ゲーミングPCの電源は何Wあれば安心?容量の目安と選び方を初心者向けに解説

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ゲーミングPCの電源容量を、電源ユニットと電力ゲージで示したイメージ

「ゲーミングPCの電源って、何Wあれば足りるんだろう?」——グラボやCPUに比べると比較記事が少なく、いざ注文画面で選択肢が並ぶと手が止まりがちです。電源ユニットはスペック表のなかでは地味な項目ですが、PC全体が安定して動くかどうかを左右するパーツでもあります。

先に結論をお伝えすると、必要な電源容量は搭載するグラボ(グラフィックボード)のクラスでほぼ決まります。GeForce RTX 5070クラスのミドル構成なら650W〜750W、RTX 5080クラスなら850Wが目安になります。

この記事では、構成クラス別の早見表に加えて、NVIDIA公式が製品ごとに公開している推奨システム電力と必要な補助電源コネクタ、80PLUS認証の読み方、そして「W数が大きいと電気代が高くなる」という誤解の中身までまとめました。表の数値は2026年9月2日に各公式サイトで確認したものです。

この記事の結論
  • ミドルクラスの構成(GeForce RTX 5070クラス)なら650W〜750W、RTX 5080クラスなら850Wが目安です。電源容量は搭載するグラボのクラスでほぼ決まります。
  • NVIDIA公式が製品ごとに「推奨システム電力」を公開している。狙っているグラボが決まっているなら、その数値を出発点にする
  • クラス別の早見表はあくまで目安。実際の余裕は推奨システム電力に1〜2割を足して考える
  • 80PLUS認証はブロンズ以上、迷ったらゴールドで十分。ただし認証が示すのは変換効率で、耐久性の保証ではない
  • RTX 50シリーズを積むなら、16ピン(12V-2×6)コネクタを備えたATX 3.1対応電源を選ぶと配線が素直にまとまる
目次

【結論】ゲーミングPCの電源容量は「グラボ」でほぼ決まる

電源ユニットの容量はグラボで決まることを表す天秤のイラスト

まず結論からお伝えします。ゲーミングPCの電源容量は、搭載するグラボのクラスに合わせて選ぶのが基本です。一般的なミドルクラスの構成であれば、650W〜750Wを選んでおけば大きく外しません。

なぜグラボが基準になるのかというと、ゲーミングPCのなかでもっとも多くの電力を使うパーツがグラボだからです。たとえばRTX 5080の場合、カード単体で360Wを消費します(NVIDIA公式・2026年9月2日確認)。

一方で一般的なゲーミング向けCPUの消費電力は100W〜200W程度、メモリやSSDは1台あたり数Wから十数W程度にとどまります。ゲーム中のPCでは、消費電力の半分前後をグラボが占める計算です。

つまり「グラボに合わせて電源を決めれば、残りのパーツも自然と収まる」というわけです。逆にいうと、グラボを載せ替えたときに電源が足りなくなるのがいちばんありがちな失敗になります。

電源は画面に映る性能へ直接影響しないため後回しにされがちですが、容量が足りないとゲーム中に突然電源が落ちるといったトラブルにつながります。グラボの役割や選び方については、グラボ(GPU)とは?の記事で詳しく解説しているので、あわせて読んでみてください。

そもそも電源ユニットとは?全パーツに電気を届けるPCの「心臓」

電源ユニット(PSU)とは、コンセントから流れてくる交流の電気を、PCパーツが使える直流の電気に変換して各パーツへ供給する装置のことです。人間の体でいえば、全身に血液を送り出す心臓のような役割を担っています。

CPU、グラボ、メモリ、SSD、マザーボード……PCの中にあるすべてのパーツは、電源ユニットから電気をもらって動いています。つまり、電源の品質はPC全体の安定性に直結するということ。どんなに高性能なグラボを積んでいても、電気の供給が不安定では本来の性能を出し切れません。

容量が足りない電源や品質の低い電源を使い続けると、次のようなトラブルが起きやすくなります。

  • 強制シャットダウン:高負荷のゲーム中に突然電源が落ちる・再起動する
  • 動作の不安定化:フリーズやカクつきが増える
  • 寿命への影響:電源自体やほかのパーツの劣化を早めてしまう可能性がある

