Steam Nextフェスのデモ(体験版)を試す前に、自分のPCで動くかを確かめたい人向けの記事です。参加作品のうち編集部が選んだ8本について、Steamストアの必要スペックを比べました。
表の数値は、Steamストアの製品版ページの記載です。デモ側の要件欄とは異なる場合があります。ストアの取得日は2026年10月21日です。
- Steam Nextフェスのデモは、作品しだいで軽いものも重いものもある
- 10月エディションの終了は日本時間の10月27日2時(報道には3時の記載もある)
- 表の数値は製品版ストアの記載で、デモ側の要件は異なる場合がある
- 8本のうち3本は、日本語に対応していない
- 自分のPCで見るのは、ストアの必要スペックと同じ4項目だけでよい
Steam Nextフェスのデモは、古めのPCでも遊べる?結論と必要スペックの目安
結論として、Nextフェスのデモ8本は、ストア記載の最低のGPU(グラフィックボード)に大きな幅があります。統合グラフィックスで足りる作品から、RTX 2060 SUPERを挙げる作品まであります。
古めのPCでデモを探すなら、GPUとメモリ、空き容量の3つを先に見るのが近道です。Nextフェスの仕組みは、基本と遊び方を解説した記事をご覧ください。Steamをまだ始めていない人は、Steamの始め方が先です。
10月エディションの期間は日本時間で10月27日2時まで
Steamの公式案内(Steamworksのドキュメント)は、Nextフェスの期間を太平洋時間で示しています。開始は10月19日10時、終了は10月26日10時で、どちらも夏時間(PDT)です。
日本時間に直すと、開始は10月20日2時、終了は10月27日2時です。この換算は編集部の計算で、PDTは11月1日まで続きます。
AUTOMATONは終了を日本時間10月27日2時と伝えています。一方、GAME Watchは「10月27日3時まで」と書いており、1時間の差があります。
どちらが正しいかは断定できません。終了間際は避け、余裕を持ってデモをダウンロードしましょう。Steamストアの特設ページ(Nextフェス)には、10月21日の取得時点で「10月エディション開催中!」と出ていました。
スペック表を見る前に知っておきたい2つのこと
- 製品版とデモは別のページ:デモ側の要件欄は、空欄や別の記載のことがあります
- 8本は編集部が選んだ参考例:必要スペックの幅が出るように選んだもので、順位やおすすめではありません
ストアの「最低」は動かすための下限の目安、「推奨」は余裕を持たせる目安です。どちらも、満たせばデモが動く保証ではありません。
自分のPCで見る4項目|プロセッサー・メモリ・GPU・空き容量
Steamストアの「システム要件」欄と見比べる項目は、プロセッサー・メモリ・GPU・空き容量の4つだけです。まず最低の欄、次に推奨の欄の順で、自分のPCの数値を当てはめます。
GPUは画面を描く部品、メモリは作業机の広さにあたります。空き容量は、ゲームを保存できる場所の広さです。
設定アプリを開き、「システム」→「バージョン情報」と進みます。デバイスの仕様の欄に、プロセッサーとメモリ(RAM)の情報が表示されます。
Ctrl+Shift+Escキーでタスクマネージャーを開き、「パフォーマンス」タブの「GPU」を選びます。GPUが複数並ぶ場合は、それぞれの名前を確認します。
エクスプローラーで「PC」を開き、デモを入れるドライブの空き容量を見ます。ストアの記載と同じGBの単位で比べます。
4項目が最低の数値を満たしていれば、試す目安になります。足りない項目があっても、まず各デモのストアページを見ましょう。
Nextフェスのデモ8本の必要スペック|軽い・標準・重めに分けて比較
グラフは、8本の最低メモリです。Grr Grr Gnomesは4000MB、キャラ屋は4096MBの記載のため、どちらも約4GBとして並べました。
| 作品名 | 日本語 | 最低のGPU | 最低メモリ | 最低の空き容量 | 推奨のGPU |
|---|---|---|---|---|---|
| Melvor Idle 2 | 非対応 | 統合グラフィックス | 1GB | 2GB | 記載なし |
