Steam Machineとは?値段・性能とゲーミングPCとの違い|日本の買い方

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Steam Machineとは?普通のゲーミングPCとの違いをやさしく解説の記事用イメージ

Steam Machineとは、Valveが作った、SteamOS搭載の小型ゲーミングPCです。Steam Machineの値段は、日本では189,980円(税込)から。家庭用ゲーム機のように見えますが中身はPCで、テレビの大画面でSteamのゲームを遊びやすく作られています。

日本では、Valveが公式販売代理店とするKOMODOの通販サイト「KOMODO STATION」で、2026年6月23日に発売されました。

この記事では、値段・スペック・性能、Windowsが入るか、同じ値段のゲーミングPCとの違いを、2026年10月12日に確認した公式の情報と海外の検証結果をもとに整理します。

先に結論を言うと、リビングでSteamを中心に遊びたいならSteam Machine、Windowsの仕事や幅広いソフトも1台で使いたいなら通常のゲーミングPCという見方が分かりやすいでしょう。

この記事の結論
  • Steam Machineの値段は日本で189,980円から。2TBは249,980円(税込)
  • 日本で買えるのはKOMODO STATIONの通販。10月12日時点では全モデル売り切れ
  • 性能はRTX 3060・RX 6600に近いという海外の検証結果。フルHDが基本
  • Windowsは入るが、SteamOSと入れ替える形で、Valveのサポート対象外
  • 同じくらいの値段で、Windows付きのゲーミングPCも選べる
目次

Steam Machineとは?Steamで遊ぶ小型PCで、値段は189,980円から

テレビ台のそばに置かれた小型ゲーミングPCとコントローラーのイメージ

Steam Machineは、Valveが手がけるSteamハードウェアの一つです。公式ページでは、Steamライブラリをより多くの場所で楽しむための製品として案内され、テレビの下にもデスクにも置ける、約160mm角の小型PCと説明されています。

大切なのは、ゲーム機のように扱いやすくする工夫がありつつ、PCであることです。Steamアカウントでログインすれば普段のライブラリにアクセスでき、PCゲームをリビングのテレビへ持ち出すような使い方を考えやすくなります。

ただし、Steamのゲームがすべて同じ条件で動くという意味ではありません。ゲームごとの対応状況や必要な性能を確かめながら選ぶ必要がある点は、一般的なゲーミングPCと共通です。

Steam Machineの発売日は?日本は2026年6月23日

Steam Machineの発売日は、日本では2026年6月23日です。発表から日本での発売までの流れを表にまとめました。

できごと日付
Valveが発表2025年11月12日(米国時間)
米国などでSteamストアの予約申し込みが始まる2026年6月22日(米国時間)
日本・台湾・香港でKOMODO STATIONが発売2026年6月23日

米国などの予約は抽選で順番を決める方式で、購入の案内メールを6月29日(米国時間)の週から順に送り、年末まで続ける予定だとValveは説明しています。日本は、この予約とは別にKOMODO STATIONが販売しています。

家庭用ゲーム機とは何が違う?

よくある疑問:家庭用ゲーム機と同じように、テレビにつなぐだけで遊べるの?

テレビに接続してSteamを操作するという使い方は近いものの、Steam MachineはPCです。ゲームの導入やアカウント管理はSteamで行い、周辺機器の選択や設定にもPCらしい自由度があります。手軽さとPCの自由度の両方を求める人向けと考えると、位置付けをつかみやすいはずです。

Valveも公式FAQで、Steam Machineを家庭用ゲーム機ではなく、PCゲームの延長と考えていると説明しています。本体を赤字で売り、定額サービスや専用ソフトで取り戻す家庭用ゲーム機の売り方とは、考え方が違うということです。

普段はテレビで遊び、必要なときだけデスクへ移す。そんな置き方を考えやすいサイズ感です。

Steam Machineの値段は?日本の4モデルとどこで買えるか

Steam Machineの値段は512GBと2TB、コントローラー付きの4モデルで、189,980円からのイメージ

Steam Machineの値段は、ストレージが512GBか2TBか、Steam Controllerが付くかどうかで4つに分かれます。日本の値段はKOMODO STATIONの商品ページで、米国の値段はSteamストアで、10月12日に確認しました。

Steam Machine値段一覧(日本は税込)

モデル日本の値段(税込)米国の値段(Steamストア)
512GB189,980円1,049ドル
512GB+Steam Controller204,980円1,128ドル
2TB249,980円1,349ドル
2TB+Steam Controller264,980円1,428ドル

