AviUtl2の推奨スペックを解説|無料動画編集を快適に動かすPCの選び方

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AviUtl2用PCでCPUのAVX2対応と動画編集環境を確認するイメージ

AviUtl2の推奨スペックを調べるなら、公式の必要環境と編集内容別の構成目安を分けることが大切です。無料の動画編集ソフトでも、旧AviUtlが動いていたPCならそのまま使えるとは限りません。

AviUtl2は旧版から作り直され、動作の前提条件が変わっています。2026年9月23日に公式配布版の説明書まで確認し、起動に必要な条件と、編集内容に応じたPC選びの目安を分けて整理しました。

この記事の結論
  • AviUtl2の推奨スペックは、公式の必要環境と用途別の目安を区別する
  • Windows 10(64bit)以降・AVX2・DirectX 11.3以上・ROV対応GPUが必要
  • メモリ容量の公式指定はなく、16GB・32GBは編集内容で選ぶ目安
  • 比較候補XGR5M-R56-GDは税込209,980円(9月23日確認)
目次

AviUtl2推奨スペックの早見表|必要環境と購入目安

AviUtl2(正式名称はAviUtl ExEdit2)とは、定番の無料動画編集ソフト「AviUtl」と拡張編集プラグインを、作者がゼロから作り直した後継ソフトです。

AviUtl2の必要環境は、Windows 10(64bit)以降・AVX2対応CPU・DirectX 11.3以上・ROV対応GPUです。公式配布版の説明書「aviutl2.txt」で確認しました(2026年9月23日)。

AviUtl2公式はメモリ容量や用途別の推奨構成を示していません。下表の右欄は当サイトの購入検討用の目安です。特定の構成での実測結果や、編集の滑らかさ・書き出し時間を保証する数値ではありません。

スクロールできます
項目公式の必要環境新しく選ぶ際の検討目安
OSWindows 10(64bit)以降Windows 11搭載機から比較
CPUAVX2対応6コア以上を候補にし、世代や使う処理も比較
メモリ容量指定なしフルHDは16GBから比較。4Kや複数ソフト併用は32GBも検討
GPUROV対応。DirectX 11.3以上も必要対応機能と使うプラグインを確認。型番だけで快適性を決めない
ストレージ容量指定なしSSD 500GB〜1TBを候補に、素材・出力用の空きを確保

まずは手持ちのPCが必要環境を満たすか確認しましょう。ROVはGPUの描画に関する機能です。「DirectX 12」と表示されることや、旧AviUtlが動くことだけではAviUtl2への適合を判断できません。

公式サイトの最新版は、2026年9月23日確認時点でversion 2.1.10(9月19日公開)です。以降の更新は公式サイトで確認し、導入する版に付属する説明書も読んでください。

AviUtl2とは?旧AviUtlから変わった3つのポイント

旧AviUtlとAviUtl2の違いを表したイメージ

AviUtl2は名前こそ引き継いでいますが、中身は別物と考えたほうが安全です。とくに動作条件に効いてくる変化は次の3つです。

1つ目は64bitのWindowsが必要になったこと。AviUtl2の公式説明書はWindows 10(64bit)以降を条件としています。64bitだからメモリが無制限になるわけではなく、扱う素材や同時に開くソフトに応じて容量を選びます。

2つ目は拡張編集の一体化です。旧環境で別途導入していた拡張編集を含めて作り直されています。ただし、読み書きしたい動画形式によっては対応する入出力プラグインが必要です。

3つ目が本題の動作要件の引き上げです。旧AviUtl(version1.10・2019年10月3日公開)の動作環境は「WinXP、Win7等」「MMXが使えるCPU」という表記でした。両者の差は下の表のとおりです。

項目旧AviUtl(version 1.10)AviUtl2(version 2.1.10)
記載した版の公開日2019年10月3日2026年9月19日
OSの公式記載WinXP、Win7等Windows 10(64bit)以降
CPUの要件MMX対応AVX2対応
描画の要件公式ページには型番指定なしDirectX 11.3以上・ROV対応GPU
拡張編集別途プラグイン導入本体と一体化

