LGモニターのMcAfee広告問題を見て、「自分のPCにも何か入ったのでは」と不安になった方もいるでしょう。今回話題になったのは、LG側のアプリが表示した広告ポップアップ(=画面に重ねて出る案内)です。
結論からいうと、MicrosoftはLGへ連絡し、LGがMcAfeeの広告ポップアップを無効化することに合意したと説明しています。ただし、LG Monitor App Installerの配布自体が終了したとは確認できません。
症状がない人まで慌てて削除する必要はありません。この記事では2026年7月26日時点の情報を基に、広告、LG側アプリ、McAfee本体を分け、自分のWindows 11 PCで確認する方法を解説します。
広告の無効化方針は示されましたが、LG側アプリの有無は自分のPCで確認できます。
- MicrosoftはLGとMcAfee広告ポップアップの無効化で合意
- McAfee本体の自動インストールはLGが否定
- 症状がなければ、まずアプリとスタートアップの状態を確認
LGモニターのMcAfee広告問題|まず知っておきたい結論

LGモニターのMcAfee広告問題とは、一部の利用環境でLG Monitor App Installerが導入され、そのアプリからMcAfeeの案内が表示されたと報じられた問題です。広告表示とMcAfee本体の導入は同じではありません。
| 分けて考えるもの | 2026年7月26日時点で確認できること |
|---|---|
| McAfeeの広告ポップアップ | Microsoftは、LGがアプリから無効化することに合意したと説明 |
| LG Monitor App Installer | Windows Update経由で導入された例が報告されている |
| McAfee本体 | LGは、利用者が選択し同意した場合だけインストールされると説明 |
MicrosoftでWindowsおよびデバイス部門を率いるPavan Davuluri氏は、LGのチームへ連絡し、当面の措置としてポップアップを無効化することで合意したと自身のX投稿で説明しました。
この説明から確認できるのは、広告ポップアップを無効化する方針までです。LG側アプリが全PCから削除された、Windows Updateでの配布が終了した、問題が完全に解消したとは書かれていません。
一方、LGはTechRadarへの声明で、McAfee本体は自動では入らず、利用者が明示的に選択して同意した場合だけインストールされると説明しています。LG側アプリについては、Microsoftの公式なWindows配布プロセスで提供されたとの立場です。

まず「広告が出たのか」「LGのアプリがあるのか」「McAfee本体があるのか」を別々に確認しましょう。
LG Monitor App Installerで何が起きていたのか


PC Watchは2026年7月24日、一部のLG製モニターをPCへ接続するとLG Monitor App Installerが自動的に導入され、McAfeeの広告が表示されたとの報告を伝えました。導入経路はWindows Updateを通じたドライバー配布とされています。
ただし、すべてのLGモニターやWindows 11 PCで同じ症状が確認されたわけではありません。報道で挙げられた2つの確認例にも違いがあります。
| 確認例 | LG側アプリ | McAfee広告 |
|---|---|---|
| 34GX900A-B | Gamers Nexusの検証で自動導入されたと報告 | PC起動後に繰り返し表示されたと報告 |
| 27GL850-B | PC Watch筆者が7月12日のWindows Update経由の導入履歴を確認 | 同アプリが原因と思われる広告には遭遇せず |
34GX900A-Bと27GL850-Bは、あくまで報道で示された確認例です。対象機種を網羅した公式一覧ではありません。2026年7月26日時点で、適用範囲を確定できる公式一覧は確認できていません。
よくある疑問:LGモニターを使っているだけで、今すぐアプリを消した方がいい?
広告が表示されず、PCの動作にも困っていないなら、先にアプリの有無と用途を確かめる方が安全です。モニター設定や更新に利用しているアプリを、名前だけで判断して削除すると、あとで必要になったときに入れ直す手間がかかります。
また、広告が一度表示されたことだけで、McAfee本体まで導入済みとは判断できません。Windows 11の「インストール済みアプリ」で、それぞれの名前を個別に探す必要があります。



機種名だけで対象と決めず、自分のPCに表示された内容とアプリ一覧を基準にしてください。
MicrosoftとLGの説明はどこまで一致している?
MicrosoftとLGの説明は、同じものを指しているようで範囲が異なります。Microsoftは広告の無効化、LGはMcAfee本体の導入条件を主に説明しています。
| 説明した側 | 説明の要点 | そこからは断定できないこと |
|---|---|---|
| Microsoft | LGがMcAfeeポップアップをアプリから無効化することに合意 | LG側アプリの配布終了、全PCでの反映完了 |
| LG | McAfee本体は利用者が選択し同意した場合のみ導入 | 広告が表示されなかったこと、LG側アプリが自動導入されなかったこと |
| LG | LG Monitor App Installerは個人データへアクセス・収集・送信しないと説明 | 第三者検証による全面的な安全保証 |
LGの声明はTechRadarの2026年7月24日付記事で紹介されています。個人データの扱いもLG側の説明であり、独立した調査結果とは書き分ける必要があります。
McAfee本体が勝手に導入されたと決めつけて、利用中のセキュリティ対策までまとめて削除しないでください。まずアプリ名と発行元、実際に表示された画面を確認しましょう。
今回、報道上の自動導入対象として扱われているのはLG Monitor App Installerです。McAfeeの広告が出たことと、McAfee本体が導入されたことを同じ出来事として扱うと、必要な対処を見誤ります。
また、LG Monitor App Installerを「マルウェア」と断定できる一次情報も、今回確認した資料にはありません。気になる点を批判する場合でも、確認できた動作と評価は分けるのが大切です。
自分のWindows 11 PCで確認する方法