日本の値段は、6月23日の発売時の発表から変わっていません。コントローラー付きは、512GB・2TBとも本体だけより15,000円高い設定です。

2TBモデルには、赤いファブリックとウォールナットの交換用フロントパネルが付きます。為替や税の扱いが違うので、米国の値段を円に直して単純には比べられません。

日本ではどこで売ってる?KOMODO STATIONの通販

Valveの公式FAQは、日本・台湾・香港での注文はKOMODOのWebサイトを見るよう案内しています。KOMODO STATIONの商品ページにも、KOMODOが日本・香港・台湾の正規ディストリビューターだと書かれています。

家電量販店の店頭はどうでしょうか。6月23日の発売時、KOMODOは正規取扱店舗での販売を「現時点では未定」としていました。10月12日に見た正規取扱店舗の一覧でも、載っていたのはSteam Deckの取り扱いだけでした。

売り切れが続く人気の製品なので、公式のKOMODO STATION以外の出品やよく似たサイトでは買わないようにしましょう。なお、KOMODO STATIONは分割払いに対応していません(決済サービス側で分割できる場合はあります)。

在庫はある?売り切れのときの確認先

10月12日にKOMODO STATIONの商品ページを確認したところ、4モデルとも「売り切れ」の表示でした。KOMODOは10月9日に、10月13日(火)午前10時から再販売すると告知しました。

報道によると、告知の対象はSteam Machineの512GBと512GB+Steam Controllerの2モデルで、2TBは含まれていません。

KOMODOのFAQによると、在庫切れの商品は、入荷の見通しが立つとモデルごとに入荷予定の時期が載ります。商品ページの「ほしい物リストに追加」を使うと、入荷の案内メールを受け取れます。

Steam Machineのスペックと性能の目安

Steam Machineの公式仕様を、まず表にまとめます。CPUやGPUはAMDのセミカスタム設計で、メモリとストレージを含めてゲーム向けの構成にまとめられています。

Steam Machineの公式スペック表

項目公式仕様
CPUセミカスタムAMD Zen 4、6コア12スレッド(最大4.8GHz)
GPUセミカスタムAMD RDNA 3、28 Compute Units(最大持続クロック2.45GHz)
メモリ16GB DDR5
VRAM8GB GDDR6
ストレージ512GBまたは2TB NVMe SSD、microSDカードスロット搭載
映像出力DisplayPort 1.4(最大4K・240Hz)、HDMI 2.0(最大4K・120Hz)
通信Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、有線LAN(ギガビット)
電源本体に内蔵(大きなACアダプターは不要)
OSSteamOS 3
本体サイズ・重量高さ152mm、奥行き162.4mm、幅156mm、2.6kg

VRAM(GPU専用のメモリ)は8GBです。映像を描画するための領域なので、ゲームの画質設定や解像度と関わります。一方、16GB DDR5はPC全体で使うメモリで、役割が異なる点を分けて見ると仕様表を読みやすくなります。

ストレージは512GBと2TBの2種類で、どちらにもmicroSDカードスロットがあります。NVMe SSD(高速なデータ転送に対応したSSD)を標準で採用しているため、ゲーム用ストレージを重視する人にも確認しやすい構成です。

性能の目安:RTX 3060・RX 6600に近い

Valveは、Steam Machineの性能を「Steam Deckの6倍以上」と紹介しています。これはメーカーの表現で、ゲームごとのフレームレートを示した数字ではありません。

実際に測った例として、海外の検証メディアGamers Nexusのレビュー(2026年6月)があります。GPUの性能は、RX 6600・RTX 3060・Intel Arc B570に最も近いという結果でした。

ただし、光の反射などをリアルに描くレイトレーシングを有効にすると、同じレビューではRTX 3060のほうがはっきり速い結果でした。重い最新作は、画質の設定を下げて遊ぶ前提で考えましょう。

同じレビューによると、Valveはゲームの標準の解像度をフルHDの1080pにしています。公式の「最高4K」はFSR 4.1(画質を保ちながら負荷を下げる技術)を使った場合なので、フルHDで遊ぶのが基本の性能と考えると選びやすいでしょう。

SteamOSの特徴と、つなげる端子

OSにはSteamOS 3を搭載します。公式はこれをゲーム向けのOSとして説明し、素早いスリープ・復帰やクラウドセーブなどを特徴に挙げています。Windowsより優れているかではなく、Steam中心の操作に寄せたOSかどうかで考えるのがよいでしょう。

公式仕様にはDisplayPort 1.4、HDMI 2.0、USB-C 1基、USB-A 4基、有線LANなども記載されています。テレビだけでなく、モニターやキーボード、マウスと組み合わせる余地があるのもPCらしい部分です。