公式説明書では、以前の32bit DLLプラグインやDLLを同梱したスクリプトは基本的に利用できないとされています。旧版の拡張機能をそのまま移さず、AviUtl2対応版の有無を確認してください。プロジェクトや設定は更新前にコピーを残しましょう。

9月19日の更新で加わったGPU選択設定

version 2.1.10では、ウィンドウメニューの「設定」→「画面の設定」に、高パフォーマンスGPUを優先する設定が追加されました。公式説明書では、変更の反映にはアプリの再起動が必要と案内されています。

内蔵GPUと独立GPUの両方があるPCでは、編集を保存してからこの項目を確認できます。対応するGPUを選ぶための設定なので、速度を比較する場合も同じ素材・出力条件で試しましょう。

同じ更新では、バッチ出力時にプロジェクトのファイル出力設定が反映されない問題も修正されています。出典は公式配布版の更新履歴・画面の設定です(2026年9月23日確認)。

自分のパソコンでAviUtl2が動くか確認する手順

買い替えを決める前に、手持ちのパソコンのOS・CPU・GPUを確認しましょう。必要環境を確認したうえで、普段使う素材の短いコピーを読み込み、編集と出力を試すと用途に合うか判断しやすくなります。

STEP
Windowsのバージョンと64bitかを確認する

「設定」→「システム」→「バージョン情報」を開き、エディションがWindows 10以降であること、「システムの種類」が64ビットになっていることを確認します。

STEP
CPUがAVX2に対応しているか調べる

同じ画面のプロセッサ名を控え、IntelやAMDの公式製品ページで型番を検索します。「Instruction Set Extensions(命令セット拡張)」や「対応する拡張機能」にAVX2があるか確認します。

STEP
DirectXまわりを確認する

検索ボックスに「dxdiag」と入力してDirectX診断ツールを開き、「システム」タブでDirectXのバージョンを確認します。GPU名も控え、ROVへの対応はPC・GPUメーカーの仕様やサポートで確認してください。

Microsoft公式の確認手順はDirectXのバージョンを見る方法です。その数値だけでGPUのROV対応まで確認できるわけではありません(2026年9月23日確認)。

AVX2非対応CPUや32bit版Windowsは、AviUtl2の必要環境を満たしません。メモリを増やすだけではこの条件は変わらないため、先に型番とOSを確認してください。

例えばCore i5-8400Ryzen 5 7500Fの公式仕様にはAVX2が記載されています。シリーズ名や購入年だけで判断せず、手持ちの型番を個別に調べましょう。

AviUtl2のパーツ別スペック目安(CPU・メモリ・GPU・ストレージ)

動画編集PCのパーツ別の目安を表したイメージ

CPU:AVX2対応を確認し、6コア以上を比較候補に

AviUtl2用に新しく買う場合は、6コア以上のCPUを比較の出発点にできます。ただしこれは当サイトの構成目安です。処理時間はCPUの世代、エフェクト、入出力プラグインなどでも変わり、コア数や周波数だけでは決まりません。

「Ryzen 5」「Core i5」という名前だけで世代やコア数は揃いません。中古を含め、AVX2対応と型番を確認したうえで比較してください。今のPCで使う素材を無理なく編集できるなら、コア数だけを理由に買い替える必要はありません。

メモリ:16GB・32GBを編集内容に合わせて検討

AviUtl2の公式資料はメモリの最低容量を示していないため、8GBで足りるかを一律には決められません。新規購入では16GBを比較の出発点にし、4K素材や複数ソフトを同時に扱うなら32GBも候補にします。必要量は使う素材と処理で確認しましょう。

容量ごとの体感差は、パソコンのメモリは16GBで足りる?の記事で用途別にまとめています。

GPU:ROV対応と使う機能を確認する

AviUtl2の公式説明書ではROV対応GPUが必要です。ROVは描画の順序を扱う機能で、Microsoftの技術資料でも個別の対応確認方法が示されています。内蔵・独立という分類だけで可否は決まりません。

作者の動作確認環境としてWindows 10+GTX 1650が記載されていますが、これは最低GPUの指定ではありません。GPUを使う出力機能も、利用するプラグイン・形式・設定で条件が変わるため、GeForce搭載だけで書き出しの速さを保証はできません。

ストレージ:本体容量より素材と出力用の空きを見る

SSD 500GB〜1TBはPCを選ぶ際の候補であり、AviUtl2本体に必要な容量ではありません。素材・キャッシュ・書き出し先の空きを確認しましょう。長い動画では、保存する本数や出力形式によって必要な容量が大きく変わります。

AviUtl2の推奨スペックはフルHDと4Kでどう考える?