| キャラ屋 | 対応 | DirectX 11対応のGPU | 4GB(4096MB) | 512MB | DirectX 11対応のGPU |
| Loftia | 対応 | GTX 1050/RX 560相当 | 8GB | 10GB | GTX 1660/RX 5600 XT相当 |
| Grr Grr Gnomes | 対応 | GTX 1650 | 約4GB(4000MB) | 約5GB(5000MB) | GTX 1070 |
| Deadzone Rogue 2 | 対応 | GTX 1060 6GB/RX 6500 XT | 8GB | 10GB | RTX 2080/RX 6700 |
| Godzilla Remastered | 対応 | GTX 1060 6GB/RX 580 8GB | 16GB | 6GB | 記載なし |
| Frostrail | 非対応 | Geforce 3060/RX 5600 XT | 16GB | 25GB | Geforce 4060/RX 7600 |
| ArcheAge Chronicles | 非対応 | RTX 2060 SUPER/RX 6600 | 16GB | 100GB(SSD必須) | RTX 4060 Ti 16GB/RX 7700 XT |
Steamストアの製品版ページの記載で、2026年10月21日に取得しました。表は軽い2本、標準の4本、重めの2本の順です。「/」はGPUの併記、「記載なし」は部品名のない欄です。
軽い・標準・重めは、編集部が最低のGPUで分けた目安です。性能やfpsを示すものではありません。

「相当」と書かれたGPUは、近い性能の製品を指します。型番が違っても、あわてなくて大丈夫です。
軽い2本|統合グラフィックスやDirectX 11対応GPUで足りる作品
Melvor Idle 2は、最低のGPUが統合グラフィックス、メモリ1GB、空き容量2GBという記載です。
キャラ屋は、最低がDirectX 11(=Windowsでゲームの映像を描く仕組み)に対応したGPU、メモリ4GB、空き容量512MBです。どちらも、最低のGPUに型番の指定はありません。
標準の4本|最低のGPUがGTX 1050〜1650クラス
Loftiaは、最低がGTX 1050/RX 560相当、メモリ8GB、空き容量10GBです。推奨はGTX 1660/RX 5600 XT相当とされています。
Grr Grr Gnomesは、最低がGTX 1650、メモリ約4GB、空き容量約5GBです。推奨はGTX 1070で、メモリは約8GBです。
Deadzone Rogue 2は、最低がGTX 1060 6GB/RX 6500 XT、メモリ8GB、空き容量10GBです。推奨欄に、メモリと空き容量の記載はありません。
Godzilla: Destroy All Monsters Melee Remastered(表ではGodzilla Remastered)は、最低がGTX 1060 6GB/RX 580 8GB、メモリ16GB、空き容量6GBです。
Godzillaの推奨欄は、64ビットが必要という一文のみです。
重めの2本|最低でもRTX 2060 SUPERやGeforce 3060表記のGPU
Frostrailは、最低がストア表記「Geforce 3060」/RX 5600 XT、メモリ16GB、空き容量25GBです。推奨は「Geforce 4060」/RX 7600、メモリ32GBと書かれています。
ArcheAge Chroniclesは、最低がRTX 2060 SUPER/RX 6600、メモリ16GB、空き容量100GBで、SSDが必須です。最低のGPUには、VRAM(=GPU専用のメモリ)8GBの記載が添えられています。
ストアの追記事項(英文)は、1080pの低設定でアップスケーリングを品質モードにして30FPS、推奨側は高設定で60FPSを目標としています。これは開発側の目標値で、実測や保証ではありません。
デモを試す前の3つの注意|製品版との違い・日本語・空き容量


イメージ図(実際のストア画面ではありません)