スペックの数字だけで決めず、置く場所と遊ぶゲームを先に想像すると、容量や端子の見方も変わります。

Steam Machineは高い?普通のゲーミングPCとの違い

小型PCとデスクトップゲーミングPCの置き方の違いを示すイメージ

Steam Machineと普通のゲーミングPCは、どちらもPCゲームを遊ぶための選択肢です。違いは、性能の数字だけではなく、最初からどんな場所でどんな操作を想定しているかにあります。

形・OS・置き場所の違い

比較軸Steam Machine一般的なゲーミングPC
形状約160mm角の小型筐体デスクトップ、ノートなど幅が広い
標準OSSteamOS 3Windows搭載モデルが中心
主な置き場所テレビ周り、デスク周りデスク周りが中心
ゲームの入口Steamライブラリを中心に操作Steamを含む各種PCソフトを使う
OSの扱いアプリや別OSのインストールも可能と公式が案内購入時のOSをそのまま使うことが多い

Steam Machineの強みは、テレビの横に置いてSteamを始める場面を、最初から想定していることです。本体が大きすぎるとリビングに置きにくいという人にとって、サイズは性能表には表れにくい大きな判断材料になります。

一方で、動画編集ソフトや仕事用アプリ、Windows専用の周辺機器を普段から幅広く使うなら、Windows搭載のゲーミングPCのほうが迷いにくいケースもあります。用途がゲーム以外にも広がるほど、OSとソフトの相性を事前に見ておく意味が増します。

Steam Machineにも、自分でアプリや別のOSを入れられます。ただしWindowsを入れるには条件があり、この後の見出し「Steam MachineにWindowsは入る?」で説明します。SteamOSを使う前提で魅力を感じるかを、最初の判断軸にするとよいでしょう。

値段が高く感じる理由と、自作PCとの差

189,980円からという値段は、家庭用ゲーム機の感覚で見ると高く感じます。前半で触れたとおり、Valveは本体を赤字で売る家庭用ゲーム機の方式ではなく、PCとして売る考えを示しており、この違いが理由の1つと考えられます。

部品の値段と比べた試算もあります。Gamers Nexusは、米国で部品を集めて自分で組んだ場合より、512GBモデルは約7.3%(71ドル)、2TBモデルは約18.5%(211ドル)高いと計算しています。

一方で、約15cm角の本体に電源を内蔵し、静かに動く点はSteam Machineならではの価値です。Windowsで使う場合は、Windowsのライセンス代が別にかかることも値段に含めて考えましょう。

同じくらいの値段で買えるWindowsのゲーミングPC

同じくらいの値段で、Windowsが入ったゲーミングPCも買えます。10月12日にドスパラの商品ページで確認した、在庫のある2機種と比べました。

スクロールできます
項目Steam Machine 512GBTHIRDWAVE AD-R7X96G-01WGALLERIA XGR7M-R56-GD
値段(税込)189,980円178,880円204,980円
OSSteamOS 3Windows 11 HomeWindows 11 Home
CPUAMD Zen 4(6コア12スレッド)Ryzen 7 5700XRyzen 7 5700X
GPUAMD RDNA 3(28CU)・VRAM 8GBRadeon RX 9060 XT 16GBGeForce RTX 5060(8GB)
メモリ16GB DDR516GB DDR416GB DDR4
ストレージ512GB SSD500GB SSD500GB SSD
在庫(10月12日)売り切れ在庫あり在庫あり

どちらもWindows 11 Homeが入っています。GPUのRTX 5060は、Gamers Nexusの検証でSteam Machineより速かったRTX 5050の1つ上のモデルです。CPUは8コア16スレッドのRyzen 7 5700Xで、メモリはDDR4です。

大きさはどちらも一般的なデスクトップPCで、Steam Machineほど小さくはありません。リビングに置ける小ささを取るか、Windowsがそのまま使える手軽さを取るかで選ぶと分かりやすいでしょう。

※価格と在庫は10月12日にドスパラの商品ページで確認したもので、変わることがあります。買う前に商品ページで最新の情報を確かめてください。

\Windows付きの選択肢を比べる/

WindowsゲーミングPCの選び方から知りたい方は、ゲーミングPCおすすめの選び方も参考にしてください。予算と遊びたいゲームから、必要な構成を考える流れを紹介しています。

Steam Machineが向いている人・ゲーミングPCが合う人

  • Steam Machineが向く人:Steamで買ったゲームを、テレビの前で手軽に遊びたい人。置き場所を取らない小ささを重視する人
  • ゲーミングPCが合う人:Windowsのソフトや仕事にも使いたい人。再販を待たずに、在庫のあるPCをすぐ買いたい人

