、期限を過ぎた瞬間にパソコンが動かなくなるわけではありません。止まるのは、毎月届いていた更新プログラムの提供です。
しかもMicrosoftは、個人が使う多くのパソコンは「次のバージョンへ自動的に更新される」と案内しています。この記事では確かめ方と、都合のいいタイミングで更新する手順を、2026年8月時点の公式情報だけで整理します。
Windows 11 バージョン24H2(Home / Pro)向けの更新プログラムは2026年10月13日で提供終了。次に進む先はバージョン25H2です。
- IT部門に管理されていない24H2のHome / Proは、25H2の更新プログラムを自動的に受け取るとMicrosoftが案内(2026年8月時点)
- 自分の状態は[設定]>[システム]>[バージョン情報]で確認。今すぐ上げるなら[設定]>[Windows Update]>[更新プログラムのチェック]
- 26H1は新しい機種に最初から入っている特殊なリリース。手持ちのパソコンには入れられないので、一般的なパソコンの最新は25H2
Windows 11 24H2のサポート終了は2026年10月13日
Windowsのサポート終了とは、そのバージョン向けの更新プログラムの提供が止まることです。ソフトが消えるわけでも、ライセンスが切れるわけでもありません。
Microsoftのリリース情報ページには、Windows 11 バージョン24H2のHomeおよびProエディションについて「2026年10月13日に更新プログラムが終了します」と明記されています。日付は太平洋時間(アメリカ西海岸の時間)での表記です。
これは24H2だけの特別な扱いではありません。Windows 11の機能更新プログラム(=年に一度ほど配信される大きな更新)は、Home / Pro / Pro Education / Pro for Workstationsが24か月、Enterprise / Educationが36か月とサポート期間が決まっています。
24H2の公開日は2024年10月1日で、そこから数えた24か月が期限の根拠です。Windowsの毎月の更新は第2火曜日に配信されるため、区切りの日付は2026年10月13日になります。順番に並べると、次のようになります。
| バージョン | 公開日 | Home / Pro等の更新終了 | Enterprise / Education等の更新終了 |
|---|---|---|---|
| 23H2 | 2023年10月31日 | 提供終了済み | 2026年11月10日 |
| 24H2 | 2024年10月1日 | 2026年10月13日 | 2027年10月12日 |
| 25H2 | 2025年9月30日 | 2027年10月12日 | 2028年10月10日 |
| 26H1 | 2026年2月10日 | 2028年3月14日 | 2029年3月13日 |
同じ24H2でも、Enterprise / Education / IoT Enterpriseは2027年10月12日までと1年長く続きます。家庭や個人で買ったパソコンはHomeかProがほとんどなので、多くの方に関係するのは2026年10月13日のほうです。
サポートが終わると何が起きる?パソコンは使えなくなるの?
Microsoftの案内は、かなり具体的です。24H2のHome / Proを実行しているパソコンは、期限後は毎月のセキュリティ更新とプレビュー更新の修正プログラムを受け取らなくなる、と書かれています。
そこには既知の問題の修正、タイムゾーンの更新プログラム、テクニカルサポート、最新のセキュリティ脅威からの保護までが含まれます。逆に言えば、それ以外は今までどおりです。
| 期限後も変わらないこと | 受け取れなくなること |
|---|---|
| パソコンは今までどおり起動する | 毎月のセキュリティ更新プログラム |
| 入っているソフトやデータはそのまま | 不具合(既知の問題)の修正 |
| Windowsのライセンスは失効しない | タイムゾーンの更新プログラム |
| インターネットや周辺機器も使える | Microsoftのテクニカルサポート |
「ある日いきなり使えなくなる」タイプの期限ではありません。ただ、時間が経つほど差は開いていきます。
新しく見つかった弱点が修正されないまま残るため、24H2のまま長く使い続けるのは避けてください。

10月13日を境に急に危なくなる、というより、月を追うごとに塞がれない穴が積み上がっていくイメージです。
自分のパソコンのバージョンとエディションを確認する方法
ここで一度、手元のパソコンの状態を確かめておきましょう。見るところは2つだけです。
よくある疑問:エディションとバージョンって、そもそも何が違うの?