とくに近年のグラボは、平均消費電力に対して一瞬だけ大きな電流が流れる「電力スパイク」が起きます。ATX 3.0以降の規格では、こうした瞬間的な負荷への耐性が要件として盛り込まれました。

ドスパラの電源ユニット一覧でも、対応規格の絞り込みはATX 3.1が152製品、ATX 3.0が5製品、それ以前のATXが25製品という内訳になっています(2026年9月2日確認)。

新規に選ぶなら、ATX 3.1対応の製品を候補にしておくと無難です。

電源はスペック表では目立ちませんが、品質を落とすと全パーツに影響が出ます。予算を削る場所としては向いていません。

【早見表】構成クラス別・ゲーミングPCの電源容量の目安

それでは、具体的に何Wの電源を選べばいいのか、構成クラス別の目安を表にまとめました。自分が遊びたいゲームと解像度をイメージしながらチェックしてみてください。

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構成クラス代表的なグラボ想定する使い方電源容量の目安
エントリーRTX 5060フルHDで軽めのゲームを楽しむ550W〜650W
ミドルクラスRTX 5060 Ti/5070フルHD〜WQHDで人気ゲームを快適に遊ぶ650W〜750W
ハイクラスRTX 5070 Ti/5080WQHD〜4Kや高リフレッシュレートでがっつり遊ぶ750W〜850W
ハイエンドRTX 50904K最高設定でのプレイに加えて配信・動画編集もこなす1000W以上

この表はあくまでクラス分けの目安です。搭載するグラボが決まっているなら、次の「推奨システム電力」を起点にして、そこへ1〜2割の余裕を足すという順番で考えると、数字の根拠がはっきりします。エントリー帯を550W始まりにしているのも、RTX 5060の推奨システム電力が550Wだからです。

現行モデルの目安|GeForce RTX 50シリーズの推奨システム電力

いま販売されているグラボは、メーカー公式が製品ごとに「推奨システム電力」と「必須の電源コネクタ」を公開しています。狙っているグラボが決まっているなら、クラス分けよりこちらを見るほうが確実です。

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グラボカード単体の消費電力推奨システム電力必須の電源コネクタ
RTX 5060145W550WPCIe 8ピン×1、または300W以上のPCIe Gen 5ケーブル×1
RTX 5060 Ti180W600WPCIe 8ピン×1、または300W以上のPCIe Gen 5ケーブル×1
RTX 5070250W650WPCIe 8ピン×2、または300W以上のPCIe Gen 5ケーブル×1
RTX 5070 Ti300W750WPCIe 8ピン×2、または300W以上のPCIe Gen 5ケーブル×1
RTX 5080360W850WPCIe 8ピン×3、または450W以上のPCIe Gen 5ケーブル×1
RTX 5090575W1000WPCIe 8ピン×4、または600W以上のPCIe Gen 5ケーブル×1

出典:NVIDIA公式サイトの製品ページ(RTX 5060ファミリー/RTX 5070ファミリー/RTX 5080/RTX 5090・いずれも2026年9月2日確認。数値は前回確認した2026年8月16日から変わっていません)。

CPUを上位モデルにする、ストレージやケースファンを増やすといった構成では、もう一段上の容量を見ておくと余裕が生まれます。

W数と同じくらい大事な「16ピン(12V-2×6)コネクタ」

上の表の右端にあるとおり、RTX 50シリーズは従来のPCIe 8ピンを複数本つなぐ方法と、PCIe Gen 5ケーブル1本で給電する方法のどちらでも動きます。8ピンでつなぐ場合の変換アダプターはカードに同梱されるとNVIDIAが明記しています(2026年9月2日確認)。

ここで押さえておきたいのが呼び名の違いです。NVIDIAの製品ページでは「PCIe Gen 5 ケーブル」と書かれていますが、電源ユニット側のスペック表では「16ピン(12V-2×6)」と表記されるのが一般的です。

ドスパラの電源ユニット一覧にも「GPU用16ピン補助電源」という絞り込みがあり、16ピン(12V-2×6)ありが148製品、なしが20製品という内訳でした(2026年9月2日確認)。

