「CPUの型番が多すぎて、結局どれを選べばいいのか分からない」。そんな方のために、RyzenとCore現行CPU17モデルをPassMarkスコア×実売価格のテキスト早見表に整理しました。
用途別(ゲーム・配信・クリエイティブ)と予算帯別の表に加えて、コスパ値(PassMarkスコア÷実売価格)も掲載。数字を眺めるだけで、自分に合う1個まで絞り込めます。
- とにかく総合力で比べたい→最初のメイン早見表をチェック
- ゲームのfpsを上げたい→ゲーム用の表でX3D系を中心に確認
- コスパで選びたい→コスパ値(性能÷価格)が大きいものが有利
- 予算が決まっている→予算帯別の表で候補を2択まで絞る
CPU性能早見表【現行17モデル・2026年7月17日更新】

まずは現行の主要CPUを、PassMarkスコアが高い順に一覧で並べます。RyzenはAMD、Core UltraとCore iはIntelの製品です。
| CPU名 | PassMarkスコア | 実売価格(税込) | コスパ値※ | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|
| Ryzen 9 9950X3D | 70,132 | 103,000円 | 6,809 | ゲームも制作も妥協しない最上位 |
| Core Ultra 7 270K Plus | 68,609 | 57,980円 | 11,833 | 配信・動画編集のコスパ本命 |
| Core Ultra 9 285K | 67,256 | 93,480円 | 7,195 | クリエイティブ用途の最上位 |
| Ryzen 9 9950X | 65,741 | 90,980円 | 7,226 | 3D・エンコードの定番16コア |
| Core Ultra 7 265K | 58,603 | 46,332円 | 12,648 | ゲーム+配信を1台で安く |
| Ryzen 9 9900X | 54,366 | 59,493円 | 9,138 | 配信とマルチ作業のバランス型 |
| Core Ultra 5 250K Plus | 51,397 | 38,980円 | 13,185 | 4万円弱で高いマルチ性能 |
| Core Ultra 5 245K | 43,095 | 32,480円 | 13,268 | 入門クリエイター・万能型 |
| Ryzen 7 9850X3D | 41,343 | 70,287円 | 5,882 | ゲーム特化の現行最強クラス |
| Ryzen 7 9800X3D | 39,948 | 58,540円 | 6,824 | ゲーミングの大本命 |
| Ryzen 7 9700X | 36,999 | 38,379円 | 9,640 | 高fpsと価格の両立 |
| Ryzen 7 7800X3D | 34,277 | 45,182円 | 7,586 | 前世代でもゲームは今も上位 |
| Core Ultra 5 225 | 30,511 | 28,449円 | 10,725 | 普段使い+軽い制作 |
| Ryzen 5 9600X | 30,104 | 32,980円 | 9,128 | 万能ミドルの6コア |
| Ryzen 5 7600 | 26,978 | 25,644円 | 10,520 | 自作エントリーの定番 |
| Ryzen 5 7500F | 26,544 | 27,800円 | 9,548 | フルHDゲーム入門の定番 |
| Core i5 14400F | 25,484 | 27,980円 | 9,108 | BTO採用多数の入門定番 |
※コスパ値=PassMarkスコア÷実売価格(万円)。数値が大きいほど割安の目安です(当サイト算出)。
出典:PassMark CPU Benchmarks(cpubenchmark.net)のCPU Markスコア/実売価格は価格.com掲載の最安値(税込)。いずれも2026年7月17日取得。スコア・価格とも日々変動します。
コスパ値は、ベンチマークスコアを価格で割る、広く使われるコスパの見方です(PassMark公式もValueチャートとして公開している一般的な方法)。四捨五入した整数で表示しています。詳しくはコスパ値の計算方法で解説しています。
