ノートPCとデスクトップ、結局どっちがいい?初心者向けにメリット・デメリットを徹底比較!

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ノートパソコンとデスクトップパソコンどっちがいい?

パソコンを買おうと思ったけど、ノートパソコンとデスクトップパソコン、どちらを選べばいいのか迷っていませんか? どちらにも良いところと気をつけたいところがあって、使い方によって向き不向きが変わってきます。

この記事では、両方のタイプの特徴をわかりやすく比較して、あなたにぴったりのパソコン選びをお手伝いします。

この記事で分かること
  • ノートPC・デスクトップPCの特徴と違い
  • それぞれの良いところ・気をつけたいところ
  • どんな使い方にどちらが向いているか
  • 初めてパソコンを買う方が選ぶときのポイント
  • お得にパソコンを選ぶコツ
目次

ノートPCとデスクトップPCそれぞれの基本的な特徴

まずはノートPCとデスクトップPCの基本的な違いを見てみましょう。特徴を知ることで、自分に合ったパソコンが選びやすくなりますよ。

ノートPCの特徴・良いところ

ノートパソコンは、ノートのように持ち運びができるタイプのパソコンです。良いところはたくさんあります。

  • 持ち運びが簡単:カバンに入れて外出先に持っていけるので、カフェやお出かけ先でも使えます
  • 場所を取らない:コンパクトなので、狭いお部屋や小さな机でも設置できます
  • 停電でも使える:内蔵バッテリーがあるので、一時的な停電でも作業を続けられます
  • Wi-Fiですぐにネット:無線でインターネットに接続できるので配線の手間がありません

特にカフェや学校、出張先でパソコン作業をしたい方や、お部屋のスペースが限られている方には、ノートPCがピッタリです。

ノートPCの気をつけたいところ

一方で、ノートパソコンにも気をつけておきたい点があります。コンパクトさが魅力ですが、その分だけ以下のような制限もあります。

  • 性能がやや控えめ:同じ価格で比べると、デスクトップPCより処理能力が少し劣ります
  • 画面が小さい:一般的に12〜15インチ程度の画面サイズなので、長時間作業すると目が疲れやすいことも
  • 熱がこもりやすい:小さな本体に部品が詰まっているので熱がこもりやすく、長時間の負荷が大きい作業では性能が落ちることがあります
  • パーツ交換が難しい:故障したり古くなったりしたときに、部品を交換しにくい構造になっています

このような点から、本格的なゲームや高度な動画編集など、パソコンに負担がかかる作業をよくする方には不向きな場合があります。

デスクトップPCの特徴・良いところ

デスクトップパソコンは、机の上に置いて使うタイプで、高い性能が最大の魅力です。他にも良いところがたくさんあります。

  • パワフルな性能:重たい作業も快適にこなせる高い処理能力があります
  • 自由にカスタマイズ:パーツ(部品)を好みで選んだり後から交換したりできるので、長く使い続けられます
  • 大きな画面で快適:大画面モニターを使えるので、目が疲れにくく作業効率もアップします
  • お得な性能:同じ予算で比べると、ノートPCよりも高性能なものが手に入ります

ゲームや動画編集、イラスト作成など、パソコンに負荷がかかる作業を長時間行いたい方には、デスクトップPCがおすすめです。

デスクトップPCの気をつけたいところ

しかし、デスクトップPCにも気をつけたいポイントがいくつかあります。

  • 持ち運べない:一度設置したら動かすのが大変なので、固定した場所で使うことになります
  • 災害時に不便:停電が起きると、バッテリーがないので使えなくなります
  • 配線が多い:色々なケーブルがあって見た目がごちゃごちゃしやすく、配線の整理が必要です
  • 周辺機器が別売り:本体だけではなく、モニター(画面)やキーボード、マウスなどを別に買う必要があります

このような特徴から、自宅に十分なスペースがあり、主に決まった場所で使う方に向いています。

用途別おすすめパソコンタイプの選び方

ノートPCかデスクトップPCを選ぶポイントは、「自分がどんなことにパソコンを使いたいか」をはっきりさせることです。ここでは、初めてパソコンを買う方が特に迷いやすい使い方別に、おすすめのタイプをご紹介しますね。

持ち運びを重視したいならノートPC

よく外出先でパソコンを使いたい方、例えばカフェでの作業や学校での授業に持っていきたい人には、ノートPCが断然おすすめです。特に軽くて、バッテリーの持ちが良いモデルを選ぶと便利ですよ。

