パソコンを買おうと思っているけど、「どんなものを選べばいいの?」「難しい用語がよく分からない…」と感じていませんか?大丈夫です!
この記事ではパソコン初心者のあなたでも理解できるように、基本知識と選び方をやさしく解説していきますね。
- パソコンの中身って何でできているの?
- よく聞くパソコン用語の意味
- デスクトップとノートパソコン、どっちがいいの?
- WindowsとMacの違いって?
- あなたの使い方に合ったパソコンの選び方
- 初心者さんにおすすめのパソコン
パソコンの中身はどうなっているの?
パソコンは、いくつかの大切なパーツの組み合わせでできています。それぞれのパーツがどんな役割をしているのか知っておくと、お店でパソコンを選ぶときに迷わなくなりますよ。
CPU(シーピーユー)って何?
CPUは、パソコンの「頭脳」です。私たちの脳みそのように、計算したり判断したりする役割を担っています。CPUの性能が高いほど、パソコンの動作が速くなります。
CPUの種類 | どんな人におすすめ? |
---|---|
Intel Core i3 / AMD Ryzen 3 | インターネット閲覧や文書作成がメインの人 |
Intel Core i5 / AMD Ryzen 5 | 写真編集や軽いゲームもしたい人 |
Intel Core i7・i9 / AMD Ryzen 7・9 | 動画編集や最新ゲームを楽しみたい人 |
初心者さんへのアドバイス
- メールやネット、書類作成が中心なら → Core i3 / Ryzen 3 で十分です
- YouTubeの動画編集やゲームもしたいなら → Core i5 / Ryzen 5 以上がおすすめ
メモリ(RAM)の役割は?
メモリは、パソコンの「作業台」のようなものです。料理をするとき、作業スペースが広いほどいろんな材料を並べて効率よく調理できますよね。それと同じで、メモリが多いほど複数のソフトを同時に快適に動かせます。
メモリ容量 | できること |
---|---|
4GB | 最低限の動作(ネット閲覧・メール・文書作成) |
8GB | 一般的な用途に十分(複数のブラウザタブ、Office利用など) |
16GB | ゲーム・写真/動画編集も快適に動く |
32GB以上 | プロ級の動画編集・3D制作などの高度な作業向け |
初心者さんへのアドバイス
- 予算に余裕があれば、8GB以上のメモリを選ぶと安心です。
- 「将来もっといろんなことをしたい」と思うなら、16GBあると用途の幅がグッと広がります!
ストレージ(HDD・SSD)って何が違うの?
ストレージは、パソコンの「本棚」や「引き出し」のような役割をします。写真や動画、文書などのデータを保存しておく場所です。HDD(ハードディスク)とSSD(エスエスディー)という2種類があります。
ストレージの種類 | 特徴 |
---|---|
HDD | お財布に優しい(安い)・大容量だけど動作が遅い |
SSD | 起動が速い・動作がサクサク・衝撃に強いけど少し高い |
最近のパソコンはSSDが主流になっています。HDDと比べると格段に起動が速く、操作がサクサクと快適なので、初心者さんには特におすすめです。容量は「512GB以上」あると安心ですよ。
これだけは知っておきたいパソコン用語
パソコンを選んだり使ったりするときに、最低限知っておくと便利な言葉をご紹介します。
1. OS(オーエス)って何?
OSは「オペレーティングシステム」の略で、パソコンを動かすための基本ソフトウェアです。車でいえば「エンジン」のような役割をします。主に3種類あります:
- Windows(ウィンドウズ):マイクロソフト社のOS。世界中で最も多く使われていて、初心者でも使いやすい設計です。ソフト(アプリ)の種類も豊富です。
- macOS(マックオーエス):Apple社のOS。デザインがおしゃれで使いやすいと評判です。iPhoneやiPadとの連携も簡単。
- Linux(リナックス):無料で使えるOSですが、設定などが少し難しいので、プログラミングなどをする人向けです。
初心者さんへのアドバイス
- 初めてのパソコンなら、ソフトの種類が豊富で使い方を調べやすいWindowsがおすすめです
- すでにiPhoneやiPadを使っていて、それらと連携したいならmacOSも選択肢に入れてみましょう
2. ブラウザって何?