注意点がひとつ。PassMarkスコアは全コアを使い切る総合力の目安なので、ゲームのfpsとは順位が一致しません。ゲーム目的の方は、次の用途別の表まで必ず確認してください。

Ryzen 7 9800X3DはPassMarkだと中位ですが、実際のゲームfpsでは最上位クラス。スコアの「種類」を意識して読むのがコツです。
用途別の詳しい早見表(ゲーム/配信/クリエイティブ)


同じCPUでも、用途が変われば評価は大きく変わります。ここではゲーム・配信・クリエイティブの3用途別に、候補になるモデルだけを絞って紹介します。
ゲーム重視で選ぶなら【X3D系が本命】
ゲームのfpsに直結するのは、大容量キャッシュ(=CPU内部の高速な作業用メモリ)を積んだRyzen X3D系です。PassMarkの順位よりも、実ゲームでの強さを優先して選びます。
| CPU名 | PassMarkスコア | 実売価格(税込) | コスパ値※ | ゲームでの位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| Ryzen 7 9850X3D | 41,343 | 70,287円 | 5,882 | ゲーム特化の現行最強。競技FPS勢向け |
| Ryzen 7 9800X3D | 39,948 | 58,540円 | 6,824 | ゲーム用の大本命。迷ったらこれ |
| Ryzen 7 7800X3D | 34,277 | 45,182円 | 7,586 | 1世代前でも実ゲーム性能は上位 |
| Ryzen 7 9700X | 36,999 | 38,379円 | 9,640 | X3D非搭載でも高fps。価格重視の8コア |
| Core Ultra 7 265K | 58,603 | 46,332円 | 12,648 | ゲームと録画・配信を1台でこなす |
| Ryzen 5 7500F | 26,544 | 27,800円 | 9,548 | フルHDエントリーの定番 |
| Core i5 14400F | 25,484 | 27,980円 | 9,108 | BTOでの採用が多い入門定番 |
※コスパ値=PassMarkスコア÷実売価格(万円)。数値が大きいほど割安の目安です(当サイト算出)。
出典:PassMark CPU Benchmarks(cpubenchmark.net)のCPU Markスコア/実売価格は価格.com掲載の最安値(税込)。いずれも2026年7月17日取得。スコア・価格とも日々変動します。
CPUごとの実ゲームfpsの傾向は、CPUゲーム性能比較でタイトル別に詳しく整理しています。あわせて参考にしてください。
配信・実況で選ぶなら【コア数と同時作業】
ゲームを動かしながら配信ソフトやコメント欄、ブラウザを同時に動かす配信では、コア数の多さが快適さに直結します。録画や配信のエンコードをGPUに任せる場合でも、コアの余裕は多いほど安定します。
| CPU名 | PassMarkスコア | 実売価格(税込) | コスパ値※ | 配信での位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| Ryzen 9 9950X3D | 70,132 | 103,000円 | 6,809 | ゲーム+配信+録画の全部盛り最高峰 |
| Core Ultra 7 270K Plus | 68,609 | 57,980円 | 11,833 | 24コアで同時作業に強い。価格も手頃 |
| Ryzen 9 9900X | 54,366 | 59,493円 | 9,138 | 12コア24スレッドのバランス型 |
| Core Ultra 7 265K | 58,603 | 46,332円 | 12,648 | 5万円未満で20コア。入門配信に十分 |
| Ryzen 7 9800X3D | 39,948 | 58,540円 | 6,824 | fps最優先の配信者向け(GPUエンコード前提) |
※コスパ値=PassMarkスコア÷実売価格(万円)。数値が大きいほど割安の目安です(当サイト算出)。
出典:PassMark CPU Benchmarks(cpubenchmark.net)のCPU Markスコア/実売価格は価格.com掲載の最安値(税込)。いずれも2026年7月17日取得。スコア・価格とも日々変動します。
クリエイティブで選ぶなら【マルチスレッド性能】