買う前にこの表記を探せば、変換アダプターなしで配線できるかがひと目で分かります。

アダプターを使う配線でも動作はしますが、ケース内に太い分岐ケーブルが増えてエアフローの邪魔になりがちです。RTX 5070以上を狙うなら、16ピン付きのATX 3.1対応電源を選んでおくと後々の取り回しが楽になります。

コネクタの形状や注意点は、グラボの補助電源(8pin・12VHPWR)とは?の記事で整理しています。

電源容量は「最大消費電力の1.5〜2倍」を目安にする理由

電源選びでは昔から「PC全体の最大消費電力の2倍程度の容量が理想」と言われてきました。根拠は変換効率の特性にあります。80PLUS認証の要件を見ると、ほとんどのグレードで、負荷率50%のときにいちばん高い効率が求められているためです。

実際、115V基準のゴールドは負荷20%と100%で87%、負荷50%だけ90%が要件になっています。

たとえばPC全体の最大消費電力が350W程度なら、700Wクラスを選べばちょうど効率の良い領域で動く計算になります。負荷に余裕があると発熱が少なく、冷却ファンの回転も控えめになるため、動作音が静かになりやすいという副次的なメリットもあります。

ただし「2倍」を厳密に守る必要はありません。RTX 5090の推奨システム電力は1000Wですが、これを2倍にすると2000Wになり、家庭用コンセントの容量からも現実的ではなくなります。推奨システム電力を満たしたうえで1.5〜2倍のレンジに収まっていれば十分と考えてください。

よくある疑問:いま使っているPCの電源が何Wなのか分からないんだけど、どうやって調べるの?

BTOパソコンなら、購入した製品ページや納品書の仕様欄に「電源:750W 電源 (80PLUS GOLD)」のように記載されています。注文履歴が残っていれば、そこから型番を検索するのがいちばん早い方法です。

自作PCや中古PCの場合は、電源ユニット本体の側面に貼られているラベルに容量と認証グレードが印刷されているので、ケースの側板を開けて確認できます。

80PLUS認証とは?電源の「質」をひと目で見分けるマーク

80PLUS認証のグレードをメダルで表現したイラスト

電源のスペック表でよく見かける「80PLUS BRONZE」「80PLUS GOLD」という表記。これは80PLUS認証と呼ばれるものです。

80PLUS認証とは、電源ユニットの変換効率が一定の基準を満たしていることを示す認証制度のことです。コンセントの電気をPC用に変換するとき、どうしても一部が熱になって失われます。このロスが少ない電源ほど、上位グレードの認証を受けられる仕組みです。

グレード変換効率の要件(115V・負荷50%時)ざっくりイメージ
スタンダード80%認証の最低ライン
ブロンズ85%定番。価格を抑えたいならここ
シルバー88%製品数が少なく、選択肢は限られる
ゴールド90%品質と価格のバランスが取れた主流グレード
プラチナ92%こだわり派向けの上位クラス
チタニウム94%ハイエンド構成向けの最上位
ルビー95%公式表に新たに加わった最上級グレード

※上の数値は80 PLUS認証の公式サイトが公開している115V基準・負荷50%時の要件です(2026年9月2日確認)。前回確認時にはなかった「ルビー(RUBY)」が最上位グレードとして追加されていました。

ただし公式サイトはルビーをデータセンター向けの位置づけとして紹介しており、ドスパラの電源ユニット一覧にもルビー認証の製品はまだ並んでいません(2026年9月2日確認)。自作PC向けの売り場で見かける機会は当面かなり限られます。

もうひとつ注意したいのが電圧の違いです。80PLUSの要件は115V用と230V用で別々に定められており、たとえばブロンズの負荷50%時は115Vで85%、230Vでは88%と3ポイント差があります。

日本の家庭用コンセントは100Vなので、読むべきなのは115Vの表のほうです。海外サイトで見た数値と国内表記がずれていたら、たいていはこの違いが原因になります。

初心者は「ブロンズ」か「ゴールド」を選べばOK

グレードがたくさんあって迷ってしまいますが、初心者の方はブロンズかゴールドを選んでおけば間違いありません。ブロンズは価格と品質のバランスが良い定番グレード、ゴールドは効率が高く、長時間使う人ほど差が出るグレードです。

