Steam Next Fest(日本語の公式名は「Steam Nextフェス」)は、発売前の新作ゲームの体験版を、1週間にわたってまとめて試せるイベントです。年に3回(2月・6月・10月)開かれます。
2026年10月回は、日本時間で10月20日(火)午前2時から10月27日(火)午前2時までです。この記事は、10月19日に公式ページなどで確かめた内容をもとにしています。
この記事では、イベントの仕組み、体験版の探し方と遊び方、入れる前に確かめたいPCスペック、起動しないときの見直し先の順にまとめます。
- Steam Next Fest は、プレイできる体験版がある発売前の新作を集めた、年3回(2月・6月・10月)のイベント
- 2026年10月回は、日本時間で10月20日(火)午前2時から10月27日(火)午前2時まで
- 体験版は無料。ストアのゲームのページからインストールして、Steamのライブラリで遊ぶ
- 入れる前に、ストアの「システム要件」と自分のPCを見比べる。体験版は要件欄が空のこともある
- 体験版は製品版と同じとは限らない。配信が止まる体験版もあるので、気に入ったらウィッシュリストへ
Steam Next Fest とは?新作の体験版を試せるイベント

Steam Next Fest は、Steam公式が開く、プレイできる体験版がある新作ゲームを紹介するイベントです(出典:Steamworks公式)。開催中は、専用のページに参加作品がセクションごとに並びます。
参加するゲームは、イベントの開始までに、遊べる体験版を一般公開しておく決まりです。体験版のほかに、開発者とのチャットや、ライブ配信の視聴も楽しめます。
見る側にとっては、紹介動画やスクリーンショットだけでなく、実際に触ってから、発売後に買うかを決められるのが最大の利点です。
開催の仕組みと参加条件
開発者向けの公式ドキュメントには、参加条件がこう書かれています(出典、当サイトの要約)。
| 項目 | 参加条件 |
|---|---|
| 対象 | まだ発売されていない新作ゲーム。イベントが終わるまでに発売されていないこと |
| 体験版 | イベントの開始までに、プレイできる体験版を一般公開していること |
| 回数 | 各タイトルが参加できるのは、一度だけ。参加済みの作品の別バージョンでは、再び参加できない |
| 対象外 | プロローグやプレビュー、すでにSteamで発売されたゲームの短縮版 |
| 体験版の条件 | 限定配信である必要はなく、新しさや長さの決まりもない |
最後の行が大切です。Next Fest に並ぶ体験版は、イベントのために作られた特別版とは限りません。ずっと前から公開されている体験版も、そのまま対象になります。
並び順にも特徴があります。開始後の数日は、ほとんどのセクションで参加作品がランダムに表示されます。数日たつと、ログイン中のユーザーには、フェス中の行動をもとにしたおすすめが出ます。
終わったあとには、最もプレイされた体験版をまとめたページが公開されます。気になる作品を逃したときは、そこから探す手もあります。
日程早見表(今回は日本時間)
開催期間は、米国の太平洋時間で決まっています。10月回は夏時間のため、日本との時差は16時間です。
開始も終了も、日本時間では翌日の未明になります。日本時間への換算は、当サイトによるものです(出典:Steamworks公式の10月回のページ)。
| 開催回 | 期間 |
|---|---|
| 2026年10月回 | 日本時間で10月20日(火)午前2時〜10月27日(火)午前2時(米国の太平洋時間では10月19日午前10時〜10月26日午前10時) |
| 2027年2月回 | 2月22日〜3月1日(米国の太平洋時間の日付。開始時刻は未発表) |
| 2027年6月回 | 6月14日〜6月21日(米国の太平洋時間の日付。開始時刻は未発表) |
2027年の2回は、公式の今後のSteamイベントのページに日付だけが載っています(10月19日確認)。日本時間では日付がずれることがあるので、開始時刻が発表されたら、公式ページで確かめてください。
体験版の探し方と遊び方|ストアで入れてライブラリで起動
体験版は、Steamのストアで探して、無料でインストールできます。遊ぶ場所は、製品版と同じSteamのライブラリです。Steamを始めたばかりの方は、Steamの始め方の記事を先に見ておくとスムーズです。
体験版を見つける入り口
- Nextフェスのページ:開催中は、参加作品がセクションごとに並びます
- ストアの体験版セクション:公開された体験版は、新着として出ます
- 気になるゲームのストアページ:体験版があるゲームには、体験版のボタンが付きます