同じAviUtl2でも、解像度だけでなくフレームレート、圧縮形式、重ねる映像やエフェクトで負荷が変わります。下表は作業内容を決めるための目安で、構成ごとの実測結果ではありません。

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編集内容構成を検討する出発点手持ちPCで確かめること
フルHD・カットとテロップ中心AVX2対応CPU、メモリ16GB、ROV対応GPU実際に使う形式で読み込み・再生・短い出力を試す
複数の映像・エフェクトを重ねるメモリ32GBも候補にし、使う機能へのGPU対応を確認同じ区間でエフェクトを外した場合と比較する
4K素材・複数ソフト併用メモリ32GB、SSD 1TBを候補に、素材や出力に必要な空きを計算解像度に加えて形式・フレームレート・素材量を揃えて比較する

4Kだからファイルサイズや処理時間が必ず何倍になる、と決めることはできません。圧縮された動画ファイルの容量と、編集中に必要なメモリは別です。空き容量の不足なのか、再生や出力の待ち時間なのかを分けて構成を検討しましょう。

AviUtl2以外のソフトも将来使うかもしれない、という方は動画編集用パソコンの選び方の記事もあわせてどうぞ。

AviUtl2用に比較したいおすすめPC3選

まずは手持ちPCで必要環境と実際の編集内容を確認し、買い替えが必要になった場合に次の3台を比較してください。価格差だけでなく、メモリ・保存先の容量・ほかに使うソフトも合わせて考えると選びやすくなります。

以下はドスパラ公式で2026年9月23日に販売中の構成と税込価格を確認した比較候補です。送料・カスタマイズ代は別途確認してください。AviUtl2の実測レビューやメーカー公認の推奨PCという意味ではありません。

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モデルCPUGPUメモリ/ストレージ価格(税込)向いている人
GALLERIA XGC5M-R35-GDCore Ultra 5 225FRTX 3050 6GB16GB/500GB SSD184,980円(税込)まず始めたい人
GALLERIA XGR5M-R56-GDRyzen 5 7500FRTX 5060 8GB16GB/500GB SSD209,980円(税込)価格とGPU構成を比較したい人
GALLERIA XPR7A-R56T16G-GDRyzen 7 7700RTX 5060 Ti 16GB16GB/1TB SSD289,980円(税込)VRAM16GB・SSD1TBを重視する人

\迷ったらこの1台/

【まず始める1台】GALLERIA XGC5M-R35-GD

  • CPU:インテル Core Ultra 5 225F(10コア)
  • GPU:GeForce RTX 3050 6GB
  • メモリ:16GB DDR5
  • ストレージ:500GB SSD(NVMe Gen4)
  • 価格184,980円(税込)(2026年9月23日確認・送料別)

Core Ultra 5 225F・メモリ16GB・RTX 3050 6GBを搭載し、紹介する3台の中では価格を抑えた構成です。フルHD中心で、まず購入費と構成を比較したい方の候補になります。編集の重さは素材やエフェクトで変わります。

SSDは500GBなので、動画素材を多く残すなら保存先の追加費用も含めて検討しましょう。ほかの編集ソフトや出力プラグインも使う場合は、その要件を別に確認してください。

紹介3台で本体価格を抑えるならこの構成。SSDは500GBなので、素材の保存先まで含めた予算で比較してみてください。

\20万円を切る入門構成/

※価格・在庫は変動します。最新は公式で確認を。

【価格とGPU構成のバランス】GALLERIA XGR5M-R56-GD

  • CPU:AMD Ryzen 5 7500F(6コア12スレッド)
  • GPU:GeForce RTX 5060 8GB
  • メモリ:16GB DDR5
  • ストレージ:500GB SSD(NVMe Gen4)
  • 価格209,980円(税込)(2026年9月23日確認・送料別)