最近のノートPCは1kg前後の軽いものも多く、カバンの中でも邪魔になりません。Wi-Fi環境があれば、カフェでもファミレスでも、どこでも快適に作業ができます。バッテリーも長持ちするモデルなら、コンセントがなくても数時間は使えるものが多いですよ。

ゲームや動画編集ならデスクトップPC

パソコンゲームや動画編集を楽しみたい場合は、デスクトップPCが断然有利です。デスクトップPCなら「グラフィックボード」(GPU:映像処理を専門に行う部品)や「メモリ」(一時的にデータを保存する部品)を後から追加したり交換したりできます。

また、大きなモニターを繋げて迫力ある映像を楽しんだり、熱を効果的に逃がす仕組みがあるので、長時間ゲームをしても安定した性能を維持できます。ゲームや動画編集は、パソコンに大きな負担がかかる作業ですので、パワフルなデスクトップPCの方が快適に使えますよ。

仕事やオンライン授業にはどっち?

仕事やオンライン授業に使うなら、あなたの作業スタイルによって選び方が変わります。

デスクトップPCがおすすめな人

  • 自宅の決まった場所で集中して作業する方
  • 長時間のタイピングや画面を見る作業が多い方(大きな画面や使いやすいキーボードが選べるため)
  • 将来的にパソコンの性能を上げたいと考えている方

ノートPCがおすすめな人

  • 部屋を移動しながら作業したい方
  • 外出先や出張先でも仕事をする機会がある方
  • ビデオ通話やWeb会議をよく行う方(カメラやマイクが内蔵されているため便利)

オンライン授業や仕事では、ビデオ通話を使うことも多いでしょう。ノートPCはカメラやマイクが標準で内蔵されていることが多いので、すぐにWeb会議に参加できて便利です。デスクトップPCでは、これらを別途購入する必要があることも考慮してくださいね。

価格やコストパフォーマンスで比較するならどっち?

パソコンを買うときに大事なのは予算ですよね。ノートPCとデスクトップPCは、価格やコスパ(コストパフォーマンス=お金の価値)という面でも大きく違いがあります。ここでは初心者の方にも分かりやすく、それぞれの価格帯や費用対効果について比較してみましょう。

初期費用を抑えたいならノートPCがおすすめ

ノートPCは安いモデルから高いモデルまで種類がたくさんあります。特にインターネットを見たり、文書を作ったりする一般的な使い方なら、5万円前後でも十分な性能のモデルが見つかりますよ。

また、ノートPCはモニターやキーボードがすでにセットになっているので、これらを別に買う必要がありません。初めてパソコンを買う方にとっては、余計な出費がなく、手軽に始められる選択肢です。

「とりあえず基本的なことができればいい」という方や、「まずは手頃な価格で始めたい」という方には、ノートPCがおすすめです。

性能重視の人はデスクトップPCがコスパ良好

一方、性能を重視するならデスクトップPCの方が、同じ予算でもより高性能なパソコンを手に入れられます。特にゲームやイラスト制作、動画編集など、パソコンに負荷がかかる作業をするなら、デスクトップPCの方が断然お得です。

例えば10万円前後のノートPCを買うよりも、同じ予算でデスクトップPCなら高性能な「CPU」(パソコンの頭脳となる部品)や「GPU」(映像処理を担当する部品)を搭載したモデルを選べます。

さらにデスクトップPCは部品の交換や追加がしやすいため、最初は基本的な構成で購入して、後から必要に応じて部品をグレードアップできます。長く使うほどコストパフォーマンスが良くなるのがメリットなんですよ。

初心者によくある質問と回答(Q&Aコーナー)

パソコン初心者の方がよく感じる疑問について、質問と答えの形でご紹介します。

Q1. ノートPCの寿命はデスクトップより短いの?

A. 一般的にはその傾向があります。デスクトップPCは内部が広いので熱がこもりにくく、部品の交換もしやすいため長持ちする傾向があります。ノートPCも大切に使えば5~7年は使えますが、バッテリーの劣化や熱による影響で寿命が少し短くなりがちです。

でも心配しないでくださいね。最近のノートPCは昔より丈夫になっていますし、熱対策にノートPC用の冷却台(台座の下にファンがついたもの)を使うと、長持ちさせることができますよ。

Q2. 初心者が扱いやすいのはノートPC?