| 見るところ | 表示の例 | 何を意味するか |
|---|---|---|
| エディション | Home / Pro | 製品の種類。使える機能とサポート期間の長さが変わる |
| バージョン | 24H2 / 25H2 | 年に一度の大きな更新の世代。今回の期限に直結する |
この2つは別物で、ここを取り違えると期限表の読み方をまちがえます。エディションの違いが気になる方はWindows 11のHomeとProの違いもあわせてどうぞ。確認の手順は次のとおりです。
スタートボタンを押し、歯車のアイコンの[設定]を選びます。
左側のメニューから[システム]を選び、いちばん下までスクロールして[バージョン情報]を開きます。
「エディション」にHomeやPro、「バージョン」に24H2や25H2と表示されます。ここが今回の答えそのものです。
もっと手早く見たいときは、Windowsキーと[R]を同時に押し、winver と入力する方法もあります。小さなウィンドウにバージョンとOSビルドが表示されます。
照らし合わせる目安は、2026年8月11日リリース分(Microsoft公式のリリース情報より)です。
- 25H2:26200.9168
- 24H2:26100.9168
- 26H1:28000.2704
表示されている数字がこれより小さければ、毎月の更新プログラムがまだ当たっていない可能性があります。バージョン情報の画面は今後も何かと使うので、開き方を覚えておくと楽です。セキュアブート証明書の有効期限を確認するときも、入口は同じです。
25H2への更新手順と、放っておいた場合の動き
Microsoftは公式のリリース ヘルス情報で「Windows 11 バージョン25H2は利用可能な最新バージョンのWindows」としています。24H2からの行き先は、この25H2です。
そしてIT部門に管理されていない24H2のHome / Proは、25H2の更新プログラムを自動的に受け取るとも案内されています。会社支給ではない個人のパソコンなら、基本は待っていれば順番が回ってきます。
自動といっても、作業中に勝手に再起動されるわけではありません。公式には、再起動する時間を選んだり、更新を一時的に延期したりできると書かれています。
自分のタイミングで先に25H2へ上げる手順
写真や書類など、消えたら困るデータを外付けドライブやクラウドにコピーしておきます。大きな更新の前は毎回やっておくと安心です。
ノートパソコンなら電源アダプターをつないでおきます。途中で電池切れや回線の不調が起きない状態にしてから始めます。
[更新プログラムのチェック]を選びます。準備ができているパソコンには「Windows 11 バージョン25H2 をダウンロードしてインストールする」という項目が表示されます。
画面の案内に従って進めます。再起動が必要になりますが、その時刻は自分の都合に合わせて指定できます。
25H2は、対象となる24H2のパソコンには有効化パッケージ(=すでに入っている部品を有効にするだけの小さな更新)として配信されます。中身をまるごと入れ替える大型アップデートとは仕組みが違うため、身構えすぎなくて大丈夫です。
とはいえかかる時間は機種や回線によって変わります。締め切り前の夜ではなく、時間に余裕のある日に済ませるのが無難です。
また、更新のあとに不具合が話題になることもあります。2026年8月の更新プログラムKB5121003をめぐる報告のような例もあるので、更新直後に気になる動きがあれば、まず公式のリリース情報を確認してみてください。
今すぐ上げるか、自動更新を待つか
そもそも25H2に上げていいのか、という点はあまり迷わなくて大丈夫です。24H2が期限を迎え、Microsoftが最新版として示しているのが25H2だからです。決めることは「いつやるか」だけです。
- 早めに自分で進めたい人:これから忙しくなる、旅行や繁忙期で後回しにしそう、更新の通知を見落としがち
- 自動更新を待ってよい人:ふだんこまめに更新している、案内が出たら対応できる、いま長い作業の途中にいる
- すでに25H2の人:今回の期限の対象外。次の区切りは2027年10月12日なので、しばらく気にしなくて大丈夫
どちらを選んでも、2026年10月13日までに25H2へ移っていれば毎月の更新は続きます。避けたいのは、期限を過ぎてから気づくことだけです。



Windows Updateの「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにしていると、早めに順番が回ってきます。急がないなら、そのままでも構いません。
「26H1のほうが新しいのでは?」の答えと、いま選ぶべきバージョン
よくある疑問:25H2より26H1のほうが数字が新しいのに、そっちに上げなくていいの?