動画の書き出しやRAW現像、3DCGレンダリングは、PassMarkスコアがそのまま作業時間の目安になりやすい分野です。予算が許す範囲でスコアの高いモデルを選ぶと、書き出し待ちの時間を短縮できます。
| CPU名 | PassMarkスコア | 実売価格(税込) | コスパ値※ | クリエイティブでの位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| Ryzen 9 9950X3D | 70,132 | 103,000円 | 6,809 | 32スレッドの最高峰。ゲームも最強 |
| Core Ultra 7 270K Plus | 68,609 | 57,980円 | 11,833 | 6万円未満でこのマルチ性能 |
| Core Ultra 9 285K | 67,256 | 93,480円 | 7,195 | Intel最上位。内蔵GPUのエンコード支援も便利 |
| Ryzen 9 9950X | 65,741 | 90,980円 | 7,226 | 長尺動画・3DCGレンダリングの定番 |
| Core Ultra 5 250K Plus | 51,397 | 38,980円 | 13,185 | 4万円弱でミドル級の動画編集 |
| Core Ultra 5 245K | 43,095 | 32,480円 | 13,268 | コスパ値トップ。入門クリエイター向け |
※コスパ値=PassMarkスコア÷実売価格(万円)。数値が大きいほど割安の目安です(当サイト算出)。
出典:PassMark CPU Benchmarks(cpubenchmark.net)のCPU Markスコア/実売価格は価格.com掲載の最安値(税込)。いずれも2026年7月17日取得。スコア・価格とも日々変動します。
予算帯別・迷ったらこの1個
「用途は分かったけど、まだ2〜3個で迷う」という方のために、予算帯ごとの結論をまとめました。まず予算、次に用途の順で絞るのが、CPU選びの一番の近道です。
| 予算帯 | ゲーム重視 | 配信・クリエイティブ重視 | ひとことメモ |
|---|---|---|---|
| 〜3万円 | Ryzen 5 7500F(27,800円) | Core Ultra 5 225(28,449円) | フルHDゲーム・軽い制作の入門ライン |
| 3〜5万円 | Ryzen 7 7800X3D(45,182円) | Core Ultra 7 265K(46,332円) | コスパ値が高く一番おいしい価格帯 |
| 5〜8万円 | Ryzen 7 9800X3D(58,540円) | Core Ultra 7 270K Plus(57,980円) | ゲーム最強格と24コアが選べる |
| 8万円〜 | Ryzen 9 9950X3D(103,000円) | Core Ultra 9 285K(93,480円) | 妥協なしの最上位。用途で使い分け |
今いちばんお得感が強いのは3〜5万円の価格帯です。コスパ値1万超えのモデルが集中しており、ゲームならRyzen 7 7800X3D、同時作業重視ならCore Ultra 7 265Kと、選択肢の質が高くなっています。



自作ではなくBTOパソコンで買う場合も、この予算感覚はそのまま使えます。CPUに1ランク上を求めるより、グラボとのバランスを優先しましょう。
早見表を正しく使うための3つの要点


数字の表は便利ですが、読み方を誤ると「高いのに体感が変わらない」買い物になりがちです。次の3点だけ押さえておけば失敗しません。
要点1:ゲームはGPUとのバランスが第一。fpsの上限を決めるのは多くの場面でグラフィックボード側です。GPU選びはGPU性能比較早見表を、PC全体の予算配分はfps別おすすめゲーミングPCを参考にしてください。
要点2:スコア差2割以内は体感しにくい。同クラス同士なら「安いほう+浮いた予算をGPUやメモリへ」が正解になりやすいです。コスパ値が高いモデルほど、この考え方と相性が良くなります。
要点3:世代と型番のルールを知っておく。RyzenとCoreの型番の読み方が分かると、早見表にない新モデルが出ても自力で位置づけを判断できます。RyzenとはどんなCPU?で基礎から確認できます。
ドスパラで買える搭載モデル3選【在庫あり・2026年7月17日確認】