Ryzen 5 7500FとRTX 5060 8GBを組み合わせた構成です。メモリ16GB・SSD500GBはXGC5M-R35-GDと同じなので、GPUの違いが自分の使う機能に必要かを確認して比較しましょう。

ゲームも遊びたい方は、タイトルごとの必要環境と合わせて検討できます。素材やゲームを同じSSDに保存するなら空き容量を確認し、必要に応じて容量変更も見積もりに含めましょう。

RTX 5060搭載機を比較したい方の候補です。メモリは16GBなので、4Kや複数ソフトを使うなら容量変更も含めて検討しましょう。

\RTX 5060搭載構成を確認/

※価格・在庫は変動します。最新は公式で確認を。

【VRAM16GB・SSD1TB】GALLERIA XPR7A-R56T16G-GD

  • CPU:AMD Ryzen 7 7700(8コア16スレッド)
  • GPU:GeForce RTX 5060 Ti 16GB
  • メモリ:16GB DDR5
  • ストレージ:1TB SSD(NVMe Gen4)
  • 価格289,980円(税込)(2026年9月23日確認・送料別)

Ryzen 7 7700に、VRAM16GBのRTX 5060 Tiと1TB SSDを組み合わせた構成です。VRAMはGPU側のメモリで、本体のメモリ16GBとは別です。VRAMが多いことだけで4K編集の快適さは決まりません。

4K素材やほかのソフトも併用するなら、本体メモリを32GBにする構成と追加費用も比較してください。掲載価格は16GB構成の金額で、メモリ変更分を含んでいません。

SSD1TBとVRAM16GBを重視する方の比較候補です。4K用途なら、本体メモリ32GBへの変更費用と使うソフトの条件も確認しましょう。

\メモリ変更後の構成・価格も確認/

※価格・在庫は変動します。最新は公式で確認を。

持ち運びたい方はノートPCという選択肢もあります。デスクトップとの違いは動画編集はノートパソコンでもできる?の記事で詳しく比べています。

AviUtl2の推奨スペックに関するよくある質問

AviUtl2は本当に無料で使えますか?

AviUtl2は無料ソフトで、商用の業務利用も公式で認められています(2026年9月23日確認)。ただし素材や拡張機能の利用条件はそれぞれ確認が必要です。プログラムを不特定多数に再配布することは控えるよう案内されています。

古いパソコンでもAviUtl2は動きますか?

AviUtl2にはWindows 10(64bit)以降・AVX2対応CPU・DirectX 11.3以上・ROV対応GPUが必要です。購入年だけで判断せず、型番とOSを確認してください。旧AviUtlが動いていたPCでも、この条件を満たすとは限りません。

グラフィックボードは必須ですか?

AviUtl2公式は独立したグラフィックボードの型番を必須指定していませんが、ROV対応GPUは必要です。内蔵GPUでも対応状況の確認が必要で、GPU自体が不要という意味ではありません。GeForceなら必ず速い、とも断定できません。

メモリは8GBでも足りますか?

AviUtl2公式はメモリ容量を指定していないため、8GBで足りるかは編集内容次第です。購入候補では16GBから比較し、4Kや複数ソフト併用では32GBも検討します。いずれも当サイトの目安で、実測に基づく動作保証ではありません。

まとめ:AviUtl2は「AVX2対応」から確認しよう

この記事のまとめ
  • 公式配布版の説明書で、OS・CPU・DirectX・ROVの各条件を確認する
  • 旧版のプラグインはそのまま移さず、AviUtl2対応版を確認する
  • 手持ちPCで普段の素材を試し、不足する部分を分けて考える
  • 4K向けに容量変更する場合は、掲載された標準価格と追加費用を分ける

必要環境を満たしていても、使う素材や拡張機能によって編集の感触は変わります。まずは小さなプロジェクトで試し、買い替えが必要なら、本体価格と容量変更後の総額を比較して選びましょう。

予算重視ならGALLERIA XGC5M-R35-GDRTX 5060搭載機を比較するならGALLERIA XGR5M-R56-GDVRAM16GB・SSD1TBを重視するならGALLERIA XPR7A-R56T16G-GDが目安です。

\在庫と価格は公式で確認/

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この記事を書いた人

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