A. 初めてパソコンを使う方にとっては、ノートPCの方が扱いやすい面が多いです。セットアップが簡単で、箱から出してスイッチを入れるだけですぐに使えます。また、全てが一体型なのでケーブル類も少なく、配線で悩むことも少ないです。

でも、使いやすさは実際の用途によっても変わります。例えば、大きな画面で見やすく作業したい方や、キーボードの打ちやすさを重視する方は、デスクトップPCの方が快適に感じることもありますよ。

Q3. ノートPCは熱くなりやすいって本当?

A. はい、その通りです。ノートPCは小さなボディに多くの部品が詰まっているため、熱がこもりやすくなります。特に薄型のモデルはさらに熱がこもりやすい傾向があります。

動画編集やゲームなど、パソコンに負担がかかる作業を長時間行うと、本体が熱くなり、それによって性能が一時的に落ちることがあります。熱対策として、冷却ファン付きの台を使ったり、通気性の良い場所で使ったりすることをおすすめします。膝の上で長時間使うのも熱がこもりやすいので避けた方が良いですよ。

Q4. デスクトップPCは組み立てが難しい?

A. 完成品のデスクトップPCを購入すれば、初心者の方でも問題なく使えます。本体とモニター、キーボード、マウスをケーブルでつなぐだけです。説明書も付いていますし、最近は接続方法も簡単になっていますよ。

自分で好きな部品を選んで組み立てる「自作PC」に興味がある場合でも、最近では「BTO(ビーティーオー)パソコン」といって、お店のウェブサイトで好きな部品を選ぶと、お店が組み立ててくれるサービスも充実しています。自分で組み立てる知識がなくても、自分好みのパソコンを手に入れられるので便利ですよ。

Q5. ノートPCで動画編集は快適にできる?

A. 最近では高性能なノートPCも増えてきましたが、本格的な動画編集を行うなら、やはりデスクトップPCの方が快適です。ノートPCで動画編集をするなら、「Core i5」以上の「CPU」(パソコンの処理能力を決める頭脳部分)と「8GB」以上の「メモリ」(一時的にデータを保存する部品)を搭載したモデルを選ぶと良いでしょう。

家族の思い出ビデオを簡単に編集する程度なら一般的なノートPCでも問題ありませんが、YouTubeなどに投稿する本格的な動画を頻繁に編集するなら、高性能なデスクトップPCの方が作業効率が良く、ストレスなく編集できますよ。

パソコン初心者が選ぶときの重要ポイントまとめ

ノートPCとデスクトップPCにはそれぞれ向き不向きがありますが、迷ったときは以下のポイントを参考にすると選びやすくなりますよ。

  • 移動して使いたい方は → ノートPC
    カフェや外出先、家の中でも色々な場所で使いたい方に最適です。
  • パワフルな性能が必要な方は → デスクトップPC
    ゲームや動画編集、3Dモデリングなど負荷の大きい作業をする方におすすめです。
  • 部屋のスペースが限られている方は → ノートPC
    コンパクトで場所を取らないので、小さな部屋や学生さんにも便利です。
  • 長く使いたい・お得に使いたい方は → デスクトップPC
    部品交換ができるので、長期間使えて結果的にコスパが良くなります。
  • 初めてのパソコンなら → まずはノートPCから始めて、慣れてきたらデスクトップも検討するという選択肢も良いでしょう。

どちらを選ぶにしても、自分が「どんなことにパソコンを使いたいか」をはっきりさせることが大切です。「この作業をするにはどのくらいの性能が必要か」を考えると、選びやすくなりますよ。

この記事のまとめ

この記事では、ノートPCとデスクトップPCの特徴やメリット・デメリットを初心者向けに解説しました。どちらを選ぶべきかは、あなたの使い方や優先したいポイント(持ち運びやすさか性能か)によって変わります。

パソコン選びで失敗しないためには、自分の用途をしっかり考えて、それに合ったタイプを選ぶことが大切です。以下に重要なポイントをまとめます。

この記事のおさらい
  • ノートPC:持ち運び便利、初心者向き。性能・拡張性は劣る。
  • デスクトップPC:高性能で拡張性が高い。固定場所での使用に限定。
  • 使い方と予算に合ったタイプ選びが重要。
  • 予算制限時はコスパと将来の拡張性を考慮。
  • 使用場所と用途を具体的にイメージして選ぶと失敗しない。

どんなパソコンを選ぶにしても、あなたの生活をより便利で楽しいものにしてくれるはずです。この記事があなたのパソコン選びの参考になれば嬉しいです!

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この記事を書いた人

PCコンパス編集部です!

パソコン業界歴20年超のベテランがパソコン初心者~中級者向けにお役立ち情報を発信していきます!

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