持ち歩いて遊びたいなら、携帯型のSteam Deckも候補です。違いはSteam DeckとゲーミングPCの比較で整理しています。

Steam MachineにWindowsは入る?購入前に確認したいゲーム対応

Steam MachineにWindowsを入れるにはSteamOSを消して入れ替え、デュアルブートはまだ使えず、ライセンスは別に用意することを示す図

Windowsは入る?SteamOSを消して入れ替える形

入ります。Valveのサポートページ「Windows Resources」では、Steam Machine用のWindowsドライバーとして、グラフィック・Wi-Fi・Bluetooth・SDカードリーダーの4つが公開されています。

Windowsを入れるには、本体のストレージを消去してSteamOSと入れ替える必要があります。起動時にSteamOSとWindowsを選ぶ「デュアルブート」は、10月12日の確認時点ではまだ使えません。

Valveは、Windowsを入れた状態のサポートはできないとしています。うまくいかないときのために、SteamOSに戻す手順が案内されています。

インストール中はWi-Fiのドライバーが無いので、有線LANでつなぎます。途中でプロダクトキーを入れる手順もあり、Windowsのライセンスは別に用意する必要があります。

Windowsで使うつもりなら、最初からWindowsが入ったゲーミングPCのほうが手間がかかりません。ドライバーの導入やライセンスの用意が要らないためです。

遊びたいゲームが動くかを確認する

購入を考えるときに、最初に確認したいのは遊びたいゲームです。Valveは2026年6月4日(米国時間)に、Steam Deckで使っている動作確認の評価「Verified」を、Steam Machineにも広げました。

Steamのストアページでは、ゲームごとにSteam Machineでの評価を確かめられます。ただし、評価や動作条件は変わり得ます。「Steamで販売されているから必ず同じように遊べる」とは考えず、購入前に目的のゲームの最新情報を確認してください。

特に、遊びたいタイトルが決まっている場合は、Steamのストアページにある対応OSや必要環境も確認しましょう。PCの必要スペックを確認する基本的な見方は、SteamのPCスペック確認方法で詳しく解説しています。

よくある疑問:小型だから、ゲーム用の容量がすぐ足りなくならない?

512GBモデルと2TBモデルがあり、どちらにもmicroSDカードスロットがあります。必要な容量は遊ぶゲームの数で変わるので、よく遊ぶタイトルの容量をSteamで確認してから、512GBと2TBのどちらが合うか考えるのが現実的です。

欲しいゲームを3〜5本ほど挙げてみると、必要な容量と対応確認の優先順位が見えてきます。

まとめ|Steam中心で遊ぶ人は「遊び方」から考えよう

この記事のまとめ
  • Steam Machineは、SteamOS 3を搭載したSteam向けの小型PC
  • AMD Zen 4の6コア12スレッドCPU、AMD RDNA 3の28CU GPU、16GB DDR5を搭載
  • テレビ周りに置きやすい約160mm角、2.6kgの本体サイズが特徴
  • ゲーム対応はSteam Machine Verifiedなど、タイトルごとの情報を確認する
  • 買う前に、KOMODO STATIONの商品ページで値段と在庫を確かめる

Steam Machineを選ぶかどうかは、スペックの比較だけでは決まりません。Steamをどこで、どんな画面で、どのゲームを遊びたいかを先に考えると、自分に合うPCか判断しやすくなります。

テレビでSteamを遊ぶための小型PCがほしい人には魅力的な選択肢です。一方、Windowsソフトも日常的に使いたい人は、通常のゲーミングPCと比べたうえで、使い方に合うほうを選びましょう。

更新履歴:2026年10月12日 値段・在庫・Windowsへの対応・ゲームの動作確認の評価を公式の情報で確認し、内容を更新

Steam Machineは家庭用ゲーム機ですか?

SteamOSを搭載したPCです。Valveは公式FAQで、家庭用ゲーム機ではなくPCゲームの延長と位置づけていて、アプリや別のOSも入れられます。

Steam Machineの値段はいくらですか?

日本の値段は、512GBが189,980円、512GB+Steam Controllerが204,980円、2TBが249,980円、2TB+Steam Controllerが264,980円です(いずれも税込)。

Steam Machineは日本のどこで売っていますか?

KOMODOの通販サイト「KOMODO STATION」で販売されています。10月12日の確認では4モデルとも売り切れでした。再販や入荷は、公式の告知と商品ページで確認してください。

Steamのゲームは全部遊べますか?

すべてのゲームが同じ条件で動くとは限りません。ValveはSteam Machine向けの「Verified」の評価を始めているので、遊びたいゲームのストアページで評価を確認してください。

Steam MachineにWindowsは入りますか?

入ります。Valveが専用のドライバーを公開していますが、SteamOSを消して入れ替える形で、Windowsのライセンスも別に必要です。Windowsでの利用は、Valveのサポート対象外です。

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この記事を書いた人

PCコンパス編集部です!

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