デモと製品版でスペックが違うことがある
デモは、製品版とは別のストアページです。2026年10月21日に8本のデモ側の要件欄を見ると、作品によって扱いが違いました。作品名のリンク先は、各デモのページです。
- ArcheAge Chronicles:デモ側の最低GPUはRTX 3060 Tiで、製品版(RTX 2060 SUPER/RX 6600)と異なる
- Frostrail:デモ側のOS・プロセッサー・グラフィックは、いずれもTBA(=未定を表す略語)
- Loftia:デモ側の要件欄は空
- Melvor Idle 2:64ビットが必要という一文のみ
- Deadzone Rogue 2:デモ側の推奨にメモリ12GBの記載があり、製品版の推奨欄にはない
キャラ屋とGrr Grr Gnomesの2本は、デモ側の最低の欄が製品版と同じ記載でした。Godzilla Remasteredのデモは、最低の欄にメモリと空き容量の記載がなく、推奨欄は空です。
デモ側が空欄や未定でも、製品版の記載はあくまで目安です。
日本語に対応しない作品を試す前に
8本のうち、Melvor Idle 2、Frostrail、ArcheAge Chronicles の3本は日本語に対応していません。
ストアの言語欄は、Melvor Idle 2が英語のみ、Frostrailが英語など7言語、ArcheAge Chronicles が英語・韓国語(音声)・中国語(簡体字と繁体字)です。
日本語に対応する5本のうち、Deadzone Rogue 2とGodzilla Remasteredは、音声が英語のみです。デモの言語は、各デモのストアページで確認してください。
空き容量とSSDの注意|ダウンロードが遅い時は
ArcheAge Chronicles は、ストアの最低・推奨とも空き容量100GBでSSD必須と書かれています。SSDは、HDDより読み込みが速い保存先です。Frostrailも、25GBの空き容量を求めています。
容量が大きいデモは、ダウンロードに時間がかかります。遅い時の対処は、Steamのダウンロードが遅い時の対処にまとめました。
動かなかった時の対処と買い替えの考え方
デモを入れても動かない、重くて遊びにくい時は、軽い手順から順に切り分けます。
- デモ側の画質設定と解像度を下げる
- GPUのドライバーを更新する
- ほかのアプリを閉じて、空き容量を増やす
それでも難しい時は、そのデモを見送る選択もあります。LoftiaとGodzilla Remasteredは2026年11月3日、Grr Grr Gnomesは2027年1月19日と、ストアに発売時期が表記されています。
重めの作品のために買い替えを考えるなら、急がず、セールを締切順にまとめた記事で時期を見ながら検討できます。



買い替えを急ぐ必要はありません。まずは軽めのデモから試してみましょう。
まとめ:Steam Nextフェスのデモを試す前に確認したいこと
最後に、デモを入れる前の確認事項を整理します。
- ストアの「最低」を、プロセッサー・メモリ・GPU・空き容量の順に自分のPCと比べる
- デモ側のストアページの要件欄も、入れる前に見る
- 日本語に対応しない3本は、言語欄を見てから入れる
- 重い作品は、空き容量とSSDの空きを先に用意する
まずは気になる1本のデモのストアページを開き、4項目と見比べてみましょう。
更新履歴:2026年10月21日 公開(情報は10月21日時点。最新はSteamのストアページでご確認ください)
Steam Nextフェスのデモでよくある質問
- デモの要件欄が空欄の時は、どうすればよいですか?
-
製品版ページの必要スペックを目安にします。デモ側と違う場合があるため、重い時は画質設定を下げて様子を見ましょう。
- 最低要件を満たさないと、デモは動かないのですか?
-
一概には言えません。ストアの最低は下限の目安で、動作を保証も否定もしません。不安なら、軽い作品から試しましょう。
- Nextフェスが終わった後も、デモは遊べますか?
-
この記事では確認できていません。デモの扱いは作品ごとに違う可能性があるため、各作品のストアページで確認してください。