結論から言うと、いま手元にあるパソコンに26H1を入れることはできません。26H1は、デバイスメーカーやシリコンパートナーと組んで次世代のハードウェアに対応するために作られた、特殊なリリースだとMicrosoftは説明しています。
26H1は2026年初めに市場へ出る一部の新しい機種にだけ最初から入っているもので、Windows Updateを通じては配信されません。既存のパソコンへ上書きでインストールすることもできない、と26H1の公式ドキュメントに明記されています。最初の対象はQualcomm Snapdragon X2シリーズを積んだ機種です。
さらに26H1の機種は、2026年後半の年次機能更新プログラムには進めないとも書かれています。24H2・25H2とは土台のWindowsコアが違うためで、そのかわり将来のWindowsリリースへ更新する道は用意されている、とも説明されています。数字が大きいほど上位、という読み方は今回は当てはまりません。
一方で24H2と25H2のパソコンは引き続き完全にサポートされ、年に一度の機能更新プログラムを受け取り続ける、と公式は述べています。だから一般的なパソコンにとっての最新は25H2です。
25H2のHome / Proの期限は2027年10月12日。いま上げておけば、1年以上先まで更新を受け取れる計算になります。Windows 11は秋ごろに新しいバージョンが出て、およそ2年後に前の世代が終わるリズムで動いています。秋になったらWindows Updateを開くくらいの気持ちでいると、慌てずに済みます。
期限があるのはWindows本体だけではありません。Windows 10向けGeForceドライバーの提供終了のように、周辺のソフトにもそれぞれの区切りがあります。



買い替えを急ぐ話ではありません。いまのパソコンのまま25H2へ進むのが基本だと考えて大丈夫です。
まとめ
- 期限:Windows 11 バージョン24H2のHome / Pro等は2026年10月13日(太平洋時間)で更新プログラムの提供が終了
- 影響:パソコンは動くが、毎月のセキュリティ更新・不具合修正・タイムゾーン更新・テクニカルサポートを受け取れなくなる
- 確認:[設定]>[システム]>[バージョン情報]でエディションとバージョンを見る
- 対応:個人のHome / Proは25H2へ自動更新される案内。急ぐなら[設定]>[Windows Update]から自分で進められる
やることの順番はシンプルです。まず自分のバージョンを確認し、24H2ならWindows Updateを開く。この2つだけで、10月13日の期限はやり過ごせます。
なお、ここで挙げた日付やビルド番号は2026年8月時点の公式リリース情報に基づく内容です(更新の受け取り方はWindows Blogの案内もあわせて確認しました)。予定が変わることもあるため、最新は公式ページでご確認ください。
- 24H2のまま使い続けると、どうなりますか?
-
2026年10月13日以降は、毎月のセキュリティ更新や不具合の修正、タイムゾーンの更新、テクニカルサポートを受け取れなくなります。パソコン自体は起動しますが、その後に見つかった弱点は修正されないまま残ります。
- 何もしなくても25H2に更新されますか?
-
Microsoftは、IT部門に管理されていない24H2のHome / Proは25H2の更新プログラムを自動的に受け取ると案内しています(2026年8月時点)。急ぎたい場合は[設定]>[Windows Update]>[更新プログラムのチェック]から自分で進められます。
- 更新を後回しにすることはできますか?
-
公式には、再起動する時間を選んだり、更新を一時的に延期したりできると案内されています。ただし期限そのものは動きません。2026年10月13日までには25H2へ進んでおくのが安心です。
- Windows 10のサポート終了とは別の話ですか?
-
別の話です。Windows 10のHome / Proは2025年10月14日にサポートが終了しています。今回はWindows 11の中のバージョン(24H2)の期限であり、Windows 11そのものが終わるわけではありません。
- 26H1にアップデートすればいいのではありませんか?
-
26H1はWindows Updateでは配信されず、既存のパソコンにはインストールできないと公式に説明されています。一部の新しい機種に最初から入る特殊なリリースのため、一般的なパソコンで選べる最新は25H2です。
関連記事