実売価格の水準を挙げると、ドスパラの電源ユニット一覧では650Wのブロンズ製品が4,400円、850Wのゴールド製品が8,980円からという並びでした(2026年9月2日確認)。

予算に少し余裕があるならゴールドを。効率が高い電源は発熱も少なく、長い目で見ると差が出てきます。

最近は80PLUSと並んで「Cybenetics(サイベネティクス)」認証を併記する製品も増えました。80PLUSが変換効率だけを見るのに対し、Cybeneticsは効率(ETA)と静音性(LAMBDA)を別々に格付けするのが特徴です。

ドスパラの一覧にも、80PLUS GOLDとCybenetics PLATINUMを両方取得した製品が並んでいます(2026年9月2日確認)。静かなPCにしたい人は、LAMBDAの評価もあわせて見ると選びやすくなります。

なお、80PLUS認証はあくまで「変換効率」の認証であって、電源の耐久性や安全性を直接保証するものではありません。とはいえ、認証を取得している製品はメーカーがきちんとコストをかけている証拠でもあるので、品質を見分ける目安としては十分に使えます。

「W数が大きい=電気代が高い」は誤解!

電源容量と電気代の関係を表す電球とコインのイラスト

電源選びでよくある誤解が、「850Wの電源にしたら、電気代も850W分かかるのでは?」というもの。結論から言うと、電源のW数と電気代は直接関係ありません。

電源容量の「850W」という数字は、「最大でこれだけの電力を供給できます」という上限値です。実際に消費する電力は、そのときPCが行っている作業の内容で決まります。850W電源を積んだPCでも、ネットの閲覧や動画視聴くらいなら消費電力が50W〜100W程度にとどまることも珍しくありません。

むしろ、容量に余裕のある電源は効率の良い負荷帯で動作しやすいため、同じ作業なら大容量電源のほうがわずかに省エネになるケースすらあります。「大は小を兼ねる」が基本的に成り立つのが電源選びです。

電気代は「消費電力(kW)×使用時間×31円/kWh」でおおよそ計算できます。この31円/kWh(税込)は、家電のカタログでも使われる全国家庭電気製品公正取引協議会(家電公取協)の電力料金目安単価で、令和4年7月22日の改定値です。

2026年9月2日時点でも同じ単価が使われていることを、同協議会のQ&Aページで確認しました。

この単価で計算すると、実際の消費電力が300WのPCでゲームを1時間遊んだ場合は0.3kW×1時間×31円=約9.3円、1日3時間を30日続けても約840円という水準です。ゲーミングPCの電気代を使い方別に見たい方は、ゲーミングPCの電気代の記事もどうぞ。

電源選びで失敗しないための4つのチェックポイント

最後に、実際に電源を選ぶとき(またはBTOパソコンでカスタマイズするとき)に確認しておきたい点を4つにまとめました。

①容量は「推奨システム電力+1〜2割」で決める

ここまで見てきたとおり、出発点はグラボの推奨システム電力です。RTX 5070なら650W、RTX 5080なら850Wを満たしたうえで、CPUやストレージの構成に応じて一段上を選びます。将来グラボをアップグレードする予定があるなら、そのときの推奨値も先に調べておくと買い替えの手間が減ります。

②ATX 3.1対応と16ピンコネクタの有無を確認する

W数だけを見て買うと、いざ組む段階で「グラボにつなぐケーブルが足りない」という事態になりかねません。

製品ページの「対応規格:ATX 3.1」「GPU用16ピン補助電源:あり」という表記を確認しておくのが、RTX 50シリーズ世代での安全策です。80PLUS認証はブロンズ以上を目安にし、毎日長時間プレイするならゴールドを検討してください。

③保証期間をチェックする

電源は毎日働き続ける消耗品としての側面もあるパーツです。保証期間の長さはメーカーの品質への自信の表れでもあるので、購入前に見ておきたい項目になります。自作向けの製品では5年保証や10年保証を掲げるモデルもあり、価格差の理由がここに表れることも多くあります。

④BTOパソコンならカスタマイズ画面で電源を変更できる

ドスパラなどのBTOパソコンでは、注文時のカスタマイズ画面で電源を変更できます。実際にRTX 5070を搭載するGALLERIAのモデルを見ると、標準の「750W 電源 (80PLUS GOLD)」から次のように選べました(2026年9月2日確認・モデルによって選択肢と金額は異なります)。