ブラウザは、インターネットのウェブサイトを見るためのソフトです。GoogleやYahoo!で検索したり、YouTubeで動画を見たりするときに使います。Google Chrome、Microsoft Edge、Firefoxなどが有名です。好みで選んで大丈夫です。
3. ドライバって何?
ドライバは、プリンターやマウスなどの周辺機器をパソコンで正しく使うためのソフトウェアです。通常は周辺機器を接続すると自動的にインストールされますが、たまに手動でインストールする必要があることも。最新のドライバを入れておくと快適に使えます。
4. Wi-Fi(ワイファイ)って何?
Wi-Fiは、ケーブルを使わずにインターネットに接続する方法です。自宅ではWi-Fiルーターを設置すると、家中どこからでもインターネットが使えるようになります。スマホと同じ要領でWi-Fiに接続できます。
5. バックアップって何?
バックアップとは、大切なデータを別の場所にコピーして保存しておくことです。パソコンが壊れたり、誤って削除してしまったりしても、バックアップがあれば安心です。外付けハードディスクやクラウドサービス(GoogleドライブやOneDriveなど)を使うと便利です。
デスクトップとノートパソコン、どっちがいいの?
パソコンには主に「デスクトップ」と「ノート(ラップトップ)」の2種類があります。あなたの生活スタイルに合わせて選びましょう。
項目 | デスクトップ | ノートパソコン |
---|---|---|
価格 | 同じ性能なら安め | やや高め |
性能 | 高性能なものが多い | 持ち運びとのバランスで性能は控えめ |
画面サイズ | 大きい画面が選べる | 小さめだが持ち運びやすい |
カスタマイズ | パーツの交換や増設が可能 | ほとんど交換・増設できない |
置き場所 | 専用の場所が必要 | どこでも使える |
初心者さんへのアドバイス
- こんな人にはデスクトップがおすすめ
- 自宅の決まった場所でだけ使う人
- 大きな画面で見やすく作業したい人
- ゲームやクリエイティブな作業をする人
- 将来、パーツを交換してパワーアップさせたい人
- こんな人にはノートパソコンがおすすめ
- リビングやダイニングなど、家の中で場所を変えて使いたい人
- カフェや外出先でも使いたい人
- 大学や仕事に持っていきたい人
- 部屋が狭くて、専用の作業スペースが取れない人
初心者さんのパソコン選びのポイント
使い方に合わせて、どんなパソコンを選べばいいのか、具体的にご紹介します。
インターネットと文書作成がメイン
- CPU:Core i3 / Ryzen 3
- メモリ:8GB
- ストレージ:SSD 256GB
- 予算目安:5〜8万円
写真編集や軽いゲームもしたい
- CPU:Core i5 / Ryzen 5
- メモリ:8〜16GB
- ストレージ:SSD 512GB
- 予算目安:8〜12万円
動画編集や本格的なゲームを楽しみたい
- CPU:Core i7 / Ryzen 7
- メモリ:16GB以上
- ストレージ:SSD 1TB
- グラフィックス:専用GPU搭載モデル
- 予算目安:12〜20万円
パソコンを買うときの注意点
- 保証期間をチェック:最低1年、できれば長いほうが安心です
- サポート体制を確認:困ったときに相談できる窓口があると安心です
- 実物を触ってみる:キーボードの打ち心地や画面の見やすさは実際に確かめると良いです
- ウイルス対策ソフトを用意:パソコンを守るために必須です
- 必要な端子(USB・HDMIなど)があるか確認:プリンターや外部モニターを接続するために必要です
まとめ:あなたにぴったりのパソコンを見つけよう
パソコン選びは最初は難しく感じるかもしれませんが、基本さえ押さえれば大丈夫です。この記事で紹介したポイントを参考に、あなたの生活スタイルに合ったパソコンを見つけてくださいね。
- パソコンの3大重要パーツは「CPU」「メモリ」「ストレージ」
- デスクトップは性能重視、ノートは持ち運び重視
- 初心者さんならWindowsがおすすめ(iPhoneユーザーはMacも検討)
- 使い方に合わせて適切なスペックを選ぶ
- 保証やサポート体制も大切なチェックポイント
パソコンは一度買えば数年は使えるものです。少し余裕のあるスペックを選んでおけば、長く快適に使えますよ。困ったときはこの記事を見返してみてくださいね。素敵なパソコンライフを始めましょう!