「CPU単体ではなく、PCごと買い替えたい」という方向けに、早見表のCPUを搭載したドスパラのゲーミングPCを3機種選びました。3機種とも2026年7月17日時点で在庫あり(翌日出荷)を確認済みです。
| モデル名 | CPU | GPU | メモリ/SSD | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|
| 【入門】GALLERIA XGR5M-R56-GD | Ryzen 5 7500F | RTX 5060 | 16GB/500GB | 224,980円 |
| 【中核】GALLERIA XPR7A-R57-GD | Ryzen 7 7700 | RTX 5070 | 16GB/1TB | 324,980円 |
| 【最上位】GALLERIA XDR7A-R57T-GD | Ryzen 7 9800X3D | RTX 5070 Ti | 32GB/1TB | 519,980円 |
価格は記事執筆時点のもので、変動する場合があります。最新の価格・在庫は公式サイトでご確認ください。
【入門】GALLERIA XGR5M-R56-GD
Ryzen 5 7500F(PassMark 26,544)とRTX 5060の組み合わせで、フルHDの人気ゲームを快適に遊べる構成です。税込224,980円という価格ながら、CPUがボトルネック(=性能の足かせ)になりにくいバランスの良さが魅力です。
【中核】GALLERIA XPR7A-R57-GD
8コアのRyzen 7 7700(PassMark 34,330)とRTX 5070を搭載し、WQHDゲーミングから動画編集まで広くこなせる1台。税込324,980円で、ゲームも制作も1台にまとめたい方の定番構成です。
【最上位】GALLERIA XDR7A-R57T-GD
ゲーム最強格のRyzen 7 9800X3D(PassMark 39,948)にRTX 5070 Ti、メモリ32GBを組み合わせた高fps特化構成。税込519,980円と高価ですが、競技系FPSで妥協したくない方の本命です。



迷ったら中核モデルが無難です。CPU・GPUどちらかだけ豪華な構成より、釣り合いの取れた構成のほうが長く快適に使えますよ。
CPU性能早見表のよくある質問
- PassMarkスコアとは何ですか?
-
世界中のユーザーの実測結果を集計した、CPUの総合ベンチマークスコアです。全コアを使い切ったときの処理能力の目安で、動画編集などマルチスレッド作業の比較に向いています。一方、ゲームのfpsはキャッシュ容量やシングル性能の影響が大きく、PassMarkの順位とは一致しない点に注意してください。
- ゲーム目的ならPassMarkが高いCPUを選べばいいですか?
-
いいえ。ゲームではPassMarkが中位のRyzen X3D系(9800X3Dなど)が最上位クラスのfpsを出します。ゲーム重視なら本文のゲーム用早見表とX3D系を軸に選び、PassMarkは配信・クリエイティブなど同時作業や制作用途の目安として使うのがおすすめです。
- 表の「コスパ値」はどうやって計算していますか?
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コスパ値=PassMarkスコア÷実売価格(万円)で、四捨五入した整数で表示しています。ベンチマークスコアを価格で割る、広く使われる計算方法で、数値が大きいほど「1万円あたりの性能」が高く割安の目安です。価格が変動すると数値も変わるため、記事更新時点の目安としてご利用ください。
- 表のスコアと価格はいつ時点のデータですか?
-
PassMarkスコア・実売価格とも2026年7月17日に取得したデータです。PassMarkは集計により日々変動し、価格も在庫状況で上下します。購入直前には、必ず販売サイトの最新価格を確認してください。
まとめ:数字で絞れば、CPU選びは怖くない
CPU選びは「予算で絞る→用途の表で選ぶ→コスパ値で最終確認」の3手順で、ほぼ迷わなくなります。とくにゲーム重視ならX3D系、配信・制作重視ならコア数の多いモデルという軸だけは外さないでください。
早見表のスコアと価格は2026年7月17日時点のものです。相場が動いたら数値を見直していきますので、買い替え検討のたびにこのページを開いてもらえたら嬉しいです。