確認は「アプリの有無」「自動起動の状態」「実際の広告症状」の順に進めます。いきなりアンインストールせず、現在の状態を先に把握すると、必要な機能まで消す失敗を避けやすくなります。
「スタート」から「設定」→「アプリ」→「インストール済みアプリ」を開き、LG Monitor App Installerを探します。McAfee本体の有無を知りたい場合は、LG側アプリとは別に検索してください。
「設定」→「アプリ」→「スタートアップ」を開き、LGやMcAfeeに関係する項目があるか確認します。タスク マネージャーの「スタートアップ アプリ」タブでも、自動起動の有効・無効を確認できます。
PCへサインインした後に広告が出るか、通知に表示されたアプリ名は何かを確認します。同時に、そのLGアプリをモニター設定や更新に使っていないかも確かめます。
スタートアップ(=Windowsへサインインしたとき自動的に起動する設定)の変更方法は、Microsoft公式サポートで2026年7月26日に再確認しました。
該当項目が見つかり、不要と判断できた場合は、まずスタートアップを無効にして様子を見る方法があります。ただし、広告が必ず止まるとは限りません。無効化はアプリを残したまま自動起動だけを止める操作です。
- スタートアップを無効化:アプリを残し、自動起動だけを止める。まず影響を小さく試したい場合に向く
- アンインストール:アプリ自体を削除する。用途を確認し、不要と判断できた場合に選ぶ
- 何もしない:現在の状態を維持する。広告がなく、必要な機能で使っている場合に選ぶ
アンインストール(=アプリ自体を削除する操作)を選ぶなら、「インストール済みアプリ」で対象の「その他」から「アンインストール」を選びます。Microsoftは、一部のアプリは設定画面から削除できない場合もあると案内しています。
公式の削除手順はMicrosoftのアプリ削除ガイドで確認できます。今回の記事では、レジストリ編集やグループポリシー変更は案内しません。
常駐アプリ全体を見直したい場合は、スタートアップと常駐ソフトを整理する方法も参考になります。必要性が分からないアプリは、無効化前に名前と用途を調べましょう。
新しいPCでほかの設定も確認したい方は、Windows 11の初期設定でやること10選に進むと、更新やセキュリティ設定をまとめて見直せます。



迷う場合は、削除より先にスタートアップ無効化で変化を見ると、元の状態へ戻しやすいです。
まとめ|広告とアプリ本体を分けて落ち着いて確認しよう
- 広告:LGがMcAfeeポップアップを無効化することでMicrosoftと合意
- LG側アプリ:Windows Update経由で導入された例が報告されている
- McAfee本体:LGは明示的な選択と同意がある場合のみ導入と説明
- 利用者の対応:アプリ、スタートアップ、広告症状の順に確認
LGモニターのMcAfee広告問題では、目に見えた広告と、裏側にあるLG側アプリ、McAfee本体を分けることが重要です。症状がなければ慌てて消さず、まず自分のPCの状態を確認しましょう。
2026年7月26日時点では、広告無効化への合意は示されていますが、対象機種の公式一覧やLG側アプリの配布終了までは確認できません。今後の更新はMicrosoftとLGの公式案内を優先してください。
ゲーミングPCを買った直後で、どの常駐アプリを残すか迷っている方は、ゲーミングPCを買ったら最初にやること10選もあわせて確認すると、初期設定の優先順位を整理できます。
- すべてのLGモニターがMcAfee広告問題の対象ですか?
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いいえ。2026年7月26日時点で、すべてのLGモニターが対象だと示す公式一覧は確認できません。34GX900A-Bと27GL850-Bは報道上の確認例で、後者では広告が確認されていません。
- LG Monitor App Installerはどこで確認できますか?
-
Windows 11の「スタート」→「設定」→「アプリ」→「インストール済みアプリ」で探せます。自動起動の状態は「アプリ」→「スタートアップ」またはタスク マネージャーで確認します。
- スタートアップ無効化とアンインストールの違いは?
-
スタートアップ無効化は、アプリを残したままサインイン時の自動起動を止める操作です。アンインストールはアプリ自体を削除します。用途が分からない場合は、先に無効化で様子を見る方が戻しやすいでしょう。
- 広告が出ていなくても今すぐ操作が必要ですか?
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広告がなく、PCの動作にも困っていなければ、急いで削除する必要はありません。アプリの有無と用途、スタートアップ状態を確認し、必要性を判断してから操作してください。