  • 850W 電源(80PLUS GOLD):+6,600円
  • 1000W 電源(80PLUS GOLD):+12,500円
  • 1000W 電源(80PLUS PLATINUM):+17,000円
  • 1200W/1300W電源(Cybenetics認証の上位モデル):+46,000円〜

標準構成の電源でもメーカーが動作検証済みなので、そのままでも問題なく使えます。数千円で一段上の容量にできるなら、将来のグラボ交換を見据えて850Wにしておく、という判断はしやすいところです。

どこをカスタマイズすべきかは、ドスパラのカスタマイズはどこを変えるべき?の記事で整理しました。

同じ画面で迷いやすいCPUクーラーについては、CPUクーラーは空冷と水冷どっち?で選び方をまとめています。

今のグラボにぴったりの容量にすると、買い替えのときに電源ごと交換になることがあります。先を見据えた容量選びが、結局いちばん安上がりです。

\電源容量はモデルごとに確認できます/

まとめ:電源容量は「推奨システム電力+少し余裕」で決める

この記事のまとめ
  • 電源容量は搭載するグラボでほぼ決まる。NVIDIA公式の推奨システム電力が出発点
  • RTX 5070なら650W、5070 Tiなら750W、5080なら850W、5090なら1000W(2026年9月2日確認)
  • そこへ1〜2割の余裕を足す。「最大消費電力の1.5〜2倍」に収まれば効率の良い負荷帯で使える
  • RTX 50シリーズにはATX 3.1対応かつ16ピン(12V-2×6)付きの電源が扱いやすい
  • 80PLUS認証はブロンズ以上、迷ったらゴールド。日本の100V環境で読むのは115Vの表
  • 電源のW数と電気代は直接関係なし。「大は小を兼ねる」で問題ない

電源ユニットは目立たないパーツですが、PC全体の安定性と寿命を左右します。グラボの推奨システム電力を調べて、そこに少し余裕を持たせる——この手順さえ踏んでおけば、電源選びで大きく失敗することはありません。

長く付き合えるゲーミングPCのために、この記事の早見表と推奨システム電力の表を注文画面と見比べながら活用してみてください。

電源の容量が足りないとどうなりますか?

高負荷のゲーム中に突然電源が落ちたり、再起動を繰り返したりする症状が出やすくなります。近年のグラボは一瞬だけ大きな電流が流れるため、平均消費電力では足りているつもりでも保護回路が働くことがあります。容量ぎりぎりの状態は電源自体の劣化も早めるので、余裕のある容量を選んでください。

電源ユニットの寿命はどのくらいですか?

使用環境や品質にもよりますが、一般的に3〜5年程度が交換の目安と言われています。内部のコンデンサが熱で劣化していくため、風通しの悪い場所に設置していると寿命は短くなります。保証期間の長い製品は品質にも期待できるため、選ぶときの参考にしてみてください。

大きすぎる電源を選ぶデメリットはありますか?

本体価格が高くなることと、大容量モデルは奥行きが長くケースに収まらない場合があることの2点です。W数が大きくても実際の消費電力は作業内容で決まるため、電気代が跳ね上がる心配はありません。ミニタワーに組む場合だけ、電源の奥行き(mm)とケースの対応寸法を照らし合わせてください。

80PLUS認証がない電源は使わないほうがいいですか?

認証がない=すぐに危険というわけではありませんが、品質を判断する材料が少なくなるのは事実です。最近はCybenetics認証だけを取得している製品もあり、その場合はETA(効率)とLAMBDA(静音性)の格付けが判断材料になります。

初心者の方は、いずれかの認証が付いた製品から選ぶと迷いにくくなります。

BTOパソコンの電源は標準のままで大丈夫ですか?

標準構成はメーカーが動作検証を行っているため、そのままでも問題なく使えます。

RTX 5070搭載のGALLERIAでは750W 80PLUS GOLDが標準で、推奨システム電力の650Wに対して余裕がある構成でした(2026年9月2日確認)。

将来グラボの交換を考えている場合は、+6,600円で850Wにするといった選択肢も検討する価値があります。

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この記事を書いた人

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