- ウィッシュリスト:製品版を入れておくと、開発者が通知を出した場合に、体験版の公開をメールやアプリで知らせてもらえます
ここまでは、Steamの公式ドキュメントの説明です(出典:Steamworks公式)。ボタンの表記は、ページによって違います。
10月19日にログインせずに見たストアでは、製品版のページに「体験版配信中」の欄と「PC版体験版をダウンロード」のボタンが出ていました。体験版のページには、「体験版インストール」のボタンがありました。
体験版を公開する時期は、作品ごとに違います。開催のかなり前に出す作品も、開始の時刻に合わせて出す作品もあります。開始前に見つからなくても、あわてなくて大丈夫です。
インストールから起動まで
体験版は、製品版とは別のアプリとして登録されています。そのため、Steamのライブラリには、製品版とは別の項目として入ります。
インストールが終わったら、ライブラリで体験版を選んで「プレイ」を押します。容量は作品ごとに違うので、先に空き容量を見ておきましょう(次の章で説明します)。
気に入ったときの動き方
体験版のストアページやライブラリには、製品版のストアページへ移る目立つリンクが自動で付きます。そこから、ウィッシュリストへの追加や購入ができます。

気になった作品は、体験版を遊ぶ前でも後でも、ウィッシュリストに入れておくのがおすすめです。あとで探し直す手間が省けます。
体験版を入れる前に確認したいPCスペックと空き容量
体験版でも、PCが要件に足りないと、動かない・カクつくといったことが起きます。入れる前に、ストアページの「システム要件」を開いて、自分のPCと見比べましょう。
主な項目は、OS・プロセッサー・メモリー・グラフィック・DirectX・ストレージ(空き容量)の6つです。作品によっては、ネットワークや追記事項の欄もあります。「最低」と「推奨」に分かれていることが多く、まず見るのは「最低」です。
自分のPCの調べ方と要件の読み方は、Steamの容量確認とPCスペック確認の記事と、PCのスペック確認方法(Windows 11)の記事にまとめています。
体験版の「システム要件」は、空欄のこともある
10月19日に、Steamストアの新着の体験版40本(いずれも公開日の表示は10月18日)について、「最低」の要件を確かめました。14本は、プロセッサー・メモリー・グラフィック・ストレージのどれも書かれていませんでした(OSだけ、または空欄)。
メモリーが読み取れた21本では、4GB前後が11本で最多、次いで8GBが7本でした。1GBが2本、16GBが1本です。空き容量が読み取れた19本は、次の表のとおりです。
| 最低要件の空き容量 | 本数 |
|---|---|
| 1GB以下 | 8本 |
| 2〜3GB | 6本 |
| 4〜6GB | 4本 |
| 8GB | 1本 |
※新着順に並べた40本で、Next Fest の参加作に絞ったものではありません。単位の誤記とみられる記載は除きました。本数も少ないので、目安として読んでください。
体験版だから軽いとは限りません。空き容量は3GB以下が多い一方で、4GB以上の体験版も5本ありました。1本ずつ、ストアページで確かめるのが確実です。
要件が読み取れないとき
体験版のページに要件がないときは、製品版のストアページの「システム要件」を見ます。ただし、体験版と製品版の要件が同じとは限りません。
体験版は無料なので、迷ったら、先に空き容量だけ確保して入れてみる手もあります。動かなかったときは、ライブラリからアンインストールすれば消せます。



「最低」は、動かすための下限です。快適に遊びたいときは、「推奨」を目安にしてください。
空き容量の目安は、PCの空き容量の残し方の記事が参考になります。遊びたい作品が増えてスペックが足りなくなってきたら、ゲームの推奨スペックの記事で、最低と推奨の違いを確かめてみてください。
体験版が起動しない・カクつく時の見直し先


体験版は、製品版と同じ品質とは限りません。Steamの公式ドキュメントも、体験版のビルド審査は「動くかどうか」の確認が目的で、バグの検出はしないと説明しています(出典:Steamworks公式)。
起動しない・カクつくといったトラブルは、PC側の問題と体験版側の問題が混ざります。まず、PC側で直せるところから、症状別に順番に見ていきましょう。
| こんな症状のとき | まず見る所 |
|---|---|
| 「プレイ」を押しても始まらない。実行中のまま動かない | ゲームファイルの整合性の確認と、再起動から。くわしくはSteamのゲームが起動しない時の記事 |
| 最初の起動で、長い待ち時間やカクつきが出る | シェーダーのコンパイル中の可能性があります。くわしくはシェーダーコンパイルの記事 |
| スペックは足りているのに、重い・カクつく | 画質設定、温度、回線の順に確認します。くわしくはPCゲームがカクつく原因の記事 |
| そもそも要件に足りているか不安 | ストアの要件と自分のPCを見比べます。くわしくはSteamのスペック確認の記事 |
ゲームファイルの整合性の確認は、ライブラリで体験版を右クリックして、「プロパティ」→「インストール済みファイル」→「ゲームファイルの整合性を確認」の順に進みます。
直らないときは、ストアページや公式の告知に、既知の不具合が出ていないかを見ます。体験版は開発中のため、あとから修正版が出ることもあります。
体験版で気をつけたいこと|製品版との違いと配信の終了
体験版は、製品版の一部を無料で試せる便利な仕組みです。一方で、製品版と同じとは限らない点があります。公式の説明をもとに整理します(出典:Steamworks公式)。
| 気をつける点 | 公式の説明にもとづく読み方 |
|---|---|
| 内容は一部だけ | 体験版のサイズや範囲は作品ごとに違い、ゲームの一部を遊べるようにしたもの。製品版の全部ではない |
| セーブデータ | 製品版へ引き継げるかは作品しだい。開発者が製品版のクラウドセーブと共有している場合は、続きから再開できる |
| 実績 | Steamは開発者に、体験版の実績を無効にするよう勧めている。体験版では実績が付かないことがある |
| マルチプレイ | 製品版と体験版のあいだでは、マルチプレイのマッチメイキング(相手探し)に対応していない |
| 言語・機能 | 体験版のストアページには、体験版が対応する機能・言語・プレイヤーモードが載る。製品版と違う場合があるので、日本語に対応しているかは体験版のページで確認する |
| 不具合 | Steamのビルド審査は動作確認だけで、バグの検出はしない。製品版と同じ品質とは限らない |
体験版は、開発者がいつでも配信を止められます。止まると、ダウンロードも起動もできなくなります。ライブラリには残りますが、遊べず、アンインストールだけできる状態です。
公式ドキュメントは、体験版がすぐに無効になることに失望するプレイヤーが多かったとして、フェス終了後も体験版を利用できるようにしておくことを開発者に勧めています。ただし、決まりではありません。
気に入った体験版は、期間中に遊び切るか、ウィッシュリストに入れておくと安心です。
Steam Next Fest についてのよくある質問
- 2026年10月回の Steam Next Fest は、いつからいつまでですか?
-
日本時間で、2026年10月20日(火)午前2時から10月27日(火)午前2時までです。米国の太平洋時間では、10月19日午前10時から10月26日午前10時までです(10月19日確認)。
- 体験版は、どこで、いくらで遊べますか?
-
Steamのストアで探して、Steamのライブラリで遊びます。体験版は無料です。ゲームのストアページにある体験版のボタンから、インストールします。
- PCのスペックが足りないと、体験版は遊べませんか?
-
ストアの「システム要件」の最低を下回ると、動かない、またはカクつく可能性があります。体験版は無料なので、空き容量を確保して試すこともできます。動かなかったときは、ライブラリからアンインストールできます。
- Next Fest が終わったら、体験版は遊べなくなりますか?
-
作品によります。開発者は体験版の配信をいつでも止められ、止まるとダウンロードも起動もできません。公式は、終了後も体験版を利用できるようにするよう、開発者に勧めています。
- 次の Steam Next Fest は、いつですか?
-
公式ページには、2027年2月22日〜3月1日と、2027年6月14日〜6月21日が載っています。開始時刻は、10月19日の時点で未発表です。
まとめ:体験版は、PCの確認→インストール→ウィッシュリストの順に
Steam Next Fest の体験版を試すときの、次の一手を順番に整理します。
- まず、遊びたい作品のストアページで「システム要件」を開き、メモリーと空き容量だけ確かめる
- 期間中に体験版をインストールして遊び、気に入った作品はウィッシュリストに追加する
- 起動しない・カクつくときは、整合性の確認から。症状別の記事で見直す
- 体験版は実績が付かない・製品版の人とマルチプレイできないことがある。日本語対応も体験版のページで確かめる
- 次回の2027年2月・6月回は、日付だけが公開済み。開始時刻は公式で確かめる
Steamの案内は、更新されることがあります。最新の日程と条件は、各出典の公式ページで確認